今回のお目当てはなんと言っても、
IWGPヘビー級選手権試合ベルト統一戦無制限1本 | ||
中邑真輔 (2ndベルト保持者) |
対 | カート・アングル (3rdベルト保持者) |
ここで最近のプロレスをまったく知らない方の為にちょっと解説を。
IWGPとは、新日本プロレスが管理するチャンピオンベルトの名称で、「International Wrestling Grand Prix」の略称です。
IWGPは、プロレス界における世界最強の男を決めるという考えの下、アントニオ猪木が提唱したものである。
現在の3代目IWGPベルトを2005年10月9日東京ドームでアメリカ人のブロック・レスナーが獲得。
その後、ブロック・レスナーが「契約上のトラブル」で来日を拒否、これを受けて新日本はレスナーの持つIWGPヘビー級王座を剥奪した。
しかしレスナーはそのまま勝手にアメリカのプロレス団体TNA所属のカート・アングルとベルトを賭けてタイトルマッチを行う。
しかし結局敗れて、ベルトはカート・アングルの腰に巻かれた。
カート・アングルは1996年のアトランタオリンピックでのレスリングフリースタイル100kg級の金メダリストで、その他全米選手権を6度制した実力の持ち主であり、一流に数えられるプロレスラーの中では史上最高のレスリング戦歴を持つレスラーです。
今年1月4日東京ドームで新日本プロレスの永田裕志がそのベルト奪還を賭け、カート・アングルに戦いを挑むも惜敗した。
一方、ブロック・レスナーにベルトを持ち逃げされた新日本プロレスはレスナーを王者と認めず、2代目IWGPベルトで新王者決定戦を行い、棚橋弘至が長く保持していたが、同じく今年1月の東京ドームの試合でライバルの中邑真輔に敗れた。
カート・アングルから3代目のベルトを取り戻す事は新日本プロレス関係者並びファンの悲願であった。
そして今回、2代目と3代目の2本のIWGPベルトを賭けた統一戦が行われた。
試合経過の詳細は今日のスポーツ新聞を見て頂くとして、試合会場の両国国技館は最近になく大入りで、プロレスファンの関心の高さを物語って居ました。
中邑真輔の腕ひしぎ逆十字ががっちりの決まりカート・アングルがギブアップした時には観客は総立ち、会場は歓喜の渦に包まれました。
もちろん私もです!
いや~、良い試合でした。
本当に観に行って良かった!!
でも心配事も・・・。
永田裕志選手が昨日の試合前の練習中にめまいと手の痺れで試合を急遽キャンセルして病院に運ばれた事です。
その後の経過が気掛かりです。