@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

新年会・・・博多串焼き もつ鍋 芋焼酎 【木村屋本店】

2011年01月21日 | グルメ

一昨晩はHさんがかって勤めていた会社で部下だった若手たちとの新年会でした。

かって勤めていた会社とは、創立してから10年ほどで、社員が10人ほどの本当に小さな会社でした。

「会社は小さくてもやる事は大きく! 少数精鋭で行こう!」

と云う社長のモットーのもとでその会社は当時のバブル景気に乗って急成長。

その勢いのままにちょっと背伸びし過ぎて・・・。

やがてバルブ崩壊と共に消えた会社です。

彼らはそのバブルが崩壊する少し前に学卒の新入社員で入社してきました。

その時、Hさんは30代半ばで、ばりばりの仕事マン!?

そんな中小企業にとって新卒の彼らは貴重な戦力。

一日も早く即戦力に育てるべく社長より彼らの教育係を仰せ付かったHさん。

その教育理念は・・・・ 「良く学び、良く遊べ!」

と云う事で、彼らと共に良く仕事をし、そして良く飲みました。

時は流れて・・・。

現在はそれぞれ別々な会社で仕事をしていますが、丁度彼らが当時のHさんの年齢になっています。

そんなかっての部下から”Hさん、新年会やりましょうよ!”との連絡があり、久々に顔を合わせる事となりました。

店は”最近の寒さに負けないように鍋でも食べよう!”と云う事で「博多串焼き もつ鍋 芋焼酎 【木村屋本店】 渋谷109前店」に決定! 



この店は1フロアーに同じ木村屋経営の「串焼き屋」と「もつ鍋屋」が併設されています。

我々が選んだ店がこちらの「もつ鍋屋」。



店の中は完全個室はなく、衝立で仕切られただけの開放感あふれる造りです。

意外と女性客が多い!!

予めコース料理を頼んでおいたのですが、席に着くなりこちらの「もつ鍋」がセットされました。



いきなり鍋かよ!と思いながらも、火をいれて・・・。



もつからでる脂でニラにも御覧のような照りが出て、ん~、美味しそう!!



その後、他の料理も次々に出てきて・・・。

最後の鍋の〆はやっぱりらーめんで!!



久々の昔話に花が咲き、楽しい一時を過ごす事ができました。

二次会は当然カラオケ屋へGOです!!

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大沢在昌/ダブル・トラップ

2011年01月20日 | 小説

大沢在昌  著 ダブル・トラップを読みました。




元政府機関の腕利き謀報員だった加賀哲は、“裏切り者”として組織を追われ、ある都市で高級レストラン・クラブの経営者に納っていた。

そんな加賀の許に、奇妙なテープが送られてきた。

「頼む、助けてくれ」

その声は、ある事件で罠に落ち、共に組織を追われた同僚牧野辰男であった。

牧野の身に何が起きたのか?

牧野が住む四国宇和島に向った加賀の胸に、捨てたはずの過去が甦ってくる…。


大沢作品といえば、
なんと言っても「新宿鮫」シリーズですね。

もちろんHさんも全作品を読みました。

や~、面白かった!! 

まさに、日本のハードボイルド小説の金字塔です。

さて、本作の「ダブル・トラップ」はその「新宿鮫」よりも以前に書かれた作品です。

裏社会を追われた主人公が再び裏社会と接点を持つという内容

序盤は静かにじわじわと進み、後半は一転してアクションの連続!!

