あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

選択

2009-08-31 08:00:36 | つれづれ
衆議院議員選挙が終わった。前日に病院の待合室でめくった雑誌の結果予測とほぼ一緒だった。揺り戻しすら起きなかったということは、政権与党に対する人々の失望の大きさを示しているのだろう。

様々な要因が指摘される中、最も大きいのは「小泉改革の後遺症」だったと僕は思う。

小泉純一郎氏の政治手法は、有権者に強い刺激を与え、その思考を麻痺させてしまうことで、ことを運ぶというものだったのではないか。突然の北朝鮮訪問もそうだったし、その最たるものは「郵政民営化」だろう。後者を理由に選挙まで行われたのは今もって理解できないが、あの政策自体冷静に事後評価されていない。

人々は彼に熱狂し、より強い刺激を求めたが、彼の任期が1年ほど延ばされたものの終わりを迎えると、今まで「改革」のためと目をつむっていたことに対する疑問が噴出した。後任は逃げ出したり失言を重ねたりしたが、それらは決定的な失点ではなかったと思う。

昨秋以降の経済危機は、改革の副作用として人々の、特に立場の弱い人々の生活を直撃した。だが果たして、彼らは前回誰に投票したのだろう。

大江アナが出ていたからという訳ではないが、テレビ東京の選挙特番を見ていたら、小泉政権の経済政策を担当していた竹中平蔵氏が出演していた。彼は時にバカにしたように見える笑みを見せながら民主党のマニフェストを批判していた。塩川正十郎氏の批判は年寄りの僻みにしか聞こえなかったが、竹中氏のそれは見ていてとても不快だった。そういえば、彼は人材派遣会社の会長になるようだが、そんな生き方ができる厚顔さに呆れる。

人々は「小泉改革」がもたらしたから一種の快感から、「百年に一度の経済危機」の中で禁断症状に苦しみながら、「与党以外」という選択をした。ならば我々も「民主党さん、お手並み拝見」とばかりに高みの見物を決め込むのではなく、積極的に政治に参加すべきだ。お仕着せが自分に合わないなら、自分で直していけばいい。

民主党に期待がないわけではないが、「自分たちは間違えてはいない」と過信することなく、常に人々の声に耳を傾けてほしい。「塾」の出身者が多いようなので、特に気になる。

いずれにせよ、僕らは一歩踏み出した。その選択に、僕ら自身の責任も問われる。
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どっぷり

2009-08-30 06:47:36 | つれづれ
昨日とは違い、今朝は涼しく過ごしやすい。歩くのには適していると思うが、汗をかくにはもう少し気温が高い方がいいと言ったら、贅沢に聞こえるだろうか。

快適に歩けるのなら、歩く距離を延ばせばいい。とはいえ、今日もする事がいくつもあり、歩き続けてはいられない。

もうすぐ秋、そんな一日を過ごす予定を入れておこうか。
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一休みして

2009-08-29 17:20:10 | つれづれ
8月最後の週末となった。来週末の予定を考慮し、墓参に向かった。

順調に2カ所を回り、帰宅するにはまだ早いと、お台場に寄ることにした。

高速を降りてすぐに渋滞にはまった。諦めて帰ろうとしても、いつまで経っても抜け出せない。ようやく対岸に渡り一息着くと、我慢していた眠気が再び襲ってきたので、しばし身を委ねた。

その前に食べたアイスクリームは、ほのかな塩の味がさっぱりして、疲れた僕にほんの少しエネルギーを与えてくれた。

さあ、家までもう一走り。安全でいこう。
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まわりみち

2009-08-28 21:28:11 | つれづれ
事故があったため、振替乗車で迂回しながら家に向かっている。さて、どのルートを辿ろうかと迷ったが、一度乗ってみたい路線を使うことにした。

櫛形のホームはいつも利用する路線のターミナルと一緒だが、止まっている電車の長さがかなり違う。3両と短い上に、車両自体もやや小さい。だが、結構な人数が乗っている。

以前好意を持った人がこの沿線に住んでいる。今さらどうこうということもないが、何となく気になった。ということは、前言が嘘になってしまうが、どちらにも取れるとしておこうか。

まったく、疲れているというのに、いったい僕は何をしているのだろう…
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やはり

