ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

ホビット 竜に奪われた王国

2014-03-14 | 観ること。



義母と同居してもうすぐ4ヵ月。
日々のあれやこれやに疲れて果て、しばし気分転換・・・
ということで、待ちに待った「ホビット 竜に奪われた王国」を観てきました!

義母のデイと長女の休みがうまく重なり、おまけに次女も東京から帰省するというので
久しぶりに3人京都で合流。
(次女が夜行バスに乗り遅れるというハプニングもありましたが
当日はときおり雪の舞う寒~い1日。
でも、ビルボとドワーフたちの手に汗握る冒険に、レゴラスの目を見張る戦いっぷりに、
そしてそして、何より楽しみにしていたビルボVSスマウグの対面シーンに、
寒さも吹っ飛んでしまうほどでありました。




 ***↓以下ネタバレあります。ご注意!***





HFR 3Dがすごいとの噂でしたが、Tジョイ京都ではやっていませんでした。
3Dだと吹き替えしかなく、ベネディクト・カンバーバッチの生声を楽しみにしてたので
結局2Dで観ることに。
3Dだとすごい迫力だろうなあと想像しつつ、それでも目まぐるしい展開と
臨場感がたっぷりのカメラワークに、見終わったあとはふらふら、酔いそうでした。

冒頭はあの懐かしき踊る子馬亭。
ここでガンダルフはトーリンに命が狙われていることを教えます。
二人が出会った、この冒険のもともとの始まりのシーンということでしょうか。
前作「思いがけない冒険」ではまだのんびりした雰囲気も漂っていましたが、
今回は始めから終わりまでもうハラハラ・ドキドキの連続。
巨大な蜘蛛に襲われるわ、オークに追っかけられるわ、エルフに捕らえられてしまうわ、
スマウグと戦うわ、目が離せずあっという間に終わってしまった感じです。
ビルボもそんな冒険がすっかり板につき、ドワーフに混じって剣を振り回し大活躍!
闇の森で巨大な蜘蛛と遭遇する場面では、ロード・オブ・ザ・リングの
フロドとシェロブのシーンを思い起こしますね。

原作を読んで楽しみにしてた樽で脱出するシーンも、映像で観るとすごかった!
せっかく脱出したのに川沿いからオークに追っかけられ、それをレゴラスと
森のエルフの近衛隊長タウリエルがばっしばっしとやっつけます。
原作にはないこのシーン、レゴラスの超人的な戦いっぷりにちょっと笑えました。

原作『ホビットの冒険』は『指輪物語』の前日譚ではありますが、映画では原作以上に
そのことを印象付けているなーと感じました。
原作にはないレゴラスが登場することに複雑な思いもありますが、彼が何気なく
グローインが持ってた子どものギムリの絵を見る場面があったりしてちょっとニンマリ。
でも、ロード・オブ・ザ・リングより60年ほど遡った話という設定でありながら
ちょっとレゴラスが老けたかも・・・
人間だからしかたないとはいえ、あのころの凛とした透明感がなくなったのは残念。

原作にはないといえば、レゴラスが思いを寄せる森のエルフ、タウリエルもそうですよね。
彼女美しいだけでなく、近衛隊長とあってものすごく強い。
その彼女が、こともあろうにドワーフのキーリに惹かれてしまうとは・・・
この恋の展開も気になります。
だって、原作でキーリは・・・
(彼女はオークの矢で傷ついたキーリをアセラスという薬草で治します。
 エオウィンを治療したアラゴルンを思い浮かべますね~)

途中で人間のバルドに助けられ、たどり着いた湖の町エスガロス。
そしてその彼こそ、竜に滅ぼされた谷間の町の領主ギリオンの子孫。
ドワーフ、ホビット、エルフ、人間、オークと役者が揃ってきましたね。
竜をやっつけて宝物を持って帰るというトーリンと、それを止めるバルド。
しかしエスガロスの人々はトーリンを支持し、ドワーフとビルボは
ついに竜の眠るはなれ山へ。

そして、一番楽しみにしてた場面です。
じゃーん!ビルボとスマウグのご対め~ん
ビルの屋上から飛び降りて死んだと思われていたシャーロックが、なんとドラゴンになって
ジョンの前に現れ・・・ではありません(笑)
それは5月まで待つことにして。
はい、ビルボVSスマウグですよ。
こっそり忍び込んだビルボですが、動くたびしゃらしゃらと黄金の山が音を立ててすべり落ちていきます。
あ~、起こしちゃうよ。気づかれちゃうよ。
そして・・・その黄金の山から見開かれた邪悪な目。
ほら、言わんこっちゃない。
地獄の底から響き渡るような恐ろしい声。
そして、姿を現したあのスマウグの存在感。
うわあ~、こわい!
でも、・・・素敵
この撮影でカンバーバッチさんは、声だけでなく動きもモーションキャプチャーで
演じられたそうです。
ドラゴン好きにはたまりませんわ(笑)

