チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

亡き人を偲ぶ

2019年02月17日 19時38分25秒 | 日記
若くしてこの世を去った方の49日
その方の姪ごさんのご招待でクルージング
海を眺めながら様々な思い出を語り合う

絶対に死ななくても良かった!
私たちがどこかでもっと強くいたら向こう岸になんて行かなかったはず
「それより彼の死によって何を学んだか、そうしてこれからどう生きて行くのか」
そういう建設的なことを話し合いましょうよと言うことになった

三十代の姪は
「自分を大事に生きる、人の機嫌は取らない、本当に楽しいと思えることをして感謝を持って生きていきたい」
そういう事をこの49日の間に考えていたという
なんと素晴らしい!

あの時この時ーーーという若干の悔悟があったとしても、叔父さんの死を自分の成長の糧とできることは人として素晴らしい!

この家族との付き合いは30年にも及ぶ
この姪の父親が亡くなった時も壮絶な介護を子供たちはしていた
私はただ見守るだけだった
何も手出しはできなかったけどこの兄妹は「僕たち家族はずっとお世話になった」と丁重に付き合ってくれる
たくましく成長した子供達の応援をするということしかできないが、人生の先輩として何かを渡すことができればいい

若い人たちに的確な道を教えられるかといえば自信はない
しかし私自身の失敗や悩み苦しんだことなどを話すことでそこから学んでくれるだろうと思う

それよりも柔軟に考える若さに学ぶことが多いと感じる
美しくそしてしなやかに伸びていく姿は眩しい

父親と叔父の死を美しく涼やかに乗り切っていくだろうきっと

兄弟から私へのメッセージがそれだったのかもしれない
「大丈夫よ」
と呟いて空を見上げたら綺麗な中天の月が煌々と輝いていた
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味噌作り

2019年02月16日 21時01分59秒 | 日記
生まれて初めての味噌作り
麹の良さと大豆の良さが味噌の味を決める
師匠は心臓病を患い食に注意をして今迄の人生で最も健康で理想的な体型になった男
確かに知り合って20年近くになるが自他共に「好い男」

大豆も無農薬無肥料の畑のもので昨日から下拵え
麹は日本で最も美味しいとされているところからの入手
全ての下拵えが整ったところでチャコちゃん先生の軍団が麹を混ぜたり大豆を足で潰し今度は大豆と麹をひたすら混ぜて程よい加減になったところで器に入れて寝かせる
最短3ヶ月だが発酵には半年が理想いやもっと置いておくと更に良いというか待ちきれないので一応三ヶ月

優しい師匠は一年ものの味噌をお土産に分けてくれた
早速帰って味噌汁にして飲む
なんと美味しい

この師匠は
自分が食と骨を鍛えたことで健康になったのでこれからの人生は健康他人を増やす活動に集中するという
この味噌作りもその一環。

骨の矯正の整体にも力を入れている
その理論を聴くとチャコちゃん先生の着物の着方を彷彿させる

「整体で体を作ったら仕上げは着物で」
湯文字胸当ての尊さをもっと自信を持って世に広め、健康で美しい着物姿を誕生させなければと強く思った

今日もいい一日
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着物が繋ぐもの 95

2019年02月15日 14時04分04秒 | 日記
毎日12時間は着物を着ていたので「苦しくならない着付け」というものに気が行く
苦しいところを我慢してもきちんと着たいという写真のようなスキのない着方をしたい若い心がある
チャコちゃん先生の場合苦しいところは
1が足袋
2が帯板
3が帯枕
この三点セット

前にも書いたが着付け方は自己流、見よう見まねで覚えて着ている
そして撮影現場で名人の着付け師が女優さんたちに着付けている技の利かせどころを盗んで自分流にアレンジする
撮影立ち会いをするたびに自分の着付けが上達する