ダブル・トラップ(二重の罠)は誰が黒幕か、誰が仕掛け人なのか、最後まで判りません。

一気読みができるこちらも良作でした。

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ヒストリー・オブ・バイオレンス

2011年01月19日 | 映画
ヒストリー・オブ・バイオレンス

公開:2006年

出演:ヴィゴ・モーテンセン,
エド・ハリス, マリア・ベロ, ウィリアム・ハート



トム・ストールと妻エディは2人の子供たちと静かで幸せな生活を送っていた。

だがある夜、トムの営むダイナーが強盗に襲われる。

突然銃を突きつけられたトムは一瞬の隙をつき強盗を射殺。

一夜にしてヒーローとしてメディアにとりあげられた。

そんなある日、フォガティと名乗る男が出現。

トムを"ジョーイ"と呼び、その日から一家を執拗につけまわす。

フォガティの不気味な言動により、不安に駆られる妻のエディ。

そして家族に危険が迫った時、トムは見事なまでの殺人テクニックで危機を逃れる。

しかしそのことがきっかけで、彼の正体がついに明らかとなっていく…。


平凡だがささやかな幸せな日々を送っていた一家。

突然襲った事件がきっかけで、父親の知られたくない過去が暴かれていく。

その過去が明らかになるにつれて、良き家庭が音をたてて崩れ始める・・・。

家族の信頼と絆を取り戻すため、命がけの行動にでる父親。

父親は自分の過去とどう対峙するのか・・・。

そして家族は・・・。

テーマの重さを感じさせないストーリー展開で最後まで飽きさせません。

この映画のお勧め度:☆☆☆☆ 

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小杉 健治 /絆

2011年01月18日 | 小説
小杉 健治  著 を読みました。




“夫殺し”の起訴事実を、すべて認めた被告 弓丘奈緒子。

執拗に無実を主張する原島保弁護士。

犯行に使われたと思われる柳刃包丁を買ったのは奈緒子だ、と認める証人。

殺された夫には愛人がいた。

離婚話もあって…状況は被告不利に傾むいてゆく。

だが、裁判の進行につれて明らかになる秘められた意外な真実とは・・・。


法廷内だけを舞台にして、‘私’こと、ある司法記者の目を通して、進行してゆく審理を追ってゆく。

”裁判とは真実を明らかにする事。”

しかし、その真実が明るみに出ることは、ある人間の不幸を導き出す。

被告人は、このことを避けるために、無実の罪を背負う覚悟をしたのだった。

一方、被告の無実を確信する孤高の弁護士、 原島がその真相を暴いていく。

”被告人の利益となるのは真実のみ”という信念をもって・・・。

原島は言う。

「人には命よりたいせつと思うものもあるということを、頭に入れておいていただきたいと思います。」

人間の心の気高さを謳いあげる感動の長編法廷ミステリー。

横山秀夫の「半落ち」に感動した方にはこの本もお勧めです。

1988年度「第41回日本推理作家協会賞」受賞作。

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アンストッパブル

2011年01月17日 | 映画
アンストッパブル

現在公開中

出演: デンゼル・ワシントン, クリス・パイン, ロザリオ・ドーソン.
ペンシルバニア


  

 

ある日、ペンシルバニア州の操車場で、整備員の些細なミスにより最新鋭の大型貨物列車777号が無人のまま走り出してしまった。

徐々に加速していく777号への対策は、ことごとく後手に回り、ついに速度は時速100キロに到達。

しかも貨物には毒性の化学物質と大量の燃料が積まれており、もし市街地で脱線すれば大惨事確実であった。

一方、同じ路線で貨物車両を走らせていたベテラン機関士フランクと新米車掌のウィルは、その驚愕の事態を知ると、会社の静止を振り切り、決死の覚悟で777号の暴走阻止に挑むのだが…。


2001年5月15日、
オハイオ州で実際に起きた列車事故をベースに造られたパニックアクション。

暴走列車を止める映画で思い出すのは「カサンドラクロス」や「暴走特急」など。

どの映画もハラハラドキドキで観た記憶があります。

そして、この映画も予想に違わぬストーリー展開です。

時折訪れる危機、迫り来るデッドラインなど、まさにノンストップで物語は進んでいきます。

その映像はものすごい迫力で臨場感が溢れており、出色の出来!!

