あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

曇りのち晴れ

2008-12-31 22:36:13 | 前に進む
昨年の大晦日にどんな事を書いていたのかと、自分の記事を遡って見てみた。今とほとんど変わらない心持ながら、映画の感想を書いている。
昨年も、そして一昨年も、それなりの数の映画を観ていたが、今年はそれほどでもなかった。時間がなかったということもなくはないが、それよりも、観たいと思うような作品が少なかったような気がする。

心に残る作品はあったが、その感想を書こうという気持ちが今日までにまとまらなかった…というか、まとめようと思わなかった。

もしかしたら、感性が弱まっているのかもしれない。知力も体力も自信がない僕にとって、それはとても辛いことだ。そして、ただ手をこまねいているだけではいけないとも思う。さて、どうしたものか…

あまり近道を選ばずに、もっとゆっくり歩いて、もっと脇目を振って、もっと立ち止まって、ほんの些細なことに関心を持とう。

来年の抱負というほどでもないが、そんな事を思った。

さて、今年ももうすぐ終わり、新しい年を迎える。
ここに来て、立ち止まって、ちょっと目を通してくれた人に、ほんの少し潤いを感じてもらえたら、とても嬉しい。

そんな皆さんの来年も、きっといい年となりますように…

アラフォー

2008-12-31 16:19:25 | つれづれ
先日、駅貼りのポスターを見て気になり、ネットで調べてみたら、今日は千円で観られるというので、年の瀬も押し迫りギリギリの中で出掛けてきた。

映画『40歳問題』は、三人の40代アーティストを中心に、40代という世代に迫るドキュメンタリー作品だ。

この作品を観ようと思ったのは、自分自身がまさにこの世代だからで、彼らの考え方などを共感を持ちながら、また、真心ブラザーズの桜井秀俊さんの家族を映し出すときには、これが「普通の40歳」なんだなあという気持ちで観ていた。

今年、「アラフォー」という言葉で括られた僕らは、先日の『AERA』でもいわゆるロスジェネ世代と比較され、そこでは分が悪く、それを反発を持って読んでいた。

他の世代もそうだと思うが、僕らには僕らの、他の世代には負けないものを持っていると思う。世代間で争おうとは思わないが、この混沌とした現代に、何か役に立てないかと思う…が、映画の中で作家の角田光代さんが言っていた「いい人でいようとする人が一番悪い人」という言葉を思い出して、少し迷う。

明日からはもっと自分に正直に生きよう…って、難しいけどそうしよう。

答え合わせ

2008-12-31 08:37:49 | つれづれ
休みに入ってからずっと晴天が続いている。地域によっては寒波の影響で大荒れの天気のところもあり、改めて自然の厳しさを感じるが、それにもまして厳しいのが日々の暮らしだ。

百年に一度と言われるこの経済情勢に、今までの延長では乗り切れないことは明白だ。そしてその影響を一部の不安定被雇用者に負わせてしまうのも道理にかなわない。

年が明けたら、そんなことをみんなでオープンに話し合うべきだと思うが、その前に、自分になにが出来るか考えてみる。現状と照らし合わせて「ダメだ」としていた答えも、明日になれば正解になっていたりする。ただ、どんな時も揺るぎない何かを持っていないと、ただ流されてしまうだけだ。

だから、残りの休み中にそのことを真剣に考えることにした。それが今日の散歩の答え。

足踏み

2008-12-30 21:56:08 | つれづれ
毎年年賀状を書くのは大晦日が近づいてからだ。ほんの少しでも手書きでコメントを書こうと思うのだが、年に一回、年賀状でのやりとりしかない人に、どんなコメントを書こうというのか、自問自答しながら時間ばかりが経ってしまう。ごくわずかの枚数に、何でこんなに時間がかかるのか。
今も、年賀状を書くのに行き詰まり、ビデオを見たりこうしてパソコンに向かったりしながら、気分が乗るのを待っている。

そんなこんなで今年もあと1日。できなかったことは今年もたくさんあったが、もしかしたらそれは、いくらもがいてもできない事なのかもしれない。それでももがき続けるか、それとも諦めて別の道を選ぶのか、僕はいまだに決めかねている。

