あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

下り坂でも

2008-11-30 17:07:53 | つれづれ
今日も出かける時間が遅くなってしまった。空を見上げると夕闇がそこまで迫ってきていて、それはじっと見続けていたら、きっとその変化を楽しめると思ったが、早く用事を済ませたくて早々に改札を抜けた。

池袋に着くとすぐにビックカメラに向かった。大画面テレビの売場にはたくさんの人が集まっていた。ここにいる全員が買わないとしても、下り坂の経済を救う一助になればと願うばかりだ。まあ、これは東京だから見られる光景なのかもしれない。

大型テレビやファミリーカーなど、家族や仲間が集うきっかけとなるものは、もっと売れてもいい気がするが…
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打つ手

2008-11-29 18:49:22 | つれづれ
今日は三の酉。午後になってからゆっくりと出掛けた。
バスで行こうか、電車を乗り継いでかと迷ったが、朝サボった分を取り戻すべく歩いていった。

鷲神社の入口に近づくと、急に歩く早さが落ちる。去年よりもたくさんの人で賑わっているようだが、記憶は当てにならないから、実際のところはわからない

熊手を受け、いつものように裏手から抜けて浅草駅に向かう。途中、出店に心そそられるも決め手に欠け、結局地元の立ち飲み屋に向かった。

それにしても人出は多いものの、何となく活気に欠ける。自分も何もしておらず偉そうなことは言えないが、こんな時こそ財布の紐を緩めなきゃと思うものの、買いたいものが見つからない。

この状況、果たしてどこから手を付ければ良いのだろう…
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今ここにいること

2008-11-28 07:10:56 | つれづれ
昨日からの雨は今朝までには小降りとなっているとばかり思っていたのだが、今度は折り畳み傘という訳にはいかないくらいの雨量で、その上に強い風が加わって普通の傘でも足元から濡れてしまった。

来週はもう12月だ。今年もまた寂しいクリスマスを迎えるのだろうが、このまま何もしないというのはどうだろうかと、ふと考える。それは、「婚活」をするというのではなく、ただふらっとイベントに参加したり、名も知らぬ誰かとこの時間を共有していることを実感したいと思う。

臆病の虫は騒ぎ出すだろうが、歩き慣れない道に入っていくのは嫌いではない。
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涙がかわくとき

2008-11-27 23:59:32 | 前に進む
今日は神山みささんのライブに出掛けた。3月のライブ以来、フリーライブに2回行ったが、今日は改めて彼女の曲をじっくり楽しんだ。

仕事を早く切り上げて会場に向かったが、着いた時にはまだまだ席が開いていて、「誰かに声を掛けてくれば…」と思いつつ開演を待っていた。ところが、開演時間が近づくにつれお客さんも集まりだした。

いつもながら、彼女の力強い歌声には励まされる。渋谷の路上で初めて彼女の歌声を聴いたときに感じたのと同じだ。客席の片隅で一人静かにその歌声に耳を、そして心を傾けていたのだが、その力強さに引き込まれ、リズムに乗って手を叩いていた。けれども、アンコールでの「一緒に歌おう」という言葉には、小さな声で口ずさむのにととまってしまった。
そう、アンコールの1曲目は僕の大好きな「バースデイ」だった。

「その涙がかわくとき」というライブのテーマに、僕の涙はいつ乾いたのかと思いだそうとしたが、それはできなかった。
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取り越し苦労

2008-11-27 18:19:57 | つれづれ
今日は傘が邪魔になると思い、折り畳み傘で済ませることにしたのだが、やや頼りないその傘を昼どきの雨にさして出かけると、心細さが沸いてきたものの、改めて傘を買うというのは経済的にというよりもプライドが許さないと思っていた。

早足で駅まで行こうと会社を出たら、傘もささずに平然と歩く人がいて、全ては取り越し苦労だと悟った。まあ、家に着くまでに何があるかはわからないし、その前に寄るところがある。