さらに、これまでの映画と違う処は、超人的なヒーローが出現するのではなく、ごく普通の機関士と車掌の二人が命を省みず暴走列車を止めようとする事。

二人の人生エピソードもさらりと利かせて

理屈抜きに楽しめる作品です。

この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆ 
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村上 春樹 /ノルウェイの森

2011年01月16日 | 小説
村上 春樹  著 「ノルウェイの森」を読みました。


  

(上巻)
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。

僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。

(下巻)
あらゆる物事を深刻に考えすぎないようにすること、あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置くこと―。

あたらしい僕の大学生活はこうしてはじまった。

自殺した親友キズキ、その恋人の直子、同じ学部の緑。


等身大の人物を登場させ、心の震えや感動、そして哀しみを淡々とせつないまでに描いた作品。



ずっと本棚にあったが、いままで何故か読む気がしなかった。

今回映画化され注目を集めた事もあって少し読んでみようかと云う気に・・・。

そして、先日ヘタレのS君と飲んだ時に

”「ノルウェイの森」って面白いのかな?”

と聞いてみた所、

”面白いかどうかは判断に迷いますが、男性向けの内容ですよ。”

としたり顔で言われて・・・。

それじゃ~読んでみるか!!

その感想は・・・。

読み易かったが、その内容はまったくつまらん話だった・・・。

ただ、セックスと精神病と喪失の話に終始している・・・。 

性欲を貪り、わがままやりたい放題の主人公。

ストーリーも、人物も何の魅力も感じない。

この本で何が言いたかったんだろう?

なぜこの本がこんなに評判がいいのか全く理解できなかった。

こんな本だと判った事だけが収穫でした。

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渋谷 北海道らーめん 「味源」

2011年01月15日 | ラーメン

毎日寒い日が続いてますね。

寒い日には温かいらーめん、それも生まれ故郷の”北海道らーめん”が無性に食べたくなるHさんです。

渋谷で”北海道らーめん”と云えば、Hさんのオススメは109のすぐそばにある「味源」です。



この店の「札幌 味噌らーめん」は味がマイルドで美味しい!!

その他にも「旭川 醤油らーめん」や「函館 塩らーめん」も食べられるのが北海道出身者にとっては嬉しい!!



久しぶりに入ったら券売機も最新型のタッチパネル式になっていてちょっと戸惑いました。



今回は「札幌 味噌らーめん」ではなくて「函館 塩らーめん」をチョイスしてみました。

店内は御覧のような屋台風でカウンター席のみです。



壁には「サンマー麺」なるメニューのポスターが・・・。



「サンマー麺」ってナンだ~? 

写真を見る限り”秋刀魚”が乗っている訳ではない・・・。

ならば! ”秋刀魚”で出汁を取ったらーめんか?

Hさんは食べた事がありませんね~。

ちなみに調べてみたところ・・・

「サンマー麺」(生碼麺、生馬麺)とは神奈川県のご当地ラーメンだとか。

細麺を使った、塩もしくは多くの場合醤油味のスープのラーメンの上に、歯ごたえが残る程度に炒めたモヤシを片栗粉を溶いたあんで絡めて乗せたらーめんだそうです。

何故に「北海道らーめん店」に「神奈川県の
ご当地ラーメン」が・・・。

そんな疑問はさておいて・・・

待つ事10分。 Hさんがオーダーした
「函館 塩らーめん」がお出まし!!



「塩らーめん」と云ってもスープは透明ではなく、乳白色。

そして麺は「北海道らーめん」特有の太目のちぢれ麺!

この麺がスープに良くからむんです!!



クリーミィーなスープと麺が絶妙にからまるかんじがおいしい!

スープは”さっぱり”と云うよりは”こってり”としているので、らーめんをがっつきたいときにはオススメです。

や~、温まるな~!! 