翻って母の着物姿は参考にならない
つまり年齢を重ね着物が肌についているがそれは若い私には向かない
襟元はざっくり 帯板も帯枕もしない着付けだ
流石に外出着はシャキッと着ていたが普段見る着物姿はゆるい
襟元から体がそっくり抜け出ていくような着方をしている

しかし私は着物を着るのならきちんと粹に着たいと思っているので
年配の方が見ると「息が苦しくなりそう」という着方だったと思う
でも毎日そういうスキのない着方をしていると肩はこる首の根っこは痛くなる、背中が張る
弱音を吐くと「じゃあ毎日着なければいいでしょう?」と簡単に言われるので
絶対に苦しいなど死んでも言えない
(なんでそんなに突っ張っていたのか笑える)

いろいろ検証した末苦しいのは前記の三点

腰紐は自分の手加減でその日の体調に合わせて強弱ができる
足袋は朝ちょうどよくても夕方になると足が膨張して窮屈になりこはぜを外したくなる
歩いているときに痛くなるともう大外股で歩いてしまうので自分の理想の着物姿と程遠い様子となる
それで足袋は誂にすることになり5軒目にやっといまのめうがやさんに。その間20年かかっている
しかも裏に絹布を貼ってもらっているのでかかとつるつる布が伸びるので足の痛さは解消

帯枕は齒が弱く頻繁に歯医者に行くので帯枕がいたいと治療が更に億劫になる
それで帯枕の芯を赤松の粉末を入れ絹で包んでみた柔らかく心地よい これも落ち着くのに20年の月日
帯板だ固くていたいので胴の両脇が硬直し背中が痛くなる
撮影のときに使う画用紙の厚手の紙も悪くはないが美的ではない
せっかく美しい着物を着ているのにぽろりとわら半紙のようなブサイクの紙がでてきたら色気がない
そこで「帯板締め」というのを考案
帯板と帯締めを一緒にしたもので得厚という衿芯を絹の布でくるんだ

この帯板締めは帯のズレを防いでくれるし更に着物の襟合わせの崩れもなくなる
実に使い勝手が良い

格好良く美しくしかも楽で苦しくない
そこに至るまで月日を数えたが今は楽しくこんなに楽な衣裳はないとすら思う毎日

#着物 #中谷比佐子 #足袋 #めうがや #帯板締め #腰紐 #帯枕 #衣裳 #撮影
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着物が繋ぐもの 94

2019年02月14日 11時34分57秒 | 日記
着物ブックのことを更に伝えようと思う
「悉皆屋」「洗張屋」「京染め屋」とか言う間口一軒ぐらいのお店が各町内に一軒はあった
それは昭和50年代まで
もちろん地域によっては今も残っているお店がある

呉服屋とは違い
お手入れと染かえが専門お店によっては仕立てもしてくれる
着物ブックはそういうお店の店頭に置かれていた

つまり
派手になった着物をを染め替えしたいというお客さん
白生地(その頃は出産祝いとか、婚約祝、などめでたいときに白生地に紅白の糸を付けて贈る習わしがあった)を頂いたので着物化羽織に染めたいというお客さん
そういうお客さんが店においてある着物ブックを見て
「あらこれがいいわ」
と決めていく

この店は着物を解いたり洗濯したりシミ落としをしたりと着物のお医者さんみたいな役割だあった
チャコちゃん先生が住んだ大久保にもあったし引っ越してきた淀橋にもあった
お世話になったのは「古渡屋」という悉皆屋

きものの解き方は襟から解くと簡単
とっさのシミはとにかく水で叩くといい
家に帰ったら真綿で表面を拭いておくと汚れが取れる
着物についたタバコの臭いはまず風を通し蒸氣アイロンをかけるといい
「焼き肉の匂いはどうやったらいいの?」
「お召し物のときは焼き肉はいただかないように」笑いながら注意をされた
「ハイソウシます」