そしてトーリンたちがビルボを助けにやってきます。
そこから最後のクライマックス!
スマウグをやっつけるべくドーワフたちは・・・
そして、湖の町エスガロスでは・・・

えーっ、まさかここで終わるのー
というところでエンドロールが



全体的には原作の中だるみしそうな部分を省き、テンポよく、かりやすく、
かつ迫力のあるものになっていたと思います。
最終編はたぶん「王の帰還」のように激しい戦いが中心になるのでしょう。
アーケンの石をめぐってトーリンとビルボもひと悶着あるだろうし、
原作にはないキーリとタウリエルの恋の行方も気になります。

続編が待ち遠しいっ!


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月のこと、あれこれ

2013-03-19 | 観ること。
毎年2~3月初旬にかけては、確定申告のことで頭がいっぱいになります。
今年から主人の分だけでよくなったので、2月末には提出できてやれやれ・・・
ではあったのですが。
なぜかこの時期、いろんなことが重なって起きてしまうのですよね。

一年で一番寒いこの時期、たいてい年老いた親たちの調子はよくありません。
家にこもっているので認知症は悪化するし、寝込むことも多くなります。
そのストレスのせいか、これまで120くらいだった私の血圧が140~160に上がったり、
主人にも心臓の病気がみつかったり。
まあ、こちらも一年一年老いていく身なので、これまで好きなものを好きなだけ
飲んだり食べたりしながら、健康でいられた方が不思議だったのかも。

でもそのおかげで、少し食生活を見直そうと考えるようになりました。
これまで以上に野菜をふやし、、ゆっくりとよく噛んで食べる。
肉食、洋食を減らす。
腹八分目でやめる(これがなかなかむずかしい・・・)。

これまでも情報番組を見たりして健康には気をつけていたつもりだったけれど、
頭でわかったつもりでいただけで、実行にはうつせてなかったってことですね。
主人もアルコールを控え、体調管理に気をつけている様子。
今回のことで、お互いやっと生活習慣病に気をつけねばならない年なのだと
痛感したしだいです、ハイ。


そんなこんなで心配や不安、イライラしたり落ち込んだり、の2月でしたが、
そんな私をストレスから解消して、疲れた心を癒してくれたのがこれ↓








何を今さら・・・とお思いでしょうが
1月の再放送を観て以来、すっかり「シャーロック」にはまってしまったのです。
実は去年BSで放送されたとき、長女から「絶対おもしろいよ~」と勧められてたのに、
そのときは観なかったんですよね。
予告編を観たときに「シャーロックの現代版か」とあまり興味を持てなかったのと、
もともと私は小学生の頃からホームズよりルパン派だったので。
図書室にあったルパンの全集を競い合って読破し、高校生になってからは
もう一度文庫本で全部読み直したほどです。

そんな私が、シーズン1を観て以来すっかり現代版シャーロックのベネディクト・
カンバーバッチのファンに。
クールかと思えば、ワガママな子どもみたいになるシャーロックと
常識があって大人なジョンとの絡みがもうサイコー
2月は「シャーロック」の録画とDVDを観、ネットで関連記事を読むことで
過ぎていったようなものでした(笑)
テレビドラマにこれだけはまったのは大河「新選組!」以来のこと。
わくわく、どきどきできるっていいですね~

それにしても、season2をあんな形で終わらせるなんて~~~
早くseason3を観たいところですが、最近やっと撮影が始まったとのこと。
今や二人とも超売れっ子ですものね。
年内に観れるといいなあ。




3月に入ってからは暖かくなったせいか義母の調子もよく、私の血圧も下がりました。
主人も、走れない分せっせと歩いて体重を落としているようです。
ただ私のほうは、食生活を見直したわりには思うような結果が出てませんが・・・
まっ、現状維持ということで


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホビット 思いがけない冒険

2012-12-19 | 観ること。



毎年秋には京都へ出かけますが、今年はなかなか予定が立てられず・・・
ならば、と映画「ホビット 思いがけない冒険」の公開にあわせて行くことに。
ちょうど、美術館えきではレオ・レオニ展もやってるし。
師走の忙しい時期ではありますが、長女の休みにあわせ、仕事も家事も親も
ほっぽりだして観に行ってきました。



「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」からすでに10年近くたちました。
が、今年はBSで放映されたこともあって、原作を読み直したりしていたので、
私の中ではブームが再・再燃。
中つ国は私の身近な現実逃避の場所であり続けました。
それが、また新たに「ホビットの冒険」として映画で観ることができるなんて

