あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

ひとり

2021-08-22 20:43:59 | 見上げる

これまで、全てを一人でやってきたなどとは思ってはいないし、実際に様々な場面で誰かの助けを得ていた。でも、自分から率先して「相談してみよう」と思うことはあまりなかったし、今もない。ただ、仕事を進めていく上で独断では決められないことについては、上司や部下に相談している。

幼くして父を亡くしたこともあり、母に頼られていた。その重圧を感じながらも、生い立ちからして仕方ないと思っていた。兄もいるものの早くに家を出て行ってしまい、頼れるのは妹だけだけど、嫁いでいるのでそうそう頼ることも難しい。

振り返ってみると、あの時誰かに相談できていればという分岐点は一つ二つではない。ただ、そこに立ち戻って違う道を選んでいたからといって正解が出せるはずでもなく、今ここにいる自分はその都度自分なりに判断してきた結果であると納得している。そもそも、何が正解かなんて決めるのは難しいし、先日お会いした久保田沙耶さんが言っていたように「生きてるだけで丸儲け」と思えればいいのかも。

とはいえ、これから先もそんな強引な生き方を続けられるかと思うと不安になる。支え合える人がいたらいいな…と。結婚とか家庭とかを今も諦め切れないけど、支え合えるのは夫婦や家族だけでもないだろう。近い将来必ずその時は訪れる。その時までに何らかの形を見つけたい。

そんなことを思いながら、いま自分がしなければならないのは、職場で悩んでいる人を一人にしないようにすることだと思い直し、明日を、その先を生きていこう。

まあ、こんなことを書くときはだいたい疲れていたり気分が落ち込んでいたりする時だけど、ここで僕が倒れてしまったら…と、全身に力を込める。

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