「浄心門」からのルートは真ん中の「仏舎利塔」を挟んで「男坂」と「女坂」の2ルートがあります。
「男坂」を登る事にしました。
「男坂」を登る事にしました。
杉並木を抜けると、どっしりとした重厚な「四天王門」が現れました。
入口の脇には修験僧の石像がありました。
「四天王門」は、間一尺の八脚門、重層入母屋造り、桜門形式で、屋根は瓦棒型銅板葺という木造総檜造の立派な山門です。
門内には、持国天、増長天、広目天、多聞天の「四天王像」が安置されています。
持国天(じこくてん) 増長天(ぞうちょうてん)
多聞天(たもんてん) 広目天(こうもくてん)
四天王は、須弥山(しゅみせん=仏教で世界の中心にそびえ立つ高山)に住む帝釈天の輩下として、山の中腹で四方を守護する神といわれています。
それぞれ甲冑をつけ、忿怒の形相をしており、手にいろいろな武器を持っています。
「四天王門」のすぐ正面にあるのが七間四面の「薬王院本堂」です。