いよいよ本格的なバレエを続けるのはむつかしくなり
足は上がらない
ジャンプはできない
振りが覚えられない
スピードについていけない
トーシューズがこわい
と
山川バレエの山川恵子先生が
「シニア向けにストレッチバレエを考えてみたの、新しく教室を始めるので、そちらに引っ越して来たら?バレエをやめることはないわよ」
とおっしゃってくださって、4月から毎週金曜日90分、目黒教室でストレッチバレエを続けている
これがなかなかいい
友人を誘い今は5人が和気あいあい
みんなバレエは全く初めての人ばかりで、山川先生がこのポーズはここの筋肉を伸ばしている、この形は足の裏を伸ばしている、と一つ一つ丁寧に何故このポーズなのかその時の体の動きがどういう風になっていくのかなど詳しく説明をしながら、一つ一つバレエの基本の動きを教えてくれる
教わった動きを音楽に乗せて体を動かしていく
「ああそうだったの、そういう意味だったの」
と今更ながらありがたい指導
「バレリーナになるわけではないけど、体の動かし方の基本を覚えると、日常の動きがきれいになるし、転んだり、捻挫をしたりすることもなくなるのね、背筋が伸び横隔膜が広がり丹田に力が入れば健康にもなるし」
バレリーナとして谷桃子バレエ団でご活躍なさった山川恵子生だからこその指導、舞台に立てば体を酷使する、しかしストレッチと考えれば、バレエの楽しさも味わいながら、体を美しくできる
生まれて初めてバレエシューズをはいた!と大喜びの友人も、どんどん姿勢がよくなっていく
また別の友人も体調がよくなって快眠快食快便と喜ぶ
若い人たちについていこうと頑張ってそれが出来ないことで「老い」を恥じていたけど、ストレッチバレエのおかげでゆっくり楽しめ体も心も解放されてうれしい一日
山川恵子先生は本当のプロなのだ、人に教えるということはこういうことなのだと、プロだからこそ基本をやさしく教えられるということも学んでいる
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