あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

ようやく

2023-01-30 21:47:01 | 見上げる

2023年ももう1ヵ月が過ぎようとしている。その間、仕事であくせくしていたのもあるけど、一方で動画を何本かアップしたりして、まあ、足りなさを感じつつも何とか息継ぎしながら日々を過ごしている。

改めて、そして今さらながら「新年の抱負」について考えてみる。人生も中盤を過ぎて追い込みをかけなければ…などと思うことはないけど、着陸態勢に向けて健康づくりは考えないといけないかな。最近たまに聞く「フレイル予防」とかも含めて。

そう、人生でやり残したことはいくつもある。だけど、それを全て済ませるにはもう時間が足りないだろう。ここ数年、諦めることの必要性を感じるようになってきた。諦めて浮いた時間をやりたいことに充てるだけの気力が残っているうちは。

さて、新年の抱負としてまず思うのは、動画配信100本目を達成したい。ほんの数人でも視てくれる人がいるのはありがたい。人数に関係なく、続けることが大事なんだと思いながら続けていきたい。

それ以外は、血圧だったり体重だったりの目標達成だろうな。

まあ、のんびりと過ごしていけたらって思うけど、それが一番難しそうだな。

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かがやく

2022-01-18 22:58:36 | 見上げる

今日は朝から苛立っていた。仕事が思うように進まず、そして、新しい仕事がやってくる。いずれも自分自身に問題がないわけではなく、むしろ日頃から断ることをなるべく避けていたから、結果として自分の首を絞めることになっていたのだろう。

そんな、後味の悪い一日を終えて帰途についた。最寄り駅に着くと一人の男性が携帯電話で月の話をしていて、夜空を見上げたら月が輝いていた。

以前、好きになった人に月の写真を送ったことがある。同じ空の下にいることを実感したかったのか、今思うと何をしていたのだろうかという感じだけど、その時はその人のことばかりを考えていた。そんな、ときめくようなことも無くなって久しい。今、いいなと思う人がいない訳ではないけど、距離の遠さもあり実感に乏しい。

シャワーを浴び、明日の朝に洗濯しようかどうかとカーテンを開けるとバルコニーの床が明るく照らされていた。

あの頃のように一眼レフカメラを取り出したりはしないけど、スマートフォンカメラのモード設定を変えながら、その月の姿を写真に収めた。

今も、その先も、一緒に月を眺める人はいないだろうと思うと少し寂しいけど、折り返しをしばらく過ぎたこの人生、捨てずにしぶとく呼吸し続けよう。

 

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ひとり

2021-08-22 20:43:59 | 見上げる

これまで、全てを一人でやってきたなどとは思ってはいないし、実際に様々な場面で誰かの助けを得ていた。でも、自分から率先して「相談してみよう」と思うことはあまりなかったし、今もない。ただ、仕事を進めていく上で独断では決められないことについては、上司や部下に相談している。

幼くして父を亡くしたこともあり、母に頼られていた。その重圧を感じながらも、生い立ちからして仕方ないと思っていた。兄もいるものの早くに家を出て行ってしまい、頼れるのは妹だけだけど、嫁いでいるのでそうそう頼ることも難しい。

振り返ってみると、あの時誰かに相談できていればという分岐点は一つ二つではない。ただ、そこに立ち戻って違う道を選んでいたからといって正解が出せるはずでもなく、今ここにいる自分はその都度自分なりに判断してきた結果であると納得している。そもそも、何が正解かなんて決めるのは難しいし、先日お会いした久保田沙耶さんが言っていたように「生きてるだけで丸儲け」と思えればいいのかも。

とはいえ、これから先もそんな強引な生き方を続けられるかと思うと不安になる。支え合える人がいたらいいな…と。結婚とか家庭とかを今も諦め切れないけど、支え合えるのは夫婦や家族だけでもないだろう。近い将来必ずその時は訪れる。その時までに何らかの形を見つけたい。

そんなことを思いながら、いま自分がしなければならないのは、職場で悩んでいる人を一人にしないようにすることだと思い直し、明日を、その先を生きていこう。

まあ、こんなことを書くときはだいたい疲れていたり気分が落ち込んでいたりする時だけど、ここで僕が倒れてしまったら…と、全身に力を込める。

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趣味

2021-06-13 15:42:38 | 見上げる

昨年以降、リタイア後の生活について考えることがある。今を生きることに精いっぱいの方々もいる中、贅沢な悩みなのだろう。それでも、いずれは独り暮らしの生活が待っていると思うと不安になる。

兄と妹は家族を持っているけど、老後にそれぞれに負担をかけることもできない。だから、いかに健康な老後を過ごせるかを今から考えておかなければと、ますます不安になる。

ところで、健康については身体だけでなく心についても考えなければならない。気遣いし過ぎな一面もあり、まずはそこを少しずつ変えていきたい。ただ、そこには母親の考え方も影響していて、あれこれと細かいところに口を出してくるので、余計に自分から動くのが億劫になってしまう。まあ、それはただのいい訳に聞こえるのかもしれない。

昨年、自治体施設で貰ったこの冊子をきっかけに、タブレットを使って語学の勉強をしたり、新しいパソコンを購入して動画編集を始めたりした。語学の方は毎朝少しずつではあるけど200日以上続けられている。一方の動画については間隔にムラがある。日常を紹介するような内容ではないので、収録のために外出などのイベントを考えないとと思ってしまう。

通常の仕事に加え、溜まったものや新たに与えられるもの、そして突発のものと、忙しさはそれほど変わっていない。そんな中でもほんの少し気持ちに余裕が出ているのか、この1週間ほどで3つの動画をアップした。

1本目は、香川漆器職人の渡辺さんが2年ぶりに制作実演に来られたので、作品を含めて撮影させてもらったもの https://youtu.be/bqkSpYZwetA

2本目は、緊急事態宣言下で長らく休館となっていた世田谷美術館の『アイノとアルヴァ 二人のアアルト』を観に行った時のもの(ほとんど静止画) https://youtu.be/zqzKrBMRLb8

そして3本目は、今朝の散歩 https://youtu.be/UGPCnf4qIMc

仕事にしたいという気持ちはゼロではないけど限りなくそれに近い。そして、真剣に考えるほど機材に回せる余力も時間もない。でも、趣味ならそれでいい。

と、持って帰ってきた仕事のことを思い出した。本来あるべきではないことだけど、そして、心の健康のためにも、その気持ちや行動を変えなければいけない。

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夢の記憶

2021-04-20 23:33:18 | 見上げる

寝ている間にみた夢を、最近は思い出せなくなっていた。熟睡してしまうからだろうか。確かに、ここ数日は22時前には眠りに就いてしまう。その代わりなのか、3時頃には目が覚め、ぼんやりとした時間を過ごす。

今朝も同じように、3時前に目覚めた。「眠らなきゃ」という願いが強ければ強いほど頭は冴えてきてしまうんだけど、今朝は1時間ほどで再び寝付けたようだった。
そして1時間後、再び目を覚ます。その時に見夢に起こされたように。
 
数人でハイキングに行った帰り道、ふと気づくとあとから付いてくるはずの仲間が来ない。もと来た道を引き返すと枝分かれした上り坂を上がっていったらしく、その道を辿った。少し先に人だかりが見え、さらに進むと、手にケーキを持った人や、並んでポーズを取る人が見えた。そこには、以前共に場づくりをした仲間の姿があり、ポーズを取るその一番端に立っていたのは、あの頃ずっと気になっていた人だった。
歩み寄り声を掛けるのが自然の流れなのだろうと思いつつ、後退りし、転げるように坂道を下った。いや、夢だからなのか、本当に転げ落ちていったように記憶している。その際の痛みを感じなかったのは、夢だからか、それとも、ここ数日の疲れによに全身に痛みを感じているからかもしれない。
 
思いを寄せる人に会いたくなることはあるけど、今さら会って何がどうなるものでもない。1%未満の可能性に期待する気持ちがないわけではないけど。
 
そんなふうに歳を重ねる。そんな節目を迎える前だったから、こんな夢を見たのかもしれない。カッコつける訳でもないけど、同じ空の下で幸せに暮らしていてくれたらいい。
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Feb. 29 2016

2016-02-29 23:29:06 | 見上げる
4年ぶりの2月29日。4年前は何をやっていたのかを思い出してみた。

好きな人ができた。その後、何回か食事をしたりしたけど、しばらく会わなくなってしまった。
たまに連絡を取っていたけど、それももう、返事が来なくなってしまった。

心が荒み、仕事が手につかない時期もあったけど、今なら堪えられると思う。
そう思えるくらい、時間が空いてしまった。


心にできた穴は小さくなく、それを埋めることはなかなかできない。
でも、熱を上げる対象もあり、淋しさを紛らすことはできているんじゃないかな。


4年後の自分がどうなっているのかを考えてみる。
母は元気でいてくれるだろうか。その前に、自分は大丈夫なのか。
淋しさはそのままだろうけど、
ならばせめて、今よりも淋しさと上手く付き合えていたい。

そして、間接的にでもいいから、誰かの幸せに関わっていたい。


せっかくの、4年に1回のボーナスのような日に、
特別なことは何一つできなかったけど、
久しぶりに書くブログがこんな内容になってしまったけど。

4年後に見返して、笑えたらいい。
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再出発

2016-01-01 23:39:54 | 見上げる
新しい年を迎えた。

ここ数年、日付が変わってから浅草寺まで歩いて初詣に行っていた。今年もそのつもりでいたんだけど、定期券が使える途中駅から歩くことにした。

たまにやんちゃな若者とすれ違うくらいで、ほとんど人通りがない中をてくてく歩いた。昨年までより短い距離なのに、それほど負担が軽くなったように思えなかった。

浅草寺に近づくにつれ、人が増えていった。遠回りして雷門から仲見世に入っていくと、時間とは関係なく賑やかさがあった。



手を合わせ、いつもと同じ願いを心の中で唱えた。参拝を終え、境内から街中に抜けていくと、あちこちに飲み食いの跡が散乱していた。「正月だから」と羽目を外す人が多いからなのだろうか。僕はそういう雰囲気を多少腹立たしく見ていた。


さて、今年は何を目標にしようかと考えてみた。まずは、仕事を進める上で持っていたほうがいい資格の取得にチャレンジしてみよう。実は、一昨年末からテキストを読み始めたものの一向に進んでいない。諦めた方がいいかなという囁きが聞こえそうだけど、再び勉強し始めよう。

それだけでなく、いろいろと再出発しなければならない。急がなくても、行きつ戻りつでも、他の人と同じ目的地でなくても、ゆっくりと前に進んでいけたらいい。
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ウソって、難しい

2015-04-01 21:39:31 | 見上げる
今日はせっかくだから、ウソでも書いてみようと思った。

内容は、実現したらいいなあと思っていたことにしてみた。
でも、実際に書き進めていくうちに、「こんなこと書いてもいいのだろうか…」と思い、結局削除してしまった。

何でも許されるとはいえ、それを読んだ人の中に気分を害される人がいたらと思うと、躊躇ってしまう。

ウソを言っても「なにまたウソばっかり!」なんて軽く叩かれるようなシチュエーションがあれば…なんて思ったりもする。


ウソが相手のためになると思えば、小さなウソはつける。でも、楽しいウソって難しい。

それを聞いた人たちがちょっと笑って、心が緩むようなウソが書けるような余裕が、今の僕にはないのかもしれない。

いや、それはウソかな?
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消えゆくもの

2015-03-04 21:20:53 | 見上げる
今日、ショッキングなニュースが流れてきた。

本を探すとき、学生の頃は神保町まで行くことがあったけど、今は専ら池袋のリブロを使っていた。その池袋本店が7月までに閉店するというニュースには驚きを隠せない。利用していたCDショップのWAVEが閉店してからもう6年が経過し、池袋西武の中で「セゾン」の空気が感じられるのはリブロとロフト、そして無印商品だろうか。その一角であるリブロがこの場所から消えるというのは、利用していた書店がなくなる寂しさ以上のものを感じる。

リブロを愛していた人たちは「ジュンク堂があるじゃないか」と言われても納得いかないだろう。僕は愛しているまではいかないけど、よっぽどのことがなければジュンク堂は利用しない。池袋にリブロがなくなってしまうとしたら、その気持ちは変わるかもしれないけど…

旧セゾングループが解体され、それぞれの企業は別の系列に行ったり、また無印良品(良品計画)のように解体以前から独立した活動をしている企業もある。「セゾン」という名もカード会社のクレディセゾンくらいにしか残っていないのだろうか。それでも、様々な企業に今もセゾンのDNAは細々とでも残っているとしたら嬉しい。

以前、セゾングループを取り上げた『セゾン文化は何を夢みた』という本を読んだ。(その時に感じたことはブログにも書いた)
改めてこの本を読み返そうと思うものの、友人に貸したまま戻ってこないので、改めて書店で探してみようかと思う。

今とは場所が変わっても、池袋にリブロのお店が残ってほしい。
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迷い

2015-02-15 23:15:42 | 見上げる
今日は母と妹、姪を連れて車で出かけた。

「何を食べよう」と双璧をなす「どこへ行こう」という問題を抱えつつ、何とか行き先を決めた。で、1時間ほど車を走らせ、越谷レイクタウンに着いた。

近くに来たことはあったけど、ここのショッピング施設に入るのは初めてだった。着いたのが13時過ぎだったので、食事を取ろうと飲食店が並ぶエリアを歩き始めると、どこの店の前も多くの人が列を作って順番を待っていた。そんな中、順番待ちを機械で受け付けるお店を選んだ。

さて、車でどこかに行こうと思うと、最近はこうした複合商業施設を選んでしまう。駐車場があり、一つの場所でさまざまに楽しめるというのは、子ども連れやお年寄りにとって楽なのだろうと思う。実際、足の悪い母を連れていく上で、車椅子を借りて歩き回ることができるのはありがたい。

それでも、こうした施設を手放しで歓迎するというところまでは心を開けない。やはり、地元に密着した商店街のようなところの方が落ち着く。

ただ、そうした場所が衰退しているのは全国に共通している。一方で頑張っていて多くのお客さんで賑わい活気あふれる商店街もある。そうした成功例が全ての場所で有効であるはずはないだろうし、人の心の移ろいも絡むので、さまざまな策を代わる代わる打っていく必要があるだろう。

そういった取り組みに携わりたいと思いつつ、そこに踏み込めずにいる。
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