着物が窮屈って誰が言い始めたのだろう
50年ほど着物と携わっているけどただの一度も着物を着ていて苦しいとか窮屈、動きが制限されると感じたことはない
誰かに着方を教わったという覚えがまったくなく母や姉たちが着ていた姿を見て覚えたのか、気がついたら自分できていた
着物を着ない理由として
・苦しいから
・手入れが大変だから
・汚れたら怖い
・高いから
・着ていく場所がないから
・着方がわからないから
と理由を上げる人が多い
紐を荷造りのように締めるから痛い苦しい、コーリンベルトというのがある「高林さん」という男性が考案した
「襟元の崩れをこれで止めることができるよ」とおっしゃった
「襟は崩れるように着ているからこそ姿勢を正したり、笑顔で人と接したりするんですよ、襟元が決まってしまうと表情が固くなりますね」
「腰回りが緩まないようにゴムの紐と伊達締めを考えた、これで裾合わせがきりりとしまる」
「絹は摩擦に一番弱いんですけどね、布が痛みませんか?絹の腰紐が一番いいと思いますが」
「汚れても大丈夫なように、ガード加工するといいです」
「汚れ内容に注意しながら着るので着姿に優しさや主やりが出ると思うのですよ」
こんなやり取りをしたが、今やチャコちゃん先生のような意見は超少数
そうしたらなんと上のような着ない理由がいっぱいできた
誰でもが着られるように便利な道具を考えようと思ったことが逆に不便になっていて、着物から遠ざかる。自分流に気持ちよく着ることが着物本来の良さを感じるところだけど、色々考えすぎ、しかも着物を着ない男が考えるから余計着物が遠くにいく。
ぼつぼつ本来の着方に戻りませんかね
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