お盆休み前に同じ事務所の”猫のハナちゃん大好きY部長さん”から”ブログの参考に行ってみたら。”と1枚のチケットを頂きました。
「渋谷 東急本店」で開催されている「前田真三 写真展」の招待券でした。
前田真三氏と言えば日本を代表する風景写真の第一人者。
名前は知らない方でも、ポスターなどで氏の作品を目にした事があると思います。
そして、今年は没後10年目にあたるそうです。
開場時間が19時までという事で仕事を早めに切り上げて行ってみました。
会場にはアマチュア時代のモノクローム作品から晩年の名作に至るまでの年代ごとに100余点の作品が展示されていました。
氏が写真ライブラリー・株式会社丹溪を設立し、本格的な写真活動に入ったのは45歳からだそうです。
そして、1971年鹿児島県から北海道への日本列島縦断撮影旅行を敢行。
その折、北海道上富良野町にて、ヨーロッパの田園風景を思わせる丘の風景に、”日本にもこんな所があったのか”と心打たれ、以来、美瑛・上富良野の丘陵地帯の撮影に足繁く通うこととなったそうです。
その写真の中の自然の姿は圧倒的な美しさで観る者を魅了します。
光と影が織り成す構成美。
その静けさの中には、ある種の厳しさも感じられます。
掲載した写真はパンフレットをスキャンしたものですが、
実際の写真の鮮やかさには圧倒されました。
こんな写真が撮れたらな~
これからは写真の構図や色調にもこだわりたいと思うHさんです!