公園を散歩していてなるほどと思った
新緑の頃はほぼ一斉に芽吹きが始まり清らかな緑葉に心躍る
今この時期紅葉もせず枯れていくもの、まだ青々と葉をつけている樹木、美しいオレンジいろを輝かせている葉、様々な姿に今更ながらびっくりして眺めているチャコちゃん先生
自分自身の心の有り様と自然を見る目というのがこうも違うのかと驚いている
「あらきれいね」
「あら秋なのね」
とやり過ごしていたり、全く自然の変化など気が付かなかったり、気がついてもそれを見ようとしなかったり
目を配る、目で見るということを大切にと初期の家庭画報の編集長であった本多光夫さんに言われたことがある
「メモをとるなきちんと目と耳を使え」
今朝はその時の言葉と彼の表情が蘇ってきて
「やっと目を使っています」と青空に向かって話しかけた
そうやっと目を使っている目で見ることをやっとしている
人に差し出す言葉の重要性も今朝知った
必要な言葉は何処かにきちんと入っているものだ
あらためて公園を歩く
様々な色に覆われる今の自然界こそが「いろいろあっていい」
それが人間世界にも通じることだと気づく
私が正しいという思いを捨てた自然のすがたから学ぶことが多い
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