あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

居場所

2006-10-31 22:14:08 | つれづれ
昨日、「逃げろ!」と書いてから、ずっと考えていた。僕にはこの場所が逃げ場所なのかな…

苦しいときは幾度もあった。けれどもそれを乗り越えられたときには、その脇で誰かが自分の存在を認めてくれていたと思う。そういう度量の大きな人は少なくなってきている
子どもも大人も、漂流し疲れきっているのだろうか…

やはりここは僕の逃げ場所ではない。逃げ場所にしたくはない。僕は“サラリーマン”と言う一言では言い表せない、別の面を持っている。そしてその一つが、ここを自分の居場所として書き続ける僕なのだ

さて、あすから11月。もっともっと、わき見をて歩こう
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逃げろ!

2006-10-30 22:55:34 | つれづれ
ここしばらく、いじめで自殺する子どもたちの話題を聞かない日がない。
彼らには、死ぬことしか選択肢が残されていなかったのだろうか。その他の道を示してくれる人が周りにいなかったのか…

「弱肉強食」なんて言葉は人間社会にはふさわしくないとずっと思っていたが、あらゆる面で競争主義が叫ばれる中、我々は野蛮な世界に戻りつつある。
文部科学省は他のことには一生懸命だが、かけがえのない命が失われることに対して無策としか思えない。「これが彼らが望んでいる方向なのだ」とは言いすぎだろうか?

自ら命を絶った子どもたちの苦しさやむなしさをすべて理解することは永遠に出来ない。
もしかしたら彼らはその命と引き換えに、自分自身をそこまで追いつめた人々の心に、深い傷を負わせようとしたのだろうか。でも、残念ながら仲間を死に追いやる人々の心は、死を選んだ人たちの心ほど感受性が豊かでない。つまり、自分の命を賭けても、彼らにとっては小さなトゲが刺さったくらいなのだろう。

苦しかったら逃げればいい。ずっと逃げ続けてもいいし、もし自分に力がついたら、改めて真正面から向かっていってもいい。逃げて、時間を稼ごう。

その間僕ら大人は、君たちいじめられる側も、そしていじめる側も感じているであろう、この世の中の息苦しさを取り除く努力をするから。
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Cocco

2006-10-29 22:36:16 | つれづれ
先日録画しておいた『Cocco ライブin武道館』を、やっと観た。
8月10日、僕は武道館で彼女の歌声を聴いていた。

『焼け野が原』をうたった後、裸足で僕らの前から走り去っていってからもう5年が過ぎていた。
その後、彼女は心の赴くまま、様々な活動をしてきた。幸いなことに、その活動の断片を僕らも知ることができた。
昨年の「SINGER SONGER」でのボーカルを経て、いよいよ今年、彼女は帰ってきた。

あの時うたった『焼け野が原』をどんな気持ちでうたうのだろうと、その時を待った。アリーナ席の端からは見えなかったが、全身の力を込めてうたう彼女の目が潤んでいたことを、今日改めて知った。

この放送は45分と短かったが、今週末にはBS2で90分の放送がある。ぜひ観てほしいので、今日2回目の記事を… そして、改めて感想を書きたい。
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感情移入

2006-10-29 20:31:23 | つれづれ
今朝はちょっとゆっくり…とは言っても、8時には起きてテレビを見ていた。
「サンデーモーニング」のスポーツコーナーにチャンネルを合わせる。そう、新庄に対する張本氏のコメントが気になったからだ。
張本氏はとうとう最後まで新庄に対し「あっぱれ」を出さなかった。彼の意地なのだろうか、屁理屈っぽく聞こえるところもあったが、賞賛の声一色に染まるよりは、まともなのかもしれない

それから、録り溜めていたドラマ『芋たこなんきん』を一気に観た。
今週はほとんど回想シーンだったが、主人公の町子が少女時代に、隣のカフェの女給さん(大路恵美さん、いい女優さんですね)に、「娘の朝子と友達になってほしい」と頼まれるエピソードを見ていて、とても苦しくなってしまった

たまに小学生の女の子の集団を見ると、仲間はずれになっている子がいたりして、そんなときに感じる苦しさと似ているかな?
自分も友達を仲間はずれにしたり、また仲間はずれになったことがあったが、どちらの時も思い出すととても辛い。
今その相手に会えたら、謝ることが出来るだろうか…

