チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 345

2020年06月27日 12時59分45秒 | 日記

蚕からコロナウイルのワクチン誕生!

九州大学の日下部宏教授の発表

ビルゲイツが作っているわけのわからない高いワクチンよりこちらの方が明快で安心

しかし政府は国民全員にビルゲイツのワクチンを進める法律まで作るという

ドイツはお断りしたのよね

ビルゲイツのワクチンが出来る前に九大が研究発表してくれてうれしい

 

それにしても「蚕」はどこまでも人間に愛を注いでいる

ただ黙ってなすが儘

先日は放射能を当てた蚕の生育発表会に行ってきた、蚕がアゲハの蝶の青虫みたいに大きくなっていた。怪獣

これって何のために?つまり放射能も使い方で人の命を守るということ

科学者というのはーーーーやめようね、一生懸命なのだから

 

蚕を見ていて

「あなたは何の目的があってこの世に姿を現したのですか?」

とじっくり聞いたkとがある。その時は人の衣服の材料になるためと返事があったが

古事記の昔から繊維の王者として君臨している

せめて思いを伝えたいと「着物解体新書」を書いた

今日は最後の校正、カラーのページは一切なし、イラストと白黒写真、地味な本になるね

しかし「蚕」「桑」「蛹」「絹」の解体が第一章

でも着物の本など出版したこともない出版社から、着物の本が出るということにチャ子ちゃん先生は意義を感じている

 

着物のことがわからないけどチャ子ちゃん先生の原稿をチェックしながら「日本ってすごい国ですね」という言葉が出ることがうれしいのだ

そう日本はすごい、尊い国だ

またもや蚕のおかげで人の命が助かる

古来蚕を大切にし蚕の命を尊んだ先人たちの想いがこういう形で結集するのだろう

 

蚕ワクチン秋までに商品化できるらしい、どこの製薬会社と組むのかは決まっていないようだが「リーズナブルの値段にしたい」と教授は話している

 

これを機会に養蚕が盛んになっていくのだろうな

チャ子ちゃん先生の想いと少し違うがそれでも養蚕技術が伝承されることを喜ぶべきかもしれない

 

 


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