あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

独り善がり

2009-01-30 12:52:04 | つれづれ
昨日は結局開くことのなかった傘も、この雨で出番が回ってきた。傘は杖の代わりではないので、開いた姿がやはり傘らしい。だが、せわしなく動く身にとって、傘がらしかろうがそうでなかろうが気にする事ではない。が、僕には気になる。

ところで、冬になると気になるのが、電車の暖房だ。車内に入ったその時はいいのだが、厚着のせいか次第に汗が出てきて、その頃には電車を降りなければならず、降りるとまた冷えて、その汗が余計に体を冷やす。こうしてまた体調を崩してしまう。

暖かいのはありがたいが、前後のことを考えて調整して欲しい…と、書いているうちに、「自分はどうなんだ?」と思っていた。もしかして、独り善がりになっていないだろうか?
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不意の言葉に

2009-01-29 22:44:01 | つれづれ
お腹が空いていなくても、ここに来るとついつい立ち食いそばを食べてしまう。「うどんは薄味がいいが、そばは…」という僕にはぴったりの汁の味で、いつも飲み干してしまう。ただ、前回はすぐに電車が来たので少し残してしまったが…
電車が来る少し前に食べ終わり、マイ箸をしまおうとしたら、店の人が「洗いましょうか?」と声を掛けてくれたので、お言葉に甘えた。

初めてだったから「えっ!」と思ったけど、何だか温かい気持ちになった。そばの温かさが、電車を降りるまで残っていた。
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遠回り

2009-01-28 11:18:45 | つれづれ
乗換の列車まで間が開いてしまい、ベンチに座っていると、冷たい風に吹かれて身が縮まる。抜いた朝食を兼ねて食べた温かいそばの効果がなくなる寸前に電車が滑り込んできた。
途中駅で追い越されるのをみな知っているのだろう。乗客は少なく、しばし座ることができた。

案の定、乗り換えた速達列車は席が埋まり、ドアの脇でしばし立ち続けなければならない。だが、まあそれもいい。昼間に閉じこもっているよりも。

冬なのに花が咲いている。いや冬だから咲く花が咲いている。そんな花を見ながら、もう少し遠回りしたいと思った。
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切り取る

2009-01-27 07:43:35 | つれづれ
何物にも遮られない、限りない空も好きだが、ビルの谷間など、ふと見上げるとそこにあるというような空もいい。

それは、全てが美しく見える訳ではなく、トリミングと、空と建物の色のバランスによる。色は何ともならないが、トリミングは見上げる位置によって調整することができる。だから、ちょっと面白そうな空を見かけた時は、微妙に立ち位置を変え、視点を変えてみる。人目を多少気にしながらも続けていると、「ベストポジション」が見つかる。そこで僕は、カメラや携帯のレンズを空に向ける。

自分の立ち位置はそう簡単には見つからないが、だから、そんな空を見つけられるのかもしれない。
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蒼空

2009-01-25 17:53:41 | つれづれ
日曜日の夕方になって、やっと外に出た。昨日、買い物に出掛けた時に、あまりの寒さに怖じ気づいた訳でもなく、それよりも、持ち帰った仕事のことを考えているうちに金縛りのようになってしまったというほうが近いと思う。

原宿駅を降り、横断歩道から渋谷方面を見ると、グラデーションが美しい空があった。僕の他にも、その空にレンズを向けている人がいたから、この美しさは共有できるものなのだろう。

この空に出逢えただけでも、この時間になってから出掛けた意味はあったと思う。
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バースディケーキ

2009-01-24 22:31:12 | つれづれ
妹夫婦と姪が来た。母の誕生日だからという理由で…

自分の子供がいないからということもあり、甥や姪を相手にしているのは、つかの間の楽しみだ。
今日も、泣き出しそうな彼女をあやすために、録画してあった教育番組を見ながら、しばし身振り手振りで遊んでいるうちに雲がはれるように笑顔が戻ってきた。そんな時間が、僕の心の隙間を埋めてくれる。