ネットで予告編が流れ出してからは、もう期待値は上がりっぱなし
『指輪物語』から60年前のことといっても、ガンダルフはもちろんいるし、
ガラドリエルやエルロンドも出てくるし、おまけにドワーフたちが
思いのほかイケメン揃いときてる。
たとえアラゴルンがいなくても、これはもう見に行くしかありません(笑)

原作の『ホビットの冒険』は、『指輪物語』の前に一度読んだきりで
ストーリーもあまり覚えてなくて、ビルボとゴラムのなぞなぞの場面や、
トロールが石になった場面くらい。
なので、今回は映画として楽しむことにしました。





* 以下、ネタバレがあります! *





映画が始まり、タイトルを見たとたん、
あ~、ロード・オブ・ザ・リングと同じだ~と、そんな印象を受け
それだけで感動して胸が熱くなってしまいました。

緑豊かなホビット庄、まだ元気なフロド、お茶目なガンダルフ。
そして、ビルボが60年前の冒険を語り始めます・・・

今回、すごいなあ~と圧倒されたのは、やはり3Dの画面でしょうか。
のっけから竜スマウグが街を破壊するシーンでは、自分がそこにいて
炎が迫ってくるような感覚。
また、ガンダルフとドワーフたちがゴブリンの住む地底から逃げ出す場面では、
まるで自分がジェットコースターに乗っているよう。
私は普段メガネなので、3Dメガネを重ねてかけると重いし頭痛がするのですが、
そんなことは言ってられません。
トロールに食べられそうになったり、オークに追っかけられたり、
グワイヒアたちに助けられて空を飛んだり。
臨場感、いっぱいでした!


実はホビットの映画化と聞いてちょっと心配だったのは、登場するのが
ドワーフが中心、ということだったんですね。
ギムリみたいなのが、いっぱい出てくるのかなあ・・・って
ところが、予告編を見てもわかるとおり、えっこれがドワーフ!?
トーリンはアラゴルンのように強くてりりしいし、しかも王としてみんなを
率いる貫禄もある。
キーリはレゴラスのように弓が得意で、エルフも顔負けのイケメン。
13人のドワーフたちは、それぞれに個性的で愛らしかったです(笑)

マーティン・フリーマン演じる若かりしビルボは、違和感なく
この物語にとけこんでいて、ホビット持ち前の明るさと、彼ならではの
冒険心や勇敢さを持ち合わせて魅力的に描かれています。
ロード・オブ・ザ・リングと違うのは、指輪という重荷がまだない、
ということなんですね。
闇の力が復活する兆しが現れてはいますが、まだ「竜をやっつける」
「故郷を取り戻す」という前向きな動機で冒険にのぞむわけですから。

それにしても、初めてホビットの映画を観ていながら、そこかしこで
ロード・オブ・ザ・リングの場面が頭をかすめるんですよ。
もちろん、裂け谷などお馴染みの場所が出てくるせいもあるのですが。
切り立った山を行くシーンでは、ああ、吹雪の山を越そうとして
あきらめたことがあったっけ、とか。
この「思いがけない冒険」と「旅の仲間」がだぶって、二重に楽しめる、
そんなウレシイおまけつきでした。


そういえば、今回女性が登場したのはガラドリエルだけ。
ロード・オブ・ザ・リングではアラゴルンとアルウェン、エオウィンの
ラヴロマンスもありましたが、ホビットではそれらしい話はなかったような?
今回は女性抜きの、男臭~い物語展開になるのでしょうか。

それと、気になるのが今回ちらりとしか姿を見せなかった竜のスマウグ。
どんな姿をしているのか、ドラゴン好きの私としてはすご~く楽しみです
第二部は2013年、第三部は2014年公開とのこと。
今から待ち遠しい!







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハリー・ポッターと死の秘宝 part2

2011-08-10 | 観ること。



先週、「ハリー・ポッターと死の秘宝」を観てきました。

本と映画で長~いお付き合いとなったハリポタとも、とうとう
今回で最後となりました。
特にこの巻は原書で読んだこともあって、思い入れがたっぷりです。

やっぱり映画館で3Dで観なくちゃね、ということで、
わざわざ始発に乗って京都まで出向きました。
(字幕の3Dが朝イチか夕方しかなくて)



※ネタバレがあるので、まだご覧になってない方は注意!




・・・なんて言うか・・・。
すっかり大人びた3人。
命を懸けて戦わなければならなくなった生徒たち。
戦場と化したホグワーツ。
はじめて「賢者の石」を観たときには想像もつかなかった
ダークな展開と結末。
そして、フレッドが、リーマスが、セブルスが・・・
とにかく怒涛の130分でした。


実は、映画を観る前に『死の秘宝・下』を読み直していたんですね。
いつもなら、本を読んで忘れたころに映画で観て、
それからもう一度本を読み直す、というパターンだったのに、
今回は待ちきれず直前に本を読んでしまったのