あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

イライラ

2008-02-29 07:26:00 | つれづれ
朝からイライラする。来るはずの電車が来ない。それは仕方がないとして、何か説明があってもいいのではないか?と、駅員氏に尋ねたが、遅れていること自体を認識していないようで、早々に諦めた。
すると、前をいく男性がタバコを吸っていた。通路脇の「禁煙」表示に後押しされて文句を言ったが、持ち変えるだけで誤魔化され、僕もそれ以上何も言えなかった。まあ、こんなところでタバコを吸っていることが、この男性の「限界」を示している。

ある時期から、怒ることを躊躇わなくなった。おかしいと思うことには、それなりの反応をすべきだと思う。

長いものに巻かれたり、声の大きさに負けて過ごすのは、楽だけど、楽しくない。それに、人の悪口を言うのは、その場だけで終わってしまう。

そんなことを思いつつ、今日もイライラの元に飛び込んでいく…
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008-02-28 23:20:20 | つれづれ
帰宅後に夕刊を見ていたら、ある訃報が目に留まった。
杉本栄子さん。南九州の漁村に生まれ、海とともに暮らしてきた彼女をある悲劇が襲った。「水俣病」は、日本の経済発展の影の部分として、今もそこに暮らす人々を苦しめている。それは、和解という解決策が示されても消えることがない。

彼女は自らの苦難を多くの人たちに伝えるため、各地に出向いた。僕も何度か彼女のお話を伺ったことがある。悲劇の被害者でありながらも、その生き方、ご主人やお子さんとの関係を垣間見て、素敵な方という印象を強く持った。
たまたまご自宅を訪れたことがある。ご主人が作業場で囲炉裏に吊るす自在鉤を作っていた。帰り際、いりこをいただいたのだが、「いつかお礼を」と思いつつ、縁遠くなり、それっきりになり、礼を失してしまった。

お疲れ様でした。そして、ご冥福をお祈りいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忘れもの

2008-02-28 12:53:15 | 立ち止まる
ふらふらと歩いていたら、道端の消火栓が小さなリュックをしょっていた。どこかの子どもが落としたものだろうか。
すぐに持ち主に気付かれるようにと、拾った人がかけたのだろう。だが、ぴったり合っているのか、却って目立たない。

もしかしたら、それでいいのかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

返事

2008-02-28 07:10:12 | つれづれ
昨日、久しぶりにMLにメールをもらった。すぐに返事を書こうと思ったが、そう思うとつい構えてしまい、眠気にも負けて出しそびれてしまった。

これまでも、もらったメールに返事をしなかったことは幾度もある。うっかりしてタイミングを逸した時もあれば、どうしても出せない、出したくない時もあった。一体それで何が変わるのかとも思うが、送ってくれた人のことを思うと、心が傷まない訳はない。

今日は返事を書こう。だが、いつ書こうか…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はずれる

2008-02-27 23:14:59 | つれづれ
夕方、空を見上げたら怪しい雲がかかり始めていた。早々に駅に向かい、地下鉄に乗った。交差点にあるCDショップ内のチケット売り場で映画の鑑賞券を買い、映画館に向かった。ちょうど次の上映時間となっていたが、予告編が長いから大丈夫だと油断してフロントに向かった。すると、次の回は立ち見となると聞いて、諦めて退散した。

何だかまっすぐ帰るのもつまらないので、立ち飲み屋さんに寄った。ボランティアの関係で何度か訪れているが、安く飲めて、つまみもおいしいし、それに来ているお客さんと、初対面でも何だか楽しく話ができるところもいい…と、カップルでも、仲間同士でもいいが、一人で行くにはこの上ない。
で、今日も隣り合わせになった人と話をしていた。その人に進められ、紹興酒をロックでいただいた。初めてだったが、いい意味で何だか面白い飲み味がした。

帰宅後、今週前半の「ちりとてちん」を観た。今朝の回で、喜代美が清海の母の病室を訪ねていた。そこで清海の母から、彼女の自分への思いを聴かされた。
自分の思い込みでA子を嫌いになり、疎ましい存在だと思い込んでいたB子だが、そんな彼女の別の面をA子は見ていたのだろう。三味線も、彼女は何でもできてしまうのではなく、B子と一緒の舞台に上がるために一生懸命練習したんだ。
B子と互いの重いがすれ違ったまま、引き返せないところにA子は行ってしまうのだろうか…