いや、今でも自分の感情をうまく相手に伝えることが出来ないのだから、それは出来ないだろう 謝られた方の気持ちを考えると、なおさら難しい

でも、最後に朝子ちゃんから来た手紙を読む町子に父親が2人を撮った写真を町子に差し出すシーンにはしてしまった。 城島リーダー、です。僕もこんな父親になれたらなあ~

が、こんなに感情移入しすぎると、歩くより疲れる
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街並み

2006-10-28 21:09:15 | つれづれ
「今日は歩こう」と意気込み、朝から電車に乗り深大寺に向かう。
つつじヶ丘の駅からてくてく、てくてく、てくてく…と、疲れが出てきた頃にやっと門前のそば屋が見えた

「こんなにお店があったのか」と改めて思うが、まだ10時前で多くの店が開店準備に忙しそうだった。
境内の木々はまだ緑を湛えていたが、一ヶ所だけ赤く染まっていたので、パチリッ


続いて隣接する神代植物公園に向かう。
特に花を見たかった訳ではなく、単に深大寺の隣だから寄った(と言っては失礼だが…)のだが、園内のバラ園にはたくさんの種類のバラが咲いており、多くの人たちが写真撮影やスケッチを楽しんでいた
中でも、僕はこのベルベットのような赤いバラに見せられた

バラも美しかったが、その脇にある大温室も結構楽しめた
そう言えば、前回ここに来たのは父をはじめ家族一緒でだったから、もう30年以上前のことなんだなあ~

さて、続いてバスを乗り継ぎ、小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」に向かった。
ここは、毎年1回という訳ではないが、たまに訪れる僕のお気に入りの場所である。

中でも好きな建物である「花市生花店」の前のベンチに座り、スケッチを…と、隣の売店が気になり、まずは揚げまんじゅうときゅうりの浅漬けを食してから、スケッチをはじめた。下手な落書きでも、遊びに来ていた子どもたちが興味を示して覗き込んでくる。彼らや引率のご家族、売店のおじさんと会話を楽しみながら小一時間過ごした

さて、お約束の【紅葉情報②】は、今回訪れた深大寺です。
紅葉の時期は来月下旬以降だそうです。
境内を散策したあとは、ちょっと冷たい風を感じながら深大寺そばをご賞味下さい。そう、暖かさを感じたくなったら、隣の神代植物公園の大温室へどうぞ


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映画祭

2006-10-27 22:59:59 | つれづれ
今年も東京国際映画祭が開催された…ようだ。
というのも、昨年は結構気になって、気になって初めて実際に映画を観たのだけれど、今年はあまり気にもならなかった。

そう、昨年はドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』で大人気のイ・ヨンエさん主演の『親切なクムジャさん』が上映されたからだ。
彼女が来れないと発表されてからも、「実はやっぱり来てくれるのでは」という微かな望みをつないでいた 結局彼女の来日まで、その後半年近く待ったが、公開放送には参加できなかった…

さて、一時期その勢いを増していた日本映画だが、最近はまたちょっと元気がないのかな?と感じることがある。けれども、一つひとつの作品を観て行くと、いい作品は結構見つかる。エンターテインメント性よりも、その時間の流れがしっくりくる感じがいい

そんな日本映画の注目作品を集め毎年3月に埼玉の所沢で開催されているのが、「ミューズ・シネマ・セレクション」である。監督とのティーチインなど、作品の魅力に深く迫ることが出来る好企画で、前回は『リンダ・リンダ・リンダ』を観に行った。劇場公開で見逃したが、山下敦弘監督の話を楽しく伺うことができた。

次回はどの作品が取り上げられるか、楽しみである。
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涙・・・

2006-10-26 23:03:59 | つれづれ
外出の帰りに、ゆりかもめから見えた「ららぽーと豊洲」に立ち寄った。

船橋にあるららぽーとには、過去2回行って2回とも迷宮に入り込んだような状態になり、うんざりした記憶しかないのだが、ここは結構わかりやすい。
あとでフロアマップを見直すと、複雑だけれど面白いつくりになっている

さて、ちょっと立ち寄っただけだが、何もしないで帰るのも…と思い、ヤクン・カヤ・トーストというで、カヤ・トーストのセットを楽しんだ

ジャムとバターがサンドされた薄いカリカリトーストに、半熟たまごをあわせて食べるのだが、コンデンスミルク入りのコーヒーとともに、何とも甘~い。けれども、その甘さがそれほどしつこくなく、面白い味だった

ひと通りフロアを巡っていると、キッチンスタジオの中で小さなパティシエたちが楽しくデザートを作っていた… ここは、家族やカップルが楽しむ場所なんだと改めて思う。そう言えば、スーツ姿で歩いていたのは、僕と関係者らしい人たちだけだったようだ

日本シリーズで北海道日本ハムが優勝した
最後の打席を迎えた新庄の目にはが浮かんでいた。チームメイトも、スタンドのファンも、テレビの前の視聴者も、複雑な思いでその瞬間を迎えていたと思う。そして、最高の形で夢は終わった…
最後の打球を捕った森本選手と抱き合う彼は、いつもクールに決めている彼とは違い、自分の感情を隠そうとしていなかった。その姿に、そしてヒルマン監督以下チーム全員が彼を労う姿に、涙腺が緩む

ひいきのチームが消えてからは、スポーツニュースも気にならなくなっていたが、久しぶりに野球で感動したなあ…
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王手

2006-10-25 23:22:23 | つれづれ
帰宅してテレビのチャンネルをパチパチと変える。
日本シリーズ第5戦のオンエアに目が止まりそのまま見続けた

野球をこんなに真剣に見るのは久しぶりだ。
このシリーズで注目を浴びるのは、なんと言っても北海道日本ハムの新庄だろう。
その派手なパフォーマンスで、地盤沈下が続く野球の人気を支え続けた功績は、張本氏が「喝っ」を連発しようとも、否定できない大きなものだったと思う。もっとも、張本氏も実は彼に対し愛情を込めて叫び続けたのだろう

そのパフォーマンスに注目しがちだが、キラリと光るプレイも数多い。彼は見えないところで苦しみ、そして努力を続けていたのではないか。
ファイターズがあと一勝すれば、この夢は終わってしまう。けれども北海道の、そしてその他大勢のファンのために、あす優勝が決まることを祈ろう
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今日も雨

2006-10-24 22:29:59 | つれづれ
今日も雨が続き、憂鬱な気分もそのまま持ち越した
このところの雨は強風を伴うので、傘を差していても服がびしょ濡れだ

映画の前売り券を買おうと、寄り道をした。既に窓口は閉まっていたので、エレベーターに乗り入り口に向かう。受付氏曰く「この時間では売っていません」とのこと… 遅く来た自分も悪いのだが、商売っ気がないというか、次の言葉が出てこなかった

駅に向かって歩いていると、シュークリームの甘い匂いとともに現れた一羽のフクロウ。ホープくんというそうだ。雨の中佇む彼に「明日はいい日になるように」と心の中でつぶやく

家に帰ってテレビを見ると、小学6年生の少女が行方不明になっているというニュースが流れていた。昨日書いた記事のことを振り返り、「やはり過保護にならざるを得ないのかな」と思う

何よりも、この子が無事に帰ることを祈ります。
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長ぐつ

2006-10-23 23:12:07 | つれづれ
昨晩からのは、今もしとしとと降り続いている。昼の日課にしつつあった散歩も、今日はお預けだ
切りのいいところで仕事を終え、今日も早々に帰途に着く

ところで、特に仕事でイライラすることも、いつも以上には(?)なかったのだが、どうにも変な感じがするなあと、今日一日を振り返ってみる。「そうだ、今日は子どもを見ていなかった」

ただでさえ怪しいオッサンが、子どもを見てニコニコするのは問題だと思われるかもしれない。けれども、子どもってみんなに元気を与えてくれる存在だと思う
痛ましい犯罪が続き、最良の選択として「隔離」が選択されているようだが、世の中にとって本当に良いことなのだろうか? 子どもの成長を社会が応援する世の中は、そんなに難しいのだろうか?

確かに今の世の中は病んでいる。でも、結果で手を打つ前に、原因を何とかしなければダメだろうと思うのは、自分だけではないだろう。けれども、今の世の中は何にしてもプロセスを軽視しがちだ

雨が降る中、一人ひとりが立ち止まって考えてみてもいいんじゃないかな? そう、子どもたちが長ぐつを履き、雨の中を「ぴちぴち、ちゃぷちゃぷ」と楽しめる世の中を取り戻すために…
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