あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

失敗続き

2010-08-31 07:34:01 | つれづれ
花を見かけるとつい目を留めてしまうものの、そのほとんどについて名前も生い立ちも知らない。花のように見えて、実は違う部分だったりするのだが、ついつい見た目で判断してしまう。まあ、それは花に限ったことではないが。

今朝見た花は、紫がかった赤い花だった。携帯のカメラ機能の限界なのか、この手の色合いはなかなかうまく記録できない。光の加減などから構図を考えているうちに、真ん中に白い花のような部分を見つけた。それは、すべての花にあるわけではなく、でも、その姿はとても可憐だった。

物事の本質を見極めるのはとても難しい。闇雲に時間をかければいいという訳でもない。そろそろその「眼力」は養われているはずではないかと思いながら、失敗続きの自分を嘲った。
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街は生きている

2010-08-30 07:10:32 | つれづれ
散歩に出ようと玄関を開けたら、目の前に自転車が止まっていた。昨夜、食後にサウナに行こうと思い、買い物から帰った後そのまま止めておいたのだった。とっさに、行きたいと思う場所が浮かび、自転車を走らせた。

テレビの画面にチラッと映った町名表示と、少しカーブした道の感じを頼りにその場所を探した。最初に向かった場所は全くのハズレで、そこでようやく携帯を使い地図を確認した。

それでもよくわからず、団地を抜けたところで川岸に出た。遊歩道を歩く人々の先に、太陽が顔を出しかけていた。これだけで自転車を走らせてきた甲斐があったと思ったが、もう少し探してみることにした。

結局、探していた場所は見つかった。番組名が書かれた紙袋に包まれたブドウの房はイタズラをされることもなく、収穫の時を待っていた。帰り道はぜんぜん近道で、古くからの商店街を抜けながら、穏やかな街の佇まいに生活する人を想った。そう、「街は生きている」ということを実感しながら。
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天を仰ぐ

2010-08-29 20:41:56 | つれづれ
すっかり夏バテの症状が出たまま、ぐったりしていた。ベッドに横になると暑さに滅入ってしまうが、それよりも疲れが勝っているためだろうか、知らぬ間に寝込んでいた。

やらなければならないことが幾つもあると、どれから手を付ければいいのかわからなくなり、そして、逃げたくなる。今日は辛うじて一つだけ済ませて、あとは逃げてしまった。

すべて暑さのせいにはできないが、だめだなあと天を仰ぐ。空だけは僕に優しい。
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ふらふら

2010-08-28 18:50:38 | つれづれ
今日もかなりの暑さだった。この暑さが来月も続くというニュースに呆然としつつ、備えを考えてみる。

下着やタオルは、汗と洗濯の繰り返しでかなりヘタっている。一部はそろそろ替えを用意しないとならないだろう。その前に、体の調子を何とかしなければならない。

とりあえず、今日は早めに眠ろう。大したことをしていた訳ではないが、何だかとても疲れた。
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偶然も必然

2010-08-28 11:23:35 | つれづれ
散歩中に出会った猫なレンズを向けた。逃げ出すかと思いそっと近づいて行くと、逆にこちらに近づいてきてびっくりした。猫は僕に向かってきたのか、僕が持っていたベーグルに気づいていたのか。そう考えていたのもつかの間、猫は自分のペースを取り戻していた。それは、片思いの相手にいきなり話しかけられた時のような感じといったら、それは僕の妄想だろうか。

帰り道、一年以上前に閉店したお肉屋さんを懐かしみ、わき道に入ってみた。と、お店のシャッターが少し開いていて、外でおばさんがゴミを整理しているようだった。その様子を横目で見ながら少し通り過ぎ、やはり気になったのでおばさんに声をかけてみた。

体力的にしんどくなり店を閉めたが、その後おじさんが眠れなくなってしまい、揚げ物など惣菜だけに絞って店を再開したという。ほんの少し模様替えされた店の奥で、おじさんはキャベツを刻んでいた。その表情は豊かな笑みをたたえていたように見えた。

もっと早い時間だったらシャッターが閉まっていたかもしれないし、もっと遅い時間だったらそもそも出掛けなかったかもしれない。そう思うと、余計にあの懐かしいほっこりしたコロッケが食べたくなった。
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ひそやかな花園

2010-08-27 20:25:59 | 本を読む
書店に行くと、特定の作家さんの新作を探してしまう。瀬尾まいこさんは教師として忙しい合間を縫って執筆しているだろうから、余計に新作が待ち遠しい。あとは、吉田修一さんと角田光代さんだな。吉田さんはあの『悪人』が映画化されるのに際し、脚本を手掛けるという。あの心をざわつかせる世界がどのように映像化されるのか楽しみだ。観に行くとしたら、誰かと一緒に行きたい。

夏休み用に買った、角田光代さんの『ひそやかな花園』を今朝読み終えた。初めはどんな話なのか掴めず、ページをめくる手も動きが鈍かったが、途中からスピードが速まった。登場人物の多さに頭が混乱しながら、それでも彼らの行きつ戻りつする気持ちをリアルに感じていた。

その途中、僕はひとりの女性に自分を投影していた。いつも自分だけ不幸だと思い、それを他人のせいにする。そんな、自分のいやなところを凝縮したような彼女に嫌悪感すら抱いたが、その先には僕自身がいるとおもうと、複雑だった。

でも、ラストには光が見えた。その光は、心の暗闇にもがく今の僕が求めている光だった。だから、その光に誘われて前へと歩いていこう。
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理由は

2010-08-26 23:57:43 | つれづれ
夜はかなり涼しくなったが、それでも暑いのには変わりはなく、タオルで汗を拭いながら歩く。

話の流れで、今年は避けようとしていたことを引き受けてしまった。大事なことに備えてと、そこに行く楽しみがないことが理由だが、行かなければならない理由が心の中に芽生えてしまった。

夜空に輝く月は、そんな僕の迷いを笑っているのだろうか。
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見ない阿呆

2010-08-26 19:29:52 | つれづれ
今夜は大塚駅前で阿波踊りが開催されている。電車の中から見えるたくさんの提灯に誘われ、ちょっと降りてみた。

賑やかなメインステージらしいところには行かなかったが、ちょうどガード下が準備場所となっていて、緊張に包まれた人や記念写真を撮る人が見られた。

その特徴的な笠をアップで撮ろうとしたが、気が引けたのと、かわいらしさに声を掛けられなかったので、遠目に影を写した。少しは涼しくなったものの、まだまだ暑い夏の夜に、暑さに負けないエネルギーが羨ましい。

先を急いでいた僕は、踊る阿呆にも見る阿呆にもなれず、その場を後にした。
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暑くても

2010-08-26 14:28:19 | つれづれ
連日続く猛暑に疲れが溜まっていた。仕事ではなく、単に暑さに体力を奪われていた。そんな暑さにようやく白旗を揚げ、昼に職場を後にした。

とはいえ何をするでもなく、とりあえず食事をとろうと途中駅で降りた。速達列車の停車駅で降りた方が便利だとわかりつつ、各駅停車しか停まらない駅を選ぶ。

商店街の賑やかさが僕をこの駅で降ろそうとするようで、迷わずこの駅で降りた。以前選ばなかった店に入ろうとしたが、南と北とを間違えたようで結局見つからず、外に立てられた看板に溢れかえるメニューを持った店に入った。

冷房の効きがイマイチだと思いつつ、ビーフシチューのセットにブレンドコーヒーを合わせた。ビーフシチューはあまり食べないが、値段の割りにはいけると思った。そして何よりも、食後のブレンドコーヒーの豆を感じさせる味と香りにホッとした。

そう、暑いからと言って冷たいものばかり口に入れているからバテてしまうのかもしれない。そんなことをこの昼飯が思い出させてくれたのかな。
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勢い

2010-08-26 07:39:45 | つれづれ
もともと後ずさり気味に生きてきたから、自らを前向きにするエネルギーをあまり持っていない。だが、人の気持ちに訴えていこうとするエネルギーは若干はある。自分の内面と外面のギャップを抱えながら、それはそれでいいのかなあと、多少の後ろめたさを伴いながら思う。

夏休み用に買った本の二冊目を先週末から読んでいる。一昨日までは暑さに負けて1日数ページというスローペースだったが、物語の展開が速まるにつれ、読むスピードも興味も高まってきた。この勢いで今日中に読み終えたい。

そう、物事には勢いが必要だ。一度間を空けたら、一生取り返しのつかないことになってしまったりする。そして今、そんなことを実感している。
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