堂場瞬一 著 「アナザーフェイス」を読みました。

警視庁刑事総務課に勤める大友鉄は、息子と二人暮らしの33歳。
捜査一課に在籍していたが、育児との両立のため異動を志願して二年が経った。
そこに、銀行員の息子が誘拐される事件が発生。
元上司の福原は彼のある能力を生かすべく、特捜本部に彼を投入するが…。

警視庁刑事総務課に勤める大友鉄は、息子と二人暮らしの33歳。
捜査一課に在籍していたが、育児との両立のため異動を志願して二年が経った。
そこに、銀行員の息子が誘拐される事件が発生。
元上司の福原は彼のある能力を生かすべく、特捜本部に彼を投入するが…。
主人公大友は学生時代、役者を志望していたちょっと変わり種のイケメン刑事。
人の心を和ませ、信頼関係を作るのがうまいという特殊能力を持っている。
その能力を買われて銀行員の子供が誘拐される事件で現場に呼び戻されて、捜査に加わる。
2年のブランクを経て、大友刑事が探り当てた真相とは?
事件の謎解きや臨場感をいったものよりは、登場人物のキャラクターを楽しませる小説。
TVドラマの刑事物シリーズのように軽いノリで読めます。