あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

スローフード

2008-04-30 21:52:08 | テレビを観る
地デジが映るようになったからといっても、放送されている番組の質が高くなるわけではなく、だとしたら急いでテレビを買い換える必要はなかったのでは…と、少し思う。
ただ、観たいと思っていたドラマは、キレイに見えるとうれしい。

先週から始まった『おせん』は、蒼井優さんの初主演ドラマということで、ちょっと気になっていて、今日になって録画してあった2回分を観た。
蒼井さん演じるおせんのゆっくりと、けれどもしっかりとした佇まいに、次回以降も見続けようという気持ちになる。

ところで、1話で「スローフード」という言葉が出てきたが、「ファストだろうがスローだろうが、大切なことは、食べる人のことを思って作るということ」というメッセージが伝わった。

料理は人の口に入る大切なものだから、特に気を配らなければならない。けれども、その他のことについても同じように言えるだろう。
何かを伝えることも、伝える相手を思うことが大切である。

さて、僕の言葉はそれを消化できているだろうか…

焼いも

2008-04-29 22:57:44 | 見上げる
ボランティア仲間に誘われて、世田谷で開催されていたイベントに向かった。

先日参加したイベントとは比較にならないほど規模は小さいものの、まったりした空気につい気持ちが和む。
会場内に焼いもを売る店があり、2個それぞれ違う種類の芋を買い、みんなと分けて食べた。味も食感も異なり、それぞれにおいしくいただいた。

あの人のことが気になるものの、言葉が見つからない。

ブラウン管

2008-04-28 21:32:16 | 見上げる
子供の頃から、テレビは僕の一番の楽しみだった。小学生の頃には『NHK特集』を夢中になって見ていた。『慕情』や『伯爵夫人』など、大人の恋愛映画にあこがれたのもその頃だった。早熟さは背の高さと同じように、みんなよりも早くその進化が止まってしまい、今に至る。

さて、その長い年月を共に過ごしてきたブラウン管との別れの日が来た。あと3年は見られるのだが、地デジアンテナを付けるために電気店の店長が3年にわたり苦心して、ようやく目途がついたのに伴い、テレビを買い換えることにした。出費は痛いが、とりあえず分割にして負担を軽くしたし、それよりも、早くキレイな画面でテレビを楽しみたいと思ったからだ。

買い替えを決めてから今朝まで、ブラウン管テレビを残しておこうかどうしようかと迷っていた。数度の買い替えを経て最後に買ったブラウン管テレビは、今まで買ったテレビの中でもっとも値段の安いものだったが、トラブルもなく今朝まで楽しませてくれた。僕の手を離れて、同じ姿か、それとも別の姿かはともかく、このテレビにはまだ活躍する場があると思えば、僕が囲い込んでしまうことはよくないと思った。

ところで、大画面テレビの登場は家族の団欒を取り戻す手段となっただろうか?
そこまでは行かなくても、共に同じ番組を見て語らう時間が少しでも増えただろうか?
だとしたら、多少値段が高くても、それに見合った価値は十分あるといえるだろう。

「子供にテレビを見せるな」という人もいるが、僕は子供がいたらテレビを見せたいと思う。一緒にテレビを見たいと思う。そして、テレビについていっぱい話をしようと思う。その日がいつ来るかはわからないけど…

いのちを受け取る

2008-04-27 22:30:29 | 本を読む
「自殺は伝染する」と、とあるホームページに書かれていた。
自殺を考えたことがないかと聞かれれば、正直に「あります」と答える。そのとき、その気持ちを思いとどまらせたのは何だったのだろう。残された家族に迷惑をかけたくないのと、生きることへの未練だろうか… 僕の命は、僕だけのものではない。ありきたりの言葉だが、ある本を読んでそれを実感した。

今年に入り、書店の店頭にいつも平積みされていた、小川糸さんの『食堂かたつむり』を買ったのは先々週になってからだった。そのタイトルと、ほのぼのとした感じのイラストに、映画『かもめ食堂』のイメージをダブらせたのは僕だけではないと思う。

ある出来事がきっかけで故郷に戻ってきた主人公が、自分の持つ唯一といえる能力である「料理づくり」によって独り立ちしようと歩き始める。けれども、それは決して独り立ちではなく、たくさんの人たちによって支えられていたということにやがて気付き、そしてそこからまた歩き始めるといた物語である。

僕も、一人で生きているという錯覚に陥ることがある。けれども、人は決して一人では生きていけない。無人島などでサバイバルのように生きている人もいるが、それは、生き物として生きているのであって、人として生きているのとは違う。僕らは、命をつないでいくリレー走者でしかない。そう、それは人の命だけではなく、他の動物や植物などの命を食することによって、さまざまな生命を受け継いでいる。