さて、明日はどんな天気だろうか。…
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臆病

2008-11-26 19:42:51 | つれづれ
何時までプラットホームに佇んでいても、列車は一向にやってこない。いや、目の前を通過する列車はたくさんある。もしかしたら、僕の立っている場所は廃止駅なのかもしれないと、ふと思った。

そろそろ改札口を出て、行きたい方向へと歩き始めようか…
とはいえ、臆病は治らないから、またベンチに腰掛ける。
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乗り越える

2008-11-25 19:52:08 | つれづれ
経済の縮小傾向は、もはや止められない流れのようだ。倒産に追い込まれる企業も少なくなく、失業された方々は気の毒でならない。そう言う自分の身にも、いつそうした状況が降りかかるかわからない。

だが、今の状況は悪いことばかりではないだろう。考えにくいことが次々と起こるのを目の当たりにし、改めて人間の弱さを感じる。だが、そこからみんなが繋がっていこうという動きが出てくれば、希望の光は見えてくるかもしれない。
例えば、家父長制的でない、共同体的な家族が増えていくとか、緩やかに繋がっていくことで無駄のない、けれども暖かい家庭が生まれていく。それは地球に優しい事でもある。そんな状況になってもいいのでは…って、心から思う。

不況を口実にするのも変な話だが、そんな風に乗り越えていくのもいいかもしれない。
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自分らしく

2008-11-24 22:14:49 | つれづれ
今朝、出掛ける前にテレビをつけたら、『きらっといきる』という番組が放送されていた。そこでは、体の力が入りにくくなる難病にかかった女性が紹介されていた。24時間介護を受けなければならないという彼女は、あえて施設を出て一人暮らしをされているそうだ。そして、福祉の充実した札幌から、憧れていた函館に引っ越してきたという。

札幌と函館を天秤にかけたとき、生きるということを合理的に考えれば函館に移り住むという選択肢は考えられない。それでも彼女は「住みたい街」を選んだという。その選択は、「自分らしさ」に正直に向き合って出された答えなのだろう。

大人になるにつれ、可能性の幅は小さくなる。さまざまな能力が身について行くのにである。でもそれは、可能性の幅が小さくなるというよりも、始める前から「無理」だと諦めてしまうからなのだろう。

人には、合理的に考えて生きていくというのは難しいと思う。だから、「自分らしく生きる」ことにもっと積極的になるべきだ。
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頑なさ

2008-11-24 08:11:10 | つれづれ
訳あって北へと向かうが、白河の関を越すまではいかない。
ところで、東北新幹線の始発駅が東京になった後も、鉄道に限って言えば「北への玄関口」は上野であるが、果たしてその「常識」はどの世代までに共有されているのだろう。

さて、行きがけに済ませたかった用事が出来ず、30分も早く上野駅に着いてしまった。ホームで待っていても寒いだけなので、改札を出て上野公園の入口付近で空を眺めていた。漂う雲は、「遅くなって雨」という天気予報が外れない証明にも見えたが、今は美しい模様として映る。

雲が流れていくように、人の心も移ろう。「自分らしさ」を守るための頑なさは、自分らしく変わっていくことを阻害しているのかもしれない。そんな事を思いながら、もう一度空を見上げてみた。
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想いを

2008-11-23 22:11:16 | つれづれ
今朝は少し長く歩いた。ずっと歩き続けていたかったが、用事もあったので頃合いを見て折り返した。ただ、なぜ歩き続けたかったのだろう。無心になりたかったような気がするのだが、結局はずっと考え事をしながら歩いていた。

昨日結婚式に参加していて、何だかとてもほっこりとした気持ちになった。こんな気持ちになれるのなら、友だちを大切にしておけばよかったと、今更ながら後悔した。いや、それ以上に「一人より二人」だなと…

あと数回となった『篤姫』では、天璋院が徳川家を守るために腐心する様子が描かれている。僕の想いも、できることなら次の世代に繋いでいきたいが、このままでは無理だろう。ただ、僕の子供でなくても、誰かに僕の想いが伝わればいい。そして、そう考えれば、もしかしたらそれはどこかに届いているのかもしれない。

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