そんなシーンを観ていて、自分もB子のように相手を見ていたのではないかと思った。そんな時、心を閉ざさずにありのままの気持ちを相手に伝えていれば、たとえ細くても糸はつながっていたのではないか。ついこの前も、もらったメールに対しついついきつい返事を出してしまった。相手のことをどうのこうの言う前に、自分自身がどうしようもない男だということを、改めて思った。

放ってしまった言葉はもう引っ込めることはできない。今できることは、同じ過ちを繰り返さないようにすることくらいだろうか…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

むすぶ

2008-02-27 09:57:29 | つれづれ
今日はゆっくりとした朝、出かける前に買い物に行った。風は冷たいが、その分、背中に当たる日差しの暖かさを強く感じる。

ちょうど小学生の通学時間で、白線の中を列をつくって歩いていた。列の先頭の、少し先で、上級生が下級生の靴紐を結んであげていた。

僕はいまだに靴紐をうまく結べない。誰も教えてはくれなかったが、誰かに教わろうともしなかった。人とのつながりもまた、同様に…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の匂い

2008-02-26 22:23:06 | つれづれ
ビルの一階まで降りてくると、煤けたような…という表現が適切かはわからないが、そんな匂いがしてきた。久しぶりの雨だと思う。
天気予報で聞いていたが、さして支度をしてきた訳でもなく、鞄の中にもぐり込んでいた折り畳み傘を取り出し、開いた。小型の三段折りで、僕の体には小さいが、暴風雨にでもならなければこれで十分だ。

途中、雨足が激しくなったが、程なくガード下に潜り込み、駅へと向かった。煌々と灯る街灯が、長く延びる雨足を浮かび上がらせる。ほんの短い間、立ち止まってその光を見つめた。

雨はまだ止まない…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

積み重ねる

2008-02-26 07:10:11 | つれづれ
空にかかった雲は、ゆっくりと流れていく。刻一刻と変わるその配置に、駅へと急ぐ足取りをしばし止めた。気持ちが、雲の流れる時間とシンクロするような感じになる。

ふと、ここ数ヶ月の間にあった出来事を思い出した。進行形にしたいものもあるが、箱に入れて大事に取っておきたいものもある。そして、忘れ去ってしまいたいものも…
だが、大切にしまっておいたものは見えなくなり、忘れたいものはいつまでも引っかかっていたりする。これまでは、そんなことを嫌だと思っていたが、最近はあまり気にならなくなった。それが、ありのままの自分なのだから…

そうして、また一つずつ積み重ねていこう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感謝!

2008-02-25 23:57:11 | テレビを観る
昨日、「ちりとてちんファン感謝祭」を観ていた。
ドラマでこのようなイベントが行われたことがあったかわからないが、ちりとて人気がそーこーぬーけーにすごいことによるのだと思う。
中でも、5人がそれぞれ自分のお気に入りのシーンを紹介するところで、吉弥さん(草原)が選んだ、四草が実は落語の稽古を続けていたというシーンで、オンエアのときと同じように泣けてしまった。でも、裏話は笑えた。

先ほどホームページを見たら掲示板に寄せられたコメントが載っていた。みんな厚い思いで観ているんだなあ…
さらに、ファン感謝祭の採録と、壁紙のプレゼントも!何とも大判振る舞いで、受信料を少し余分に払わなきゃ…と、ちょっと思った。
そして、スタッフ日記では遠藤チーフプロデューサーの「クランクアップしました!」が掲載されていた。ファン感謝祭でも一緒にステージに上がられていたし、またサントラでも作曲の佐橋俊彦さんとの対談が掲載されている。NHKのドラマでスタッフの方が出てこられるのも初めてだが、彼だけでなく、スタッフ全員の熱意が感じられる。

と、残念ながら放送もあと1ヶ月余りとなった。これからの展開も楽しみだが、まずは掲示板に感想を書きたいと思う。
そうそう、ファンとして感謝されるのはありがたいが、むしろスタッフの皆さんはじめこの番組を作り、贈ってくれた皆さんに、ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芽吹くまで

2008-02-25 07:11:43 | つれづれ
落葉樹は、この時期すっかり葉を落としている。その姿に感じるのは「寂しさ」だろうか。
確かに、色味のない景色に寂しさを感じなくはない。だが、あと少しすると桜は芽吹き、花を着飾り、その後、緑の葉を湛える。そして、他の木々もこれに続く。

人生にもそんな時期があるとすれば、僕のその時期はだいぶ長く続きすぎているのだろうか。
塗り重ねたものしか出てこないのが人生なら、未だに塗り足りないものがいくつもある。
僕に今必要なのは、いい塗り師との出会いかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする