衝動

先日カメラを持って旅行に行った際に、「そろそろデジタル一眼かな？」と思った。今使っているカメラは中級機だが、素人の僕にはもったいない代物である。おまけに付けているレンズが85mmのf1.4で、明るいのはいいけれどその代わりにやたらと重い…　フィルムにこだわりたいという気持ちもあるのだが、こだわったからといっていい作品を生み出せるという訳でもない。だから、これはこれで大事に使うとして、もっと気軽に撮影できるカメラが欲しくなった。

さて、このメーカーが既にカメラ事業から撤退してしまっているため、どこのメーカーにしようかと考えてみた。順当に考えればニコンかキヤノンなのだろうが、どちらも持っていて当たり前な感じがして気に入らない（不純な理由だが…）。
一番気になるのがソニーのαで、そのココロは、今使っているカメラのレンズと同じブランドのレンズが用意されているからだ。けれども、そのレンズはやはり高値の花である…　ということで、買うのはもう少し先の話だろうと思っていた。

そんな時、最近のお気に入り曲であるMr.Childrenの「彩り」がテレビから流れてきた。画面にはカメラを持った宮崎あおいちゃん。沖縄の方だろうか、仰向けになって空を撮っているあおいちゃんに犬を連れた少年が声を掛ける。少年とあおいちゃんの掛け合いがおもしろい。その映像に、バックに流れる「彩り」が彩りを添えている。オリンパスの新デジタル一眼レフカメラのＣＭだった。

「これだ！」っと、心の奥で何かが弾けた。早速夕方にカメラ屋に行き、とりあえずカタログをもらった。　このカタログもいい！　表紙だけでなく、中身のモデルもあおいちゃんだ　彼女が可愛いからというだけでなく、フォトエッセイなどを出している女優だから、彼女をキャラクターに選んだのだろう。

展示品を手に取った感じも悪くなかった。ただ、電池切れで操作感がつかめなかったので、もう少し考えてみよう…

責任

あの痛ましい鉄道事故から、昨日で２年が過ぎた。

新聞紙上でも、あまり大きく取り上げられてはいなかった。
けれども、大ケガを負った人たちや、大切な人を失った人たちにとっては、心の中に一生かけても埋まらない大きな穴が開いてしまったのだろう…

以前にも書いたが、事故が発生したときにまず思ったのがあの路線の複雑なダイヤのことだった。そして、数々の報道から見えてきた勤務状況に、亡くなられた運転士に課せられたプレッシャーの重さを思った。

彼の責任がないという訳ではない。けれども、責任の所在をひとりの若者に集中させるのは、彼に電車を遅らせる権限を与えていたなら別だが、ひどすぎる話だと今でも思う。

追悼式で遺族の方のＪＲ西日本に対する訴えをニュースで見ていたら、胸が詰まった。そして、事故から２ヶ月程過ぎてから現場に行き、花束を手向けた時に、そこで命を落とした人たちの無念さを思い、涙がこみ上げてきたこと思い出した。

僕らに出来ることは「忘れないこと」だと、改めて思う。

自分らしく

自分の存在を感じられる時って、どんな時だろう… いつも、取るに足らないちっぽけな存在にしか感じられない。

昨日の「セクシーボイスアンドロボ」は、香椎由宇ちゃん演ずる「お歯黒女」を中心に、生きていくこと、働くこと、お金のことなんかが描かれていた。

つらい時、ついつい他人と自分を比較して、理不尽だと嘆いたり、他人をやっかんだりしてしまう… でも、それで何かが解決する訳でもなく、虚しさが積み重ねていくばかりだ。
そんな時は、何だか自分を見失って、ただ流されていくような感じだ。

そんな僕の心に、浅丘ルリ子さん演ずる謎の組織のボス(？)がニコに語ったセリフがグサっと刺さり、そして香椎由宇さんが黙々と働く姿や、ニコの両親や姉さんたちが「ありがとう」の言葉を交わすのを見ていて、何だかが溢れてきた。

来週のゲストは市川実和子さん。またまた楽しみだ。

輝き☆

再び日常に戻ってきた。
あの週末の僕は、一体どこへ行ってしまったのだろうか…なんていう劇的な変化はないが、また何となく毎日を過ごす生活に戻ってしまうのかと思うと、とても寂しい

でも、ふと考えてみると、この日常があるから特別な日を特別に感じることが出来るんじゃないかな…って
そう思う反面、もっと毎日を特別な日に近づけるような変化を起こしていかなきゃダメなのかな…とも

昨日、一緒に参加した仲間といろいろ話している中で、ボランティアに参加するときに感じる壁のようなものについて話があがった。
飛び越えてしまえばたいしたことはないのだけれど、その外側から見るととても高く、そして厚いものに感じられる…　僕も以前、初めて「お金だけでない」ボランティア活動に参加しようと、事務所の呼び鈴ボタンを押すとき、何度も躊躇したことを思い出した。今回も、若い人たちに混じって参加することに不安を感じていた。そこで、「虚しい日常に帰りたくない」という想いに力を借りて飛び込んだ。

たくさんの出会いがあった。みんなキラキラと輝いていた。
いろいろなことを思い出すと、しばらくの間は元気のもととなってくれるだろう。
でも、ここでおしまいではなく、この出会いを大切にしたいと思う…

ありがとう…

ボランティアとして携ったイベントが終了した。
実際には明日に撤収作業があるが、仕事のやりくりがつかず参加することが出来ない…

家に帰ってから歩数計を見たら「25,000歩」を超えていた。
ただ、それ以上にたち続けているときの疲れが大きい。

けれども、気持ちは全く疲れていない。むしろ、心地よさを感じている。
それもこれも、一緒に携った多くの人たちのおかげだと思っている。
だから、寝る前に一言、「どうもありがとう」

楽しんで…

今日は楽しい一日だった。
小学生の日記の終わりのような書き方だが、いちばんピッタリ来る

先日来、初対面の機会が増えていて、そうした人たちと一緒に作業をしたり会話をしたりすることがとても楽しい。
以前携っていたボランティア活動では、「誰かのため」という気持ちが重くのしかかり、結局その気持ちと自分自身に向かう欲求とがかみ合わず、破綻してしまった

今回はただひたすら自分自身が楽しむことを願い、そのように行動している。
それでいいと思えるようになっただけでも、いい方向に行けるのではないか。

明日は当初の予報より天気は良さそうだ。
まずは、今日よりもっと多くの人たちに来て欲しいと願う

明日はきっと…

帰り道、明日のイベント会場を歩いてみた。

夜空の下に立ち並ぶテントを見ていたら、少し気持ちが高まってきた。
背伸びをせず、たくさんの出会いを楽しもうと思う…

それから、原宿駅まで歩いていくと、繊細だけど力強い歌声が聞こえてきた。
キーボードを弾きながら、全身の力を込めて歌う彼女は、渡邊奈央さんという方で、立ち止まって聞き入っている人の隣で、僕もその歌声に耳を澄ませた。

ただ、僕が聴いたのは最後の曲で、その屋外ステージはすぐに幕が下りてしまった。それとともに集まっていた人たちは次々と去っていった。が、スタッフの方にもらったチラシを見ながら、もっと聴いてみたいと思い、ＣＤを購入した。
お礼の言葉に対し「アースデイに来てください」とお願いしてみた。

さて、皆さんともお会いできるかな…

後悔

注目のドラマ「セクシーボイスアンドロボ」　２話のゲストは村上淳さん。う～ん、何ともいいところを付いてくるキャスティングだ
そう言えば、確かにテレビドラマなんだけれど、何だか雰囲気が映画っぽいところがあるというか…

初回の中村獅堂さん演じる「三日坊主」といい、今回の村上さん演じる、強盗の「後藤さん」といい、魅力的なキャラクターとして登場している。
後藤さんは、最初はふてぶてしい感じだったが、彼の事情を知ったニコとロボと心を通わせるようになると、心根の優しさが見えてきて…

人は、初対面で判断してはいけない…何ていう教訓めいたものではないが、心を通わせる大切さを改めて思った。
彼は、もっともっと心を通わせたかった恋人を突然失ってしまった。そしてその後悔の末の行動が、何ともストレートなんだけれど、それでも何か心に染みる

さて、来週のゲストは「鉄仮面」(？）香椎由宇ちゃんだ。
彼女がどんなキャラを演じるのか、来週も楽しみだ…

寒空に…

この時期にしてはあまりの寒さに、コートを着ようと思ったが、先日クリーニングに出したばかりだった。仕方なく、上着の下にセーターを着込んで出かけた。
移動中は「寒い寒い」と思いながら歩いていたのだが、勤め先に着く頃には体も暖まっていた。

昼休み、寒空の下を歩く人々の表情がどこか冴えないのは、気のせいだろうか…
いや、いつもの公園には、楽しそうな親子の姿は見られなかった。せっかく開いた花も、この寒さに身震いしているように感じた…　そう、桜が散った後の寒さは、体だけでなく、心にも堪える。

さて、週末はいよいよボランティア参加しているイベントの当日だ。いい天気になって、たくさんの人たちが集まってくれることを祈ろう…　その前に、週末までに仕事を終わらせなければならないなあ…

注目

先日、桜を観に出かける前にCDを２枚買った。
１枚はMr.Childrenの「HOME」、そしてもう１枚はYUIの「CAN'T BUY MY LOVE」だ。

ミスチルのアルバムを買うのは久しぶりだったが、スポットＣＭで流れていた「彩り」をどうしても聴きたいと思った。そのほかにも「しるし」や「箒星」など、気に入った曲が多くて聴きごたえがある

YUIちゃん（って言いたくなる…）には、昨年の映画「タイヨウのうた」で観て以来注目している。
先日深夜のインタビュー番組に出演していたが、彼女の素の面が見れて、ますます応援したくなった…と思ったら、先日のアルバムチャートでトップとなった。ａｕのＣＭで登場する彼女に、多くの人の注目が集まっているからだろうが、彼女の紡ぎだす曲の魅力、それと歌唱力が僕らを惹きつける

アルバムに収録された曲の中でも「タイヨウのうた」の主題歌「Good-bye days」が一番のお気に入りだ。映画の方も、YUIちゃん演ずる雨音薫の恋する気持ちが凄く伝わってきて…好きです

彼女にはまたたまに映像の世界でも活躍を見せて欲しい…何て言ったら、欲張りだろうか