ここのご主人はもちろん江戸っ子淀橋の店はどうも江戸時代から続いていたらしい
店の主は足が不自由だが奥方(女将さんという雰囲気ではない)がまた垢抜けて美しい当時お二人とも60は過ぎていたが主も美男だしーー
淀橋といえばご近所が十二社の花街
芸者さんたちの着物の手入れをする傍ら相談にも乗っていただろうきっとそこで相思相愛になり
お座敷をやめた姐さんは悉皆屋の奥方になったのだろうか

などなど
店先に座わりこんで細かい着物の手入れなど教えていただいている時
ただ静かに座って、主と私の話のやり取りをほほ笑みを浮かべ客の着物を解きながら聞いている奥方の仕草を観察、想像力をたくましくする若いヒサコサン

お茶もお花も踊りも習得したであろう指先の動きの美しさ
お盆にお茶とお菓子をてはのせて差し出す肘の動きがまた優しく優雅
にこっとわらって「どうぞ」という時腰から顔が動いて目を覗く(ゾクッとするよ)
もちろん着物姿だ

ある時着物ブックの企画編集者の名前に中谷比佐子とあったといって二人が大喜び
そのひはお薄を頂いた
それがまた美味しくつい「奥さんは昔芸者さんだったのですか?」
黙ってうなずき二人して顔を見合わせ微笑んでいた

バブル経済の頃地上げ屋にあっても店を守っていたけど
ある時から着物を着る客が少なくなり跡取りは出来たが店を畳んでしまった

#着物 #悉皆屋 #中谷比佐子

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着物が繋ぐもの 93

2019年02月13日 10時34分14秒 | 日記
着付け師について伝えようと思う
前にも書いたけど雑誌撮影などは着付け師などいなくて編集者が女優さんやモデルさんに着付けていた時代がある
中には御自分で着てしまう女優さんもいた

しかし染のスタイルブックが全盛になると紙面に映る着物は売り物だしきもの注文のモデルということで
シワひとつない着付けが企業から要望された

雑誌の場合は日常の着物の動きを見せるわけだから
体が自由に動くほうがいい
着物の写真が二極化されたのだ

さて
シワひとつない着付けができるのは婚礼衣装の着付けをする美粧師さんたち
その中でもひときわ名人級の方がいた三宅さんという方で「紀伊国屋」に所属していた
この会社は婚礼着付けの専門会社でスタジをも持っていて多くの着付け師を抱えていた
その頃は「美装師」という名前で呼ばれていた 50年も前のこと

三宅さんは当然のこと引っ張りだこしかし運がいいのかチャコちゃん先生いつも一発でオーケー
三宅さんはいつも着物を着て着付けをしていらした
タスキをかけるわけではなく割烹着を着るわけではなく普通に着物を着たまま着付けをする しかも手早い
着物ブックは5時間位で20人には着せるのだから
そして着せるだけではなくカメラマンの横に立ってシワの直しもしなければいけない

まさしくプロの技で多くの着付け師は「着せるところ見ないで」という方が多い中三宅さんはオープン
チャコちゃん先生は企画者の立場なので大ぴらに誰の着付けの場にも顔を出す
三宅さんが他の人と違うのは呼吸だ。一呼吸で紐の位置帯の格好が決まっていく
美しいお茶のお手前を見ているように手の運びが綺麗であった

その頃もう60歳は過ぎていたと思う
ニコニコ笑顔の中であっという間に着せていくので着終わった女優さんたちもゆったりと優雅
他の方は胸元にちょっきのようなプロテクターを着せてみたり、紐の数が多い
胴まわりにタオルを巻いたりしていたが、三宅さんは一切補正なし
ふわーっと美しく着せてシワが出ない まさしく名人だ、超プロの着付けだ

