チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

新聞記者

2020年03月07日 12時45分56秒 | 日記
日本アカデミー賞協会の、最優秀作品賞、最優秀男優賞、最優秀女優賞を映画「新聞記者」が三部門受賞
今この時期にこの映画に注目が集まったことは何?

勿論いい映画だった、東京新聞の記者望月衣朔子の原作(角川新書)が出たとき(2017年)に読んだが、現役の社会部記者がここまで書くの?という驚きと、辞めさせられるのではないかという危惧を持っていたところ、その原作を原案とした映画「新聞記者」が出来たということでさらに驚き観にいった

韓国女優のシム・ウンギョンの静かな中に不屈の精神を強く持った演技、松坂桃季のすがすがしい無垢な純粋さを見せた演技、画像が暗かったが迫力のある映画だった

それがアカデミーの優秀作品賞を取るって?
いま?なぜ?

こんなことをつい感じてしまうのも、最近の新聞記者の体たらく、ほんとうのことはどこ?なに?という疑問しかわいてこない記事や映像、そういう中でーーー何が目的?で注目を浴びさせたいのこの映画に?なんて思ってしまう、ジャーナリストはいつもこのように真実に迫っているのですよとアッピールしたいのかなあーーなんて

社会部というのはかっこいい人がそろっていた
常に真実を突き止めたい、本当のことを知りたい、それを読者に知らせたい。日本をもっと強くしたい。だから目がらんらんと輝いていた。そしてよく勉強もしていた。なぜそうなの?
なぜそんな結果になるの?
何が原因?
ではどうすればいいの?

真実を知るための行き過ぎの取材もあったであろうが、みんな一緒の記事書くなんて死んでもいやという感覚が強かったと思う

逆にこの映画で現在のジャーナリストたちに「喝」を入れているのだろうか?

イベントのキャンセルやら、行きたいところに行けないこのゆっくりとした時間ついつい考え込んでしまう、暇ですなあ

日本を元通りにしようという人も増えてきた。日本の元というのはいつのことだろうか?チャ子ちゃん先生は明治維新からずるずると壊れてきていたと思う。あの時代から未来を読める人本当の愛を持っている人は中央政府から遠ざけられてきたものね、例えば西郷南洲。

この新聞記者も国に愛をもっている人たちが国を正そうとしたわけだけど、その主演女優が韓国の女優さん。日本を愛してくださっているのかなあ、これも時代?

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