今年もあと一日、じたばたしても始まらないが、何だか前に進めない。

閉幕

2008-12-29 08:13:01 | つれづれ
昨夜、録画しておいたドキュメンタリー番組を見ていた。今年末で幕を閉じる新宿コマ劇場を取り上げたもので、長い間この舞台に立った北島三郎さんが劇場内をくまなく案内してくれるなど、中身の濃い番組だった。

小学生の頃、映画のチラシ集めが流行り、よく池袋や上野、新宿、そして有楽町から日比谷へと映画館を歩き回った。今、自分に子供がいたら許すだろうかと思うが、当時、僕ら兄弟を養うために仕事に出ていた母はおそらく知らなかったのだろう。

ある日、隣の新宿プラザ劇場にチラシをもらいに行ったら、コマ劇場の前に行列が出来ていた。そこでは確かお弁当が配られ、人々はそれをもらって劇場の中に入っていった。

昔はそんな団体での貸切も多かったのだろう。そしてそれによって興行が成り立っていたのかもしれない。

多分、この劇場のスタイルは10年以上前に役割を終えていたのだろう。でも、たくさんの熱心なファンの支えが、その命を長らえさせたのだろう。経営的には判断が分かれるが、人の世の有り様としては良かったと言おうか。

ふと見ると、新宿プラザは先月で閉館していた。あの頃に戻るタイムマシンがまた一つ失われたように思えるが、それは「前へ進め!」という誰かの声かもしれないと思い、その先を目指そう。

先へ、さきへ

2008-12-28 08:15:36 | つれづれ
もしかしたら間に合わないかと思ったが、目指していたものはふと、目の前に現れた。「早起きは三文の得」と言うが、この輝きはいったいいくらになるだろう。



来年は、こんなに見通しが明るいといい…って思うが、それは違うかもしれない。見通しがなくても歩き続けなければならない。そう、そこに光があると信じて。

迷い道

2008-12-28 07:26:48 | つれづれ
この前の日曜日、夕方に歩いたのと同じ道を辿ってみた。あんなに賑わっていた表参道には、数えるほどの人しかいない。時間の違いが、クリスマスの前後による違いか。

さて、この先に気になった店があった。ウィンドウにはシンプルだけどとても素敵なドレスが飾られていた。いつかこんなドレスを彼女に着てもらえたらと思うが、肝心なその彼女はまだ霧の向こうだ。

順序は逆だけど、迷わなくていいかもしれない。

夜明け前に

2008-12-28 06:28:11 | つれづれ
今日は早くに家を出た。考えてみれば、溜まった雑用がかなりの量になり、ゆっくり歩いている時間も惜しいくらいだった。けれども、それを理由としてサボってしまえば、何かよからぬ奴の策略に乗せられてしまうように思えた。ならば、いっそのこと出発地を変えてみようと、電車に乗り込んだ。

朝帰りのカップルや日曜日でも出勤らしい人。トランクを引きずる人たちは、これから帰省やバカンスに向かうのだろう。

いろんな人たちがいて当たり前。だから、散歩するために電車に乗る人がいてもいいだろう…ね。

夜が明けるのは歩き始めてからだ。せめて、素敵な夜明けと出会えますように…

朝のひかりに

2008-12-27 15:55:10 | つれづれ
今日から年末年始の休暇だが、年末年始を迎える以外に特段の予定はない。文章にすると何とも寂しいが、無事に年を越すことができるのは、幸せなことだと思う。

仕事は溜まっていたもの一切持って帰らなかった。また予定がないことを幸いに、別のことに時間を費やそうと思う。

とはいえ、する事と言えば、録画してあった番組をまとめて見ることと、積み上がった本を読むことと、そして、ただ歩く事だけだ。

身が縮まるような寒い朝も、光を求めて歩いていこう。

あと6日

2008-12-26 06:59:21 | つれづれ
今年もあと一週間を切った。今日を入れてあと6日あるとも言えるが、後者は単に言葉上のものでしかないような気がする。

この一年、僕はどこを目指してきたのだろう。いや、目指すところなど何もなく、ただ流れに身を任せるのみだった。そんなだから、今いる場所について考えても仕方がないのかもしれない。

だが、ここが来年の出発点となることはほぼ間違いないのだから、来年向かう方向を決めるためにも、じっくり考えてみる必要はある。ただそれには、行きたい方向を見定めなければと思う。それが「抱負」だったりするが、本気になってそこに向かっていこうという気持ちがなければ、画に描いた餅に過ぎない。

まずは、「仕方がない」という言葉を減らすことからはじめよう。