2009-08-28 12:51:57 | つれづれ
昨日、季節が変わったと書いたのに腹を立てたのか、夏の天気が戻ってきた。日陰に避難して一息つきながら、真っ青な空を見上げ、この空は夏か秋かと考えてみるが、まあ、どちらでもいいか。いや、そんなこと言って、どちらからも反感をかってはいけない。

8月なのだから、まだ夏でいい。逆にそうでないと困る。
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寄り添う姿

2009-08-28 07:49:03 | つれづれ
何となく疲れが残っていて、それを理由にサボってしまおうと思ったものの、散歩に出かけた。

静けさが新聞配達のバイクの音に切り裂かれるのが鬱陶しく感じられるが、遠くに行ってしまうとまた、何もなかったかのように、静かな朝が戻ってくる。

帰り際に二輪並んだ朝顔を見かけた。もう朝顔でもないと思うが、まだまだ街中を彩っている。

凛とした佇まいの一輪も好きだが、寄り添って咲く二輪の姿も時には憧れる。それはきっと、好きだと思える人がいるからかもしれない。寄り添う姿に思いを重ね合わせているのかもしれない。

いつまでも憧れでもいいかもしれない。僕は凛として生きていけたらいい。
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秋の入り口

2009-08-27 17:59:47 | つれづれ
仕事中に建物の屋上に上ることになった。見上げたら青い空にふんわりと白い雲が浮かんでいて、仕事中なのにシャッターを押した。そのまま空に持って行かれそうになった意識を力ずくで取り戻し、打合せに意識を集中させた。

暑さは残っているが、空も空気も秋の入り口を通り過ぎてしまったような気がする。親切に強めてくれた冷房が、贅沢だが少しキツく感じられた。

今度の週末は、洗濯以外に何をしようか…
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アクセサリー

2009-08-27 06:50:22 | つれづれ
リュックの口紐が切れてしまったので、昨夜約束の前にハンズに寄った。お目当ての紐と、春にイベントの仲間にもらったガラス玉に付ける皮紐を買い、階段を下がっていった。

ちょうど全館でセールが開催されていて、時計売場の一部で逆輸入品が安く売られているのに目が止まった。春頃から時計が欲しかったのと、来月また時計があった方がいい用事があるのとで、購入を決めた。

さて、時計を買うのはたぶん10年ぶりくらいだろうか。その頃携帯電話を持ち始め、時計がなくても不便がなくなったからだと思う。だが今も、何気なく腕を上げて時計を見る癖が残っている。

以前買ったものはみなシンプルな白い文字盤だったが、どうせ通勤には着用しないので、少し遊んでみた…つもりだ。子供っぽいかもしれないが、何度も腕を見てしまう。男にとっては、アクセサリーでもあるのだから。
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しあわせ

2009-08-26 07:16:29 | つれづれ
イ・ヨンエさんが結婚されたそうだ。彼女が今世界で一番の美人と言ったら、おそらくかなりの人が同意してくれるだろう。そんな彼女の結婚に淋しい気もしなくはないが、きれいごとでなく心から祝福したい。

さて、年頃の女性についつい「ご結婚は?」と言ってしまいそうになり、喉のところでグッと留めることがよくある。自分のことを棚に上げているのは承知だが、そんな風にその人の気持ちを探ろうというのが正直なところだ。

結婚は目的ではなく手段にすぎないということを、今この文を書きながら改めて思う。だが、単純に手段と言い切ってしまうには済ませたくないこともある。誰かと共に幸せになりたいという気持ちこそが大切だと、青臭いと言われようとそう思う。

ただ、それが普遍的ではないことも認めないといけない。人の生き方は多様だから…
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断面

2009-08-25 07:36:47 | つれづれ
季節には断面があるわけではなく、緩やかに移ろうものである。昔の人はそれをうまく言い表そうとしたのか、二十四もの言葉を生み出した。単純に言えば半月ごとに季節は変わっていくということだが、果たしてそれは今も同じだろうか。もし違うとしたら、その数が増えるのか減るのか。それとも、表現する言葉が違ってくるのか。

季節の断面に気づかないうちに、気候変動の断面は確実に通り越している。
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