友人の嶋田恵子さんが「比佐子塾」を開催するという
大東亜戦争の終了が9歳だったこと。しかも4人兄弟の末っ子で、姉や兄たちのいきなり国の方針が変わったことの心のつまずきを見てきたこと、
両親の子育ての変化、学校教育の激変、自分の生き方をどうするかということ、そういう複雑な世界を子供の目で見たことが今役立っている。というよりこれからの急変の時代に参考になる生き方として、提案できるのではないかという思いのようだ
「比佐子さんの過ごした時代と、そこに生きた人たちの生活の知恵が、今これからきっと役立つ。しかも私たちは日本の歴史をきちんと教わっていない、日本の言葉や漢字も怪しい、しかも生活に必要な人間としての作法も身についていない」
「私が模範ではないけれど、先輩たちの行ってきたことなら話せるかも」
「いつも着物の話をしているけど、よくよく聞くと、着物から見えてくる社会のことを比佐子さんは話している。だから着物を切り離してみて別の視点から日本を語ってほしい」
「そうねえ、若いときにお目にかかった方々の文言や、遺跡調査に行ったこと、殺人犯から皇族のインタビュうー 神官や僧侶の話、はたまた全国をくまなく歩いたことで見たものなど、記憶にあるうちにお話して日本を知るきっかけになればいいかも」
「そうよ比佐子さんならではの取材ノートを広げて頂戴」
チャ子ちゃん先生の中で、何か決めつけがあり「きものを通して語る」ということにこだわっていたけど、40年の付き合いがある嶋田恵子さんは、私が勝手に作ったくくりを外した「私を」見ていてくれたのだと感謝
87歳という年齢だからこそ語れることなのだろう
顔が童顔で、人見知り(誰も信じないが)のため自分を表に出すことが苦手、そのため年より若く見られていて、ちょっと口をはさむと「生意気」といわれていた。その恐怖がトラウマになって、「表に出るとたたかれる」とずっと思っていた
「いいかげんにしてよ、いい年なんだから比佐子さんはーー」
「はいまったくね、やります」
10月7日が第一回、きょうの「チャコちゅぶ」で予告をお話いたします 20時です
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