ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

今年の締めくくり 〈2024〉

2024-12-14 | 日々のこと。



孫が生まれて2カ月が経った先月の下旬、お宮参りのため今回は主人とふたりで
東京へ行ってきました。
前回会ったときはまだふにゃふにゃとした赤ちゃんでしたが、
ずっしりと重く、それなりに意思表示ををする赤ちゃんに成長していました。
つまり・・・以前は誰が抱っこしても泣き止んでくれたのに、
今はママの抱っこじゃないと泣き出してしまうということ。
明け方子守唄をうたいながら抱っこで寝かせていたのは、
今思えば孫と私の至福の時間だったのね・・・


実は、孫が生まれ産後の娘の手伝いのため東京へ行ってからというもの、
けっこうなハードスケジュールをこなしてきました。
東京から帰ってきて10日後には主人の入院があり、
退院して約2週間後にお宮参りでまた東京へ。

今年は私にとって激動の1年でしたが、その中でもこの秋は目まぐるしく
走り回っていたような気がします
2週間近く家をあけたのも初めてなら、主人の入院もこれまでで一番長かったため
家で一緒に過ごせたのは1か月でわずか10日間というのも初めてでした(笑)

長い入院生活に耐えた(?)主人のために、東京へ行ったら連れて行ってあげる、
と約束していたのがここ↓







恵比寿ガーデンプレイスにあるYEBISU BREWERY TOKYOの工場見学。
はい、テレビで紹介されてるのを見て、私もここで美味しいビールを飲みたかったので
時期的にクリスマスのイルミネーションもされて華やかでした。
もちろん、いろんな種類のビールも飲んでとーっても美味しかったです

今回は主人が孫と初めて会う、ということもあって、東京見物というより
娘の家に滞在していることが多かったのですが、せっかくなのでホテルの近くの
水族館でも行こうと(私が水族館好きなもので)、マクセルアクアパーク品川へ。
イルカのショーもよかったけど、クラゲの水槽に癒されました~










今年のお出かけはこれで十分、といったところなのですが、
最後に毎年恒例の高校時代の友だち6人との一泊旅行がありました
これは今年の締めくくりにふさわしく、みんなで美味しいもの食べて、
いっぱいおしゃべりして、のんびりまったり過ごす旅行です。

今年は大阪・梅田のホテルに宿泊。
デパートでクリスマスマーケットを見たり、







クリスマスのイルミネーションを楽しんだり、







美味しい中華や串カツを食べたり。







みんなで今年の出来事や近況を伝えあったり、思い出話をしたりして
日頃のストレスも発散(笑)
「ちょっと聞いて~。もう大変やってん」と、しんどかった出来事を
聞いてくれる友だちのありがたさ!
すでに来年の温泉旅行の予定も決まりました。
元気に動き回れるうちに、また遊びに行かせてもらうからね~




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東京にて 〈2024年 神無月のころ〉

2024-10-27 | 日々のこと。
9月末から2週間近く東京に滞在していました。
この時期、東京は暑かったり肌寒かったり。
おまけに慣れない生活で寝不足(枕が変わると眠れない質です)や食欲不振に陥り、
疲れがとれずに数日間悩まされました。

が、それもようやく落ち着き、ちょっと余裕もできたので
一度行ってみたいと思っていた東洋文庫ミュージアムへ行ってきました。
ここで見たかったのがこれ、







モリソン書庫です。







モリソン書庫では、1917年東洋文庫の創設者岩崎久彌が、北京駐在のオーストラリア人G. E. モリソン博士から
購入した東アジアに関する欧文の書籍・絵画・冊子等約2万4千点の貴重なコレクションが展示されています。
床から天井までぎっしりと蔵書で埋め尽くされた風景は荘厳というかなんというか、もう圧倒されて
言葉もありません。
「知」の集積とでもいうのでしょうか。
人類の「知」に対する執念のようなものをひしひしと感じました。



展示室には、アーサー・ウェイリーが英訳した『源氏物語』や
(これをまた現代語訳にした本が今話題ですよね!)







1485年に出版された最初のラテン語訳の『東方見聞録』なんかもあります。







オランダ語版の『ターヘル・アノトミア』や、それを翻訳した『解体新書』なんかも
普通に展示してあって、「えっ!?本物?」ってびっくり。
とにかく古くて貴重な書物や資料がたくさん並んでて驚かされます。


慣れない駅で迷ったり、行き帰りの電車を間違えたりして娘に心配されましたが、
行ってよかったあ!
すごくいい気分転換になりました。

リフレッシュして、娘宅に戻ったらまた家事に専念です。
新米のパパとママは、おチビちゃんにふりまわされる日々なので







おかげで、ばぁばも東京で貴重な時間を過ごせましたよ~



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この夏の読書 〈2024〉

2024-09-02 | 源氏物語覚書






毎年ながら夏が大の苦手の私ですが、今年のこの異常な蒸し暑さと
迷走台風にはもううんざり
早々に暑さに降参し、お籠りして読書に勤しむつもりでいました。

実は今年の夏は『三体』で乗り切ろうと計画していたのです。
が・・・
ちょっと私にはその世界が向いてなかったというか、
登場人物に興味が持てなかったというか・・・
すごく面白い!と聞いていただけに、残念


