チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

呉服屋さんのあり方

2015年05月29日 10時39分53秒 | 日記
ここ一週間色んな呉服屋さんにお目にかかった
そしてそれぞれ色んなタイプの呉服屋さんがあることを知る
何年か前までは呉服屋さんとのお付き合いも頻繁だったが
ここのところほとんどない

その中で「本物」だけをお客様に着て貰う、買って貰う
普段着としての木綿や麻などを洋服と変わらない値段で売る当然着方も自由
リサイクルを中心に着て貰う
昔ながら産地ツアーを組んでそこで販売
ネットを中心に
などなど店の形もかなり変わってきている

業界そのもの傾向は「普段着指向」つまりカジュアル
其のカジュアル指向がだい人気でもある

普段に着物を着る習慣が無い今の日本の暮らし
普段着を着ることがきものを着る人口を増やすことになると
信じている人も多い

さてチャコちゃん先生
着物は自然の流れの中で着るのが一番
着たいときに着る
自分の格を高めたいときに着る
着物は明らかに洋服と違う
其の違いをきちんと解って着る

気分が落ち込んだときあえて留め袖を着て高級ホテルに赴くことがある
誰からも大事にされそこに「誇り」をもてる自分を発見して
重い気分が一挙に吹き飛ぶ

気持ちが騒いでいるとき
あえて喪服を着てみたりもする
自分が「衣」で豹変する楽しさを伝えられたら良いと思う
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