脱脂綿と櫛を持ってカメラの横に立ちカメラマンの指示に忠実に脱脂綿を入れてシワを取り櫛を使ってシワを脇に寄せるというこちらも名人芸のシワ直しをしてらした

後に「シワ取りはナカタニさんにおまかせね」と言われるまで三宅さんの最高レベルの技術を盗んでいた私、

着物を着ても体が自由に動くので女優さんのポーズが優しいし美しい
当然表情も生き生きとしているので着ている着物も映える
プロの技の凄さは芸術だと思った 
最上級の方に出会うと自分が謙虚になるありがたい。三宅さんに感謝
着物は奥が深い

#着物 #チャコちゃん先生 #補正 #着付け
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着物を繫ぐもの 91

2019年02月12日 18時05分04秒 | 日記
着物を着ているのが当たり前の生活になった時
またも躓く

その頃美容家の大関早苗さんと一緒に仕事をしていて
「チャコさん私は着物はスキではないわ」
「エッどうしてですか?」
「着物を素敵に着ることができないのよ、こんな難しいものあなたよく着てるわねそれだけで尊敬する」
「それって褒めてくださってるんですか?」
「いえ、私には出来ないことをしているチャコさんを尊敬するっと言ってるのよ」
「よく理解できない、先生は着物否定者ですか?」
「そうではないのチャコさんがもっと年齢を重ねていたら私の言わんとすることわかってくれると思う」

なんかとてつもない難しいことを言われた気がして色んな角度から着物のことを考える日々が続いた

着物を着始めたときは着方は大丈夫だろうか、この組み合わせは間違っていないだろうかってビクビクしていたように思う
着物を着て玄関を一歩踏み出すのにとても勇気がいった
着方を教わった記憶はなく見よう見真似で着ながら日々改良をしていた

今日は足袋の親指が痛かった
草履の前つぼが指に食い込んで歩きにくかった
半襟の付け方が雑だったらしくシワが寄っていた
着方の手癖だろうか右側の半襟ばかりが多く出て左右均等に半襟が出なかった
詩たまえの裾が長すぎて裾を踏んづけた
裾広がりの着付けになって下半身が太って見えた
などなど

着物に対してマイナスの面反省するところを箇条書きにしてまた大関早苗先生と話す

「先生こういう細かい気に沿わないところが着物にはいっぱいあるので着物はめんどくさいのですか?」
「そういうところは修正していけばいいわけでしょう?かえって楽しいんじゃあないの?修正することで昨日の自分より今日は着物美人と思えるものね」
「なんでしょう?先生着物が嫌いな理由を具体的に教えてくださいよ」
「嫌いではないのよ、こういう様に着たいというイメージが自分の中にあってねそれに近づけない私が居るわけ」
「理想が高いというわけですか?」
「それとも違うのよ」
「先生のお着物姿とても清潔な感じがしますけどね」
「それそれそれがだめなの、美容家としてこういう様に着ようという思いがあるのね。そこを自由にできないもどかしさかしらね。多分チャコさんは今にきっと何もかも突き抜けた着方をすると思う。保証するわ」
「ふーーんそうですかよくわからない」

後年友人の美容家川邉サチコがこの大関先生と同じように「着物を着るのは怖い」と言っていた。しかし私はサチコさんの着物を着た風情が大好きで、大関先生もきっと生きていらしたらサチコさんのような着物姿を見せてくれたのではないかと思う

#着物 #チャコちゃん先生 #川邉サチコ #半襟 #足袋 #草履 #着付け #大関早苗



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着物が繋ぐもの 90

2019年02月11日 17時25分47秒 | 日記
FBを見ていると楽しい着物の集いがあちこちで開かれていて
みなさんがそれぞれ自分らしい着物を着て集まり情報交換をしているようだ
素晴らしい時代になった

「着物を着たいけど着ていく場所がない」
なんて悩みもなくなりつつある
着物を着たら集まり美味しいものに舌鼓をうち現実に着物を着ている人たちからいろいろ教わる

こういう時代を目指して
今は亡き大内順子さんとチャコちゃん先生二人で「着物を守る集い」という会を立ち上げた
30年くらい前になる
一回目はホテルオークラで華々しくスタートし
洋服のデザイナーに混じって私も着物のデザインをしフアッションショーを行った