先週初めに、主に電車の中で読んでいたのだが、周囲にいる人々の視線を思いつつ、あふれる涙を堪えずに読み進めた。

先週末に参加したイベントや、ドラマ『ちりとてちん』に通じるものを感じたことが気持ちを共振させたのは事実であるが、それ抜きでも、心がホッと温まる作品だった。そして、誰かはわからないが、その誰かに対して腕をふるった料理を振舞いたいと思った。

自殺をするというのは、そうした命のバトンリレーを途切れさせてしまうものだ。確かに苦しいことはある。死んでしまったほうが楽だろうと思えるときもある。でも、違う道を歩くという選択もある。孤独に押しつぶされそうな夜もあるけれど、僕も、そしてあなたもきっと、一人ではない。だから…

片付け

2008-04-26 17:32:51 | 前に進む
天気もあまり良くなかったので、結果として出かけないほうが正解だった気がする。それに、いつもはエンジンがかかり難い片付けも、比較的早い時間から思いっきり進めることができた。これは果たして、調子がいいのか悪いのか…

とは言え、明日もまだ片付けは残っている。今日明日で完全に終わるわけではないが、ここ数年手付かずだったあれこれを、今年中には何とかしたいと思っているので、そう悠長なことも言っていられないのも事実である。

片付けの合間にHDレコーダーの中身も整理できたので、今日はまあまあとしよう。

金色の日々

2008-04-25 07:25:44 | つれづれ
もうすぐ連休だ。けれども、ワクワクするような気持ちは残念ながらない。ただ、ゆっくり眠れるのはうれしい。

HDレコーダーに溜まったドラマや映画を見たり、部屋を片付けたりと思い浮かべるうちに、予定が埋まっていく。同年代の人ならば、家族との時間が占める割合が大きいのだろう。そう思うと寂しさを感じるが、いろんな生き方があっていいし、自分自身が今の生き方を選んだのだから…

黄金のような輝きでなくてもいいが、柔らかな光がキラキラとしているような、そんな日々がその先にあればと思う。いや、微かな光を見つけ、そこに向かって行かなければ、永遠に届かない。
まずは、その光を見つけるところから始めよう。

2008-04-24 12:54:36 | つれづれ
朝、湿り気のある風が強く吹いていた。風は冷たいのだか、混雑する電車の中は、その湿り気だけが残り、少し汗ばむ。
乗り換える度、冷房が入っていたり、いなかったりする。

週末は晴れ間が広がるという。朝早く、自転車に乗ってどこかに行ってみたい。そう、スケッチブックを持って…

野辺の花

2008-04-23 07:17:50 | つれづれ
昨日の夕方、何かを考えていたようないないような、そんな心持ちでとぼとぼと歩いていた。

立ち並ぶ家々には、ガーデニングが趣味らしい家もあり、行き交う人々にほんの少し、楽しみを与えてくれる。

しばし、おノボリさんのように目をキョロキョロさせながら進んでいくと、道端に薄紅色の花が咲いていた。さりげない美しさに惹かれた。

人も、一瞬の仕草やふと発せられる短い言葉に、その人の魅力が垣間見れることがある。そして、その瞬間の輝きに魅せられる…

それが本物かどうかを見極める眼力を持ち合わせていないが、そこは自分のアンテナを信じて進もう。

ココからエコ

2008-04-22 19:40:32 | つれづれ
移動中立ち寄った立ち食いそば店に、割り箸をやめたという張り紙があった。

ほんの小さなことだけど、できることからはじめなければ、結局何もできない。

ただ、せっかくのマイ箸の出番が少なくなるのは寂しい気もするけれど、大勢から見れば些細なことだし…

そんなこんなで、世の中は少しずつエコの方へと進んでいく。

迷いながら…

2008-04-21 23:45:10 | 前に進む
4月生まれの人に共通の悩み…というほどのことでもないかもしれないけど、友達ができる前で、毎年寂しい誕生日を迎える。

昨日、イベント終了後に仲間から「HAPPY BIRTHDAY!」のメッセージをもらった。ままでもっとも派手なバースデイメッセージだっただろうか…

で、いよいよ迷っていられない歳になった。けれども、僕の目の前にはまだまだ迷路が続いている。時に壁にぶち当たり、時に道草をしたりしながら、これからも僕らしい生き方を続けていこう…って、「僕らしい生き方」って、どんな生き方だろうか…