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大沢在昌/ダブル・トラップ

2011年01月20日 | 小説

大沢在昌  著 ダブル・トラップを読みました。




元政府機関の腕利き謀報員だった加賀哲は、“裏切り者”として組織を追われ、ある都市で高級レストラン・クラブの経営者に納っていた。

そんな加賀の許に、奇妙なテープが送られてきた。

「頼む、助けてくれ」

その声は、ある事件で罠に落ち、共に組織を追われた同僚牧野辰男であった。

牧野の身に何が起きたのか?

牧野が住む四国宇和島に向った加賀の胸に、捨てたはずの過去が甦ってくる…。


大沢作品といえば、
なんと言っても「新宿鮫」シリーズですね。

もちろんHさんも全作品を読みました。

や~、面白かった!! 

まさに、日本のハードボイルド小説の金字塔です。

さて、本作の「ダブル・トラップ」はその「新宿鮫」よりも以前に書かれた作品です。

裏社会を追われた主人公が再び裏社会と接点を持つという内容

序盤は静かにじわじわと進み、後半は一転してアクションの連続!!

ダブル・トラップ(二重の罠)は誰が黒幕か、誰が仕掛け人なのか、最後まで判りません。

一気読みができるこちらも良作でした。

コメント
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