この夏八丈島の友人から「八丈スイカ」が送られてきた
おいしくていかにもスイカの味
幼少のころのスイカを思い出して、嬉々としてかじりついた
兄がよくしていたように、種を口に含んでは「ぺっぺっ」と吹き飛ばして食べた
これは女の子はお行儀が悪いことだからと、禁止されていたので思い切り飛ばして喜んだ
父母よりも姉や女中さんたちが口うるさかったことを思い出しながら「うふふふ」
スカイガーデンを持っていた時は、枇杷も「ぺっ」で作ったし、在来種の尊さは身に染みる
何事も種が基本だもの
古代朝顔の種が人々の手に渡って、その庭でつつましく咲いている姿の写真を送ってくれる
今から20数年前つてづ手の仲間の一人が、ご本人の入院前に一鉢持ってきてくれた
その方は色白のたおやかな美人で、毎回のつれづれを楽しみに出席してくれていた
がんを宣告され自分の弱った姿を見せたくないので、この花見ていてね。ということで私は病院に足を運ばなかった
そしてかの人はこの世を卒業し、古代朝顔は毎年楚々とした姿で現れてくれる
その種の強さは格別
一粒の種に20個以上の花が咲き80個の種ができるこれも在来種の強さ
日本独自のおモノを私たちはもっと大事にしなければとつくづく思う
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