いよいよ北京五輪も開幕しました。
そして日本では夏祭りのシーズンです。
我が町「大宮日進」でも8月6日・7日と毎年恒例の「七夕祭り」が開催されました。
このお祭りは昭和47(1972)年から、日進駅前の「七夕通り」を中心に、毎年開催され、今年で第37回目になるそうです。
日進駅前交差点の頭上には、「日進七夕通り(天の川?)」に隔てられた彦星(ひこぼし)と織姫(おりひめ)のモニュメントがあります。
その「七夕通り」に地域の夢を託した竹飾りが飾られ、子ども御輿、山車、おはやし、よさこい鳴子踊りが催されます。
趣向を凝らした飾り付けを競う装飾コンクールも実施され、駅周辺には懐かしい露店や夜店が並びます。
仙台や平塚などの七夕祭りとは比べようもありませんが、地元に根付いた懐かしさを感じさせるお祭り風景です。
懐かしさと言えば、私が子供の頃の故郷・北海道の七夕の光景を思い出しました。
家々の玄関先にそれぞれの願い事が書かれた短冊がぶら下がった笹の木が飾られました。
そして、子供達は昼間のうちに、缶詰の空き缶の底に釘で何個も穴を開け、その空き缶の上に針金を輪に通して取っ手を作ります。
日が暮れるとその空き缶の中にロウソクを灯し、提灯代わりに持って、
「ローソク 出~せ、出せよ~!出さね~と、かっちゃく(ひっかく)ぞ!」
こんな歌を歌いながらグループで近所の家々を廻りました。
すると、家に居る大人から子供達に小さいローソクとお菓子が入った袋がプレゼントされます。
どう云ういわれがあるのかは判りませんが、七夕には必ず行われた行事です。
そして、その後で庭先(道路)で、貰ったロウソクを灯し花火をして遊びました。
そんな子供達の頭上には、満天の星!
中でも「天の川」が、ひときはきらめいていました。