今日の母のバースディケーキは、そんな彼女からの贈り物ということで、「おばあちゃん…」というメッセージを入れてもらった。
ここのバタークリームの味は、君にはまだ早いけど…
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デコレーション

2009-01-23 23:44:17 | つれづれ
約束の時間までお茶でも飲んでいこうと思い、落ち着けそうな店を探して歩いていた。だが、結局歩いていただけて時間が経ってしまい、そのまま地下鉄に乗ってしまった。

さて、久しぶりに大手町から丸の内、そして銀座へと歩いたが、少なくない建物が建て替えを待っているのを見た。それほど古くないのに、土地の有効利用を理由に、再開発の波に飲まれたのだろう。

ふと入ったビルのエレベーターホールに、カラフルなタイルの装飾が施されていた。少し古い感じがするが、それは何だか人間味があって、魅力的だった。

だが、やがてこの装飾も捨て去られていってしまうのかと思うと、少し寂しい。
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再生

2009-01-21 07:12:11 | つれづれ
アメリカ大統領がチェンジした。オバマ新大統領は、アメリカ人の、そして全世界の注目と期待を追い風に、混沌として荒波が押し寄せる世界に船を漕ぎ出す。この8年が絶望と失望に覆われていただけに、僕らの期待は大きいが、今求められるのは、最初から期待し過ぎないことだろう。

それにしても、あの8年前に起きた、アメリカの一つの州の開票結果が、世界をこんなところまで追い込んでしまったことに、今更ながら憤りを感じる。

同時多発テロからアフガニスタンへの報復、そしてイラクへの侵攻… あまりにも多くの犠牲を伴った出来事は、結局あの男を8年間もの間あの座に留めるためにあったのだろうか。

だが、再生することは不可能ではない。そして、あの男が藪の中へと去っていくことだけでも、世界にとっては望ましいことだと思う…
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カラ返事

2009-01-19 20:31:05 | つれづれ
仕事は終わらなかったけど、長く居ることにも風当たりが強く、それよりも自分自身が職場に長く居たくないので、切りのいいところで席を立った。
早く帰っても、これといって楽しみもないので、途中駅で寄り道をした。

明後日まで開催されている、「島根物産展」に寄った。特に買いたいものがあったわけではないが、さっと会場内を見てみた。
月曜日ということもあるだろうか、会場内のお客さんはあまり多くない。それに、僕みたいな冷やかしの客では売り上げにも結びつかない。

まあ、この先給与が下がっていくことを考えれば、声を掛けられてもカラ返事しかできない。

それでも、ささやかながらお菓子を買い、定番のソフトクリームを楽しんだ。

それにしても、試食くらいはしたほうが失礼ではなかったかなと、ちょっと後悔している…
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救い

2009-01-19 13:00:32 | つれづれ
雨は、知らないうちに降り始め、そして知らないうちに止んでいた。雨音を聞いてみたかったが、聞いたからどうだということでもなく、でも、何となく気持ちが安らぐように思った。まあ、木曜日は雨だというし…

昨日、録画しておいたドラマ『銭ゲバ』の初回を観た。『白夜行』に似た、重い雰囲気があったが、定食屋のシーンに本の少し気持ちが和む。

さて、救いがあって良かったという展開が、ドラマの魅力を下げてしまうことは少なくないが、それでも何か救いがあってほしい。

ものを盗むのも、人を殺すのも、悪いことだというのはわかっている。それでも人は罪を犯す。なぜそうしたのか、なぜそうせざるを得なかったのかを考えなければ、人と人とは分かり合えない。

この先、モラルや常識といったものがますます揺らいでいくだろう。そんな中で、人と人との繋がりは揺るぎないものとなり得るだろうか…

ドラマは、マツケンの眼力に引き込まれ、来週も楽しみだ。
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