結局、今年はもうこれしかないでしょ、という感じで再度手に取ったのは『源氏物語』。
これまで与謝野晶子、円地文子、林真理子、瀬戸内寂聴・・・と読んできましたが、
林望氏の『謹訳 源氏物語』を一巻しか読んでなかったので、再度挑戦中です。
おまけにその関連本も久しぶりに手に取りました。
私はSFよりファンタジー、歴史ものだなあ・・・と再確認した次第。
(それでいうと「キングダム」にもハマってしまい、映画も観てきました


大河ドラマの「光る君へ」は佳境に入り、ようやく(!)まひろが『源氏物語』を
書き始めましたね!
『枕草子』の場面は鳥肌がたちましたが、千年以上前の名作が生まれる瞬間を
こんなふうに目にすることができるなんて・・・


紫式部を取り上げた「光る君へ」では、直接『源氏物語』を描くことはないようですが、
これまでまひろが経験してきたことが物語に反映されるであろうことは必須。
なので、ドラマで宣孝の子である賢子が道長の子という設定には「えっー!?」驚いたものの、
すぐになるほどな~と納得しました。

『源氏物語』では、光源氏が父である桐壺帝の妃である藤壺の宮に亡き母の面影を求めて
慕い続け、ついには思いを遂げ藤壺の宮は光源氏との子を身籠ってしまいます。
そのことが、後の物語にまでずーっと影響を与えていくわけですが・・・

この時代に、こういう設定を考えたこと自体すごいなと思っていたのですが、
ドラマのように実はまひろが生んだのは道長の子であった、とすれば、
不義密通の子が産まれたという設定に説得力が増します。
おまけに、それを宣孝も知っていてまるごとまひろを受けとめた、ということになると
無神経な行動をとっていた宣孝の株も上がり、その後彼を失うまひろの喪失感にも納得できます。
この脚本はさすが!

私がドラマでずーっと気になっていたのは、史実に忠実な展開だと道長がどこでダークに
陥ってしまうんだろう、ということでした。
ところが、その部分を安倍晴明や詮子が担い、道長はあくまでクリーン。
まひろと約束したようによき世をつくるため、それこそ命がけで奔走しています。
詮子が亡くなり、安倍晴明も天に召されたあとは、いよいよ道長も闇落ちか・・・と
半分期待しているのですが・・・
どうもこのまま子煩悩なパパであり続けそうな気配(笑)

それでもだんだん貫禄もついてきて、興福寺の別当相手に堂々と渡り合ってましたね。
これからは手に入れた権力で堂々とねじ伏せていくのかな。
まだまだ無理難題が押し寄せてきて窮地に追い込まれる道長が、
どうやって「いい人」であり続けられるのか、今後の展開が楽しみです







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『DIVE!!』再び

2024-08-11 | 読むこと。



高飛び込みで玉井くんが見事銀メダルをとりましたね!
本当におめでとうございます!!
解説をされていた寺内氏が、感激の涙で声を震わせておられたのには
こちらまでうるうるしてしまいました。

思い起こせば20年以上も前に『DIVE!!』を読み、当時中学生くらいだった
娘たちとすっかりハマってしまいました。
それ以降、高飛び込みのニュースや新聞記事をチェックしていたものの
あまり目にすることもなく、唯一寺内選手の活躍を耳にするくらい。
その彼も板飛び込みに出場されるようになり、高飛び込みは大変なんだな~、
本のようにはいかんよな~、と淋しく思っていたのですが・・・

14歳で東京オリンピックに出場した玉井くん。
先日予選で見たとき、堂々として落ち着いて見えるのに驚きました。
残念ながら準決勝を見逃し、決勝はライブで見ることかなわず・・・
今朝、見逃し配信でなんとかハイライトをみることができました。
ノースプラッシュですごかったですね~
長女は、『DIVE!!』の続きを見ているようだ、と言っていました(笑)

我が家でも20数年ぶりにDIVE熱が再発しそう。
もう一度読み返して、お盆は長女とこの話題で盛り上がりそうです


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自分の好きなことを・・・

2024-05-28 | 日々の落書き。





先日の新聞に、源氏物語54帖を15年かけて写本された女性のことが載っていまいした。
それも、専門家に漉いてもらった和紙に植物で染色した料紙を使い、絵を挿入したり
自分流の工夫を施した「創作書写」という写本とのこと。
なんて素敵なんだろう!と感動しました。

大河「光る君へ」を見てると、道長やまひろがすらすらと歌や漢詩を書くシーンが
ありますよね。
(清少納言が春はあけぼの・・・と書き出したシーンは鳥肌がたちました!)
あれは俳優さんたちの書の練習の賜物のようですが、それを違和感なく
演じられるのはすごいなあと思います。
私も若いころかな文字に憧れて書道を習ったことがありますが、とてもとても・・・

ひとりの主婦が作ったオリジナルの写本が、この先ずっと残るかもしれないと思うと
それはわくわくすることですよね。
私なんてこの年になっても毎日家事・雑事に追われ、おまけに体力や集中力がおちて
何をやるのも億劫で・・・
やりたいことはたくさんあるのに時間がないと嘆く日々。
これではいかん!と思ってはいるのですが。

図書館で、プレバトでおなじみの三上詩絵さんの色鉛筆画の本を借りました。
本と同じように色を重ねてみても同じ色は出ないし、何より一日何時間も
描くことに集中できるわけもなく。
それでも身近にあるものを少しずつ描いていこう、
好きなことを1日10分でも続けていこう、と
元気をもらった記事でした。




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