みんな同じ世代なのでまだ着物を着て過ごしていた経験があり
着物を崩すまでは行かなかった
演出は江橋洋さん山本寛斎の演出家で斬新な演出が人気をよんでいた

とにかく全国からモデルを募ろうということで20人のモデル募集に1000人近くが応募してきて
書類審査が終わり80人を銀座に集めてオーデイション
全国紙で募集したのとこれ以上ない楽しい会にしたいとスタッフが燃えていたので
オーデイション会場もすでにもう着物のフアッションしょー

とにかく大成功!
その後二人は地道に各地に行って10人しか集まらなくても二人のトークショーや
その地方の方々の見せたいものの発表会などをお手伝い

しかし
常に手弁当の二人はだんだん疲れて
また経済的にも「こういうのおかしくない?」と自問自答しながら
「でも着物がすたるのは良くないからね」
なんとか一年続いたが息切れしてしまった

洋服専門の大内さんが着物が日本からなくなったらいけないわ
という思いで動いてくださるので着物のことを仕事にしている私が抜けるわけにも行かず
それからまた一年今度は私だけで「着物を守る会」を続けなんとかスポンサーを見つけて更に一年

「ヒサコサンがんばってね」
といわれてもなーーーと言いながら報告がてら二人はよくあって情報交換をしていた
おかげで温かい友情が大内さんが天に召されるまで続いた

今みんながスキに集まって楽しんでいる姿を見せてあげたいと思う
きっと喜んでくださる
フアッションの仕事をしながらもいつも着物のことに気を使っていたからーー

「どんな事があっても日本人は着物よ」
この言葉を聞いたときの声も表情も今でもはっきり覚えている

日本全国あちこちで自発的に「着物の集い」がじ始まっていること
いい時代になったなとFBの情報を見ながら思う


#着物を守る会 #大内順子#チャコちゃん先生


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言霊(ことば)

2019年02月10日 15時43分02秒 | 日記
私達の使う言葉には「言霊」があると言われている
言葉はやまびこだと私はあおもう
嬉しいといえば嬉しいと答えてくれるので
今流行りの「引き寄せの法則」とやらは私達先人はとっくにやっていた

「あなた美しいわ」といえばやまびこだから「あなた美しい」とかえってくる
これ言われた人が返すのではなく神様が言った人に返してくれる
そこのところを間違えてはいけないようだ

何かをしてあげるとその人から直接返礼が来ないと気分を害す
そうではなくその返礼は次の日見知らぬ人から還って来ることもあり
何年か先に10倍もの返礼になって戻ることもある

この法則を理解すると
返礼を求めず人に親切にすることができるようになる
これって「五行相生」の法則でありもう古代から人々はあ認識していたのだ
だからこそ日本の言葉には霊がある

五行は木火土金水ん循環
木は日によって燃えて灰になり
灰は年月が経つと土になる
土は金を育て
金は美しい水を生む
その水はまた樹をを育てる

日本はこの木火土金水の思想どおりに生きていた
だから日本には金がたくさん生産されそのため水も美しく木々がみのり空気が綺麗であった
そう全て過去形として話す

しかしまだ間に合う
それは言霊(ことば)だ
日本人は昔「褒め上手であった」
明治維新で人を批評することが知識人のように思われ揚げ足を取るとか、欠点を見つけて修正することが親切という変な考え方が歓迎されてきた

そのため
みんな自信をなくし自分を否定することが美徳になってしまった

それはいけない
みんなかけがえのない神の子だ!

ここで「言霊力」というセミナーを開くことにした
みんなが合う人を自然に褒められるようになったらどんなに良い世の中になるだろうという思いだ

6回コース 心理カウンセラー養成コース
3月2日(土曜日)3月4日(月曜日) 11時から16時30分まで 料金一回25000円 6回一括払い135000円
講師は宮崎英ニ先生 心理学者 独自の研究で言葉の力を様々な麺から講義をしてくださる
場所 秋櫻サロン 新宿区西新宿4-32-6-1306 
申し込み 電話 03-5350-4261 FAX 03-5350-4636 メール info@kosmos.ciao.jp
締切 2月26日(水曜日)

#心理学 #カウンセラー #言霊 #秋櫻舎 #コスモスサロン


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遊び場は都庁舎

2019年02月07日 16時22分27秒 | 日記
都庁ラーメンを味わった
いける味
量が多く
満腹の腹を持て余す

都庁の32階
新宿のあらゆるビルが目の前だ
12時を打つと職員が雪崩のごとく食堂に現れる

面白がっている人はいない
当たり前だが
面白がっていない人を見るのも面白い

前回は都庁弁当幕内だ
これも量が多く大の大人も満足満足お腹を撫でて
爪楊枝を咥える

女もいるがみんなむっつりと食べている
ペチャペチャ喋る女は一人もいない
静かに蕎麦をすすっている女

サンドイッチとコーヒーという軽食の人も
さっと食べて席を立つ

そんな人の動きを見ているのもまた良き眺め
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着物が繋ぐもの 90

2019年02月06日 13時15分47秒 | 日記
絹は人類を救う 文芸社
1999年に出版された本
著者は 古恵 勉さん

絹の研究家でもなく蚕の学者でもない
絹を身に着けたら手術後の痛みや傷が治ったという

古恵さんはがん患者で抗がん剤での痛さに耐えかねていた時
海軍にいた方が昔傷口に絹の布を巻いたら傷の痛みが取れたということを聞いたことがあるやってみたら?
と進められた

古恵さんはあまりに痛さにわらをもつカム思いで奥様の長襦袢をほどき傷口に巻いたり頭にその布を巻いたところ
一時間もしたら傷の痛みが和らいだという
そこから絹がどうして痛みを抑えることができるのかと独自の実験と研究を重ねている内
本当に痛みが取れてしまい挙げ句がんも消えてしまったというからすごい

その本を読んで早速お逢いしたいと思っていたら
なんとご本人から電話が入った

「絹のこといろいろと調べていたら中谷さんにお會いしたらいいというのでいきなりですが明日のご都合は?」
「もちろん大丈夫です私もいま古恵さんのご本を読み終わってお会いしたいと思っていたところです」
トントン拍子でその時最もレアの人とお会いできることになった

その頃はスタッフが8人いたので
その人達に仕事を断ってでも古恵さんの話を聞きましょう命令

いよいよ現れた古恵さん
挨拶もそこそこいきなり
「私は下着を30日着続けていて一度も洗ったことはないのですがちょっと嗅いでください臭いませんからーー」
女性ばかりのスタッフにいきなりこの話
みんなたじろぐなかチャコちゃん先生が嗅ぐはめに
「あらほんと臭わない」
その言葉にみんな顔を近づける

「絹はすごいんですよ」
これではまるで反対「絹はいいですよ」と言いながら仕事をしている面々は本当の絹の凄さをまだ知っていなかった

古恵さんは自分自身体をモデルに臨床実験をし絹の凄さを身にしみて感じているので話す内容が全て事実

手術後の痛さの解消だけではなく
出血も止められた
関節炎も軽くなった
頭痛も消える
捻挫も一気に治る
ハゲにもいい、髪の毛が黒くなる
などなど実証をいろいろと見せてくれる

それらの実証は化学記号でも解説できるもので
われわれは久しぶりに高校時代の化学の時間を過ごしている錯覚に陥った

わかった!
そのご更に研究者と話し合いいかに絹が素晴らしいかを科学者とともにチャコちゃん先生は研究を始めた
その結果
とにかく直に肌につけるのが先決との結論を下し
それ以降すべて下着は絹とした
おかげで病から遠ざかっている

次回から絹の効用を詳しく書く予定


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