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プレシャス

2011年01月13日 | 映画
プレシャス

公開:2009年


出演: ガボレイ・シディベ, モニーク, ポーラ・ハットン, マライア・キャリー, レニー・クラヴィッツ



16歳の少女クレアリース”プレシャス”ジョーンズは、お腹の中に子供がいる。

父親は、なんと自分の父。

母親からは、いつも罵声を浴び、虐待を受けている。

学校も楽しくない。

プレシャスはとんでもなく太っちょで、読み書きも出来ないから・・・。

「プレシャス=貴い」という名前とはかけ離れた毎日。

そんな中、学校を退学させられたプレシャスは、フリースクールに通い始める。

そこで一人の教師と出会い、初めて「学ぶ喜び」「人を愛し、愛される喜び」を知る。

そして、彼女の選んだ道とは・・・?


1980年代後半のニューヨーク・ハーレムを舞台に、過酷な環境下で日々を生きる肥満した16歳の黒人の少女・プレシャスがとある教師に出会い人生の希望を見出していく物語。

前半は暗ーく、目を覆いたくなる部分も多い。

子供への性的・肉体的な虐待、教育の問題などアメリカの貧困層に焦点を当て、その実情が描かれます。

しかし中盤以降はどんどんと希望に満ちた話になっていく。

字も読めなかったプレシャスが先生の教えで毎日ノートに物語を書き、勉強の楽しさを知る。

新しい先生や友達といるときのプレシャスは終始とても幸せそうな顔をしています。

人生はどう変わるか分からない。

変わる事をあきらめなければ、信じ続けていれば、いつか良い方向に進みだすのだ。

この映画はそんなことを教えてくれます。

母親メアリー役・モニークが凄みある演技でアカデミー賞助演女優賞を受賞。


この映画のお勧め度:☆☆☆☆ 
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貫井徳郎/神のふたつの貌(かお)

2011年01月13日 | 小説
貫井徳郎 著 神のふたつの貌(かお)を読みました。




神の声が聞きたい。

牧師の息子に生まれ、一途に神の存在を求める少年・早乙女。

彼が歩む神へと到る道は、同時におのれの手を血に染める殺人者への道だった。

三幕の殺人劇の結末で明かされる驚愕の真相とは?


「慟哭」以来、貫井作品は何冊か読んでますが、本作はこれまで読んだ作品とは一風変わっていました。

神父を父に持つ少年の幼少期から大人となり、親子三代で牧師を次ぐまでのストーリー。

信仰(キリスト教)を軸に”神は”というテーマを中心に、少年が成長してゆく物語です。

スリラー・ミステリー系の物語を期待すると裏切られます。

”読んでいて面白いか?”と問われると・・・

視点を変えて読むと面白いのかも・・・。


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孤高のメス

2011年01月12日 | 映画
孤高のメス

公開:2010年

出演: 堤真一, 夏川結衣, 吉沢悠, 中越典子, 平田満, 余貴美子



見栄と体裁を気に掛け、簡単な手術すら行われない地方病院に赴任した外科医・当麻鉄彦。

彼は「目の前の患者を救いたい」という信念の下、

次々とオペを成功させ、やがて人々の心を動かしていく・・・。


20年前、生体肝移植がまだタブーとされていた時代。

大学病院に依存しなければ運営が成り立たない地方病院

その大学病院から派遣される医師たちの患者への不誠実な対応

それによってモチベーションが下がるスタッフたち

なにより最初からあきらめているかのような病院の体質。

そんな病院に新しい医師が転任してくる。

彼は
“患者を救う”という当たり前の行為を行おうとするが・・・。

物語は日本の医療、特に地域医療が抱える様々な問題に鋭く切りこんでいます。

そして、病院で勤務する人達のそれぞれの心の動きが丁寧に描かれています。

そんな環境の中で名利を求めず、ただひたすらに患者の生命を救うことにエネルギーの全てを注ぐ孤高の医師を堤真一が好演しています。

さらには、緊張感溢れる手術シーンのリアリティーがすごい!

なかなかの秀作です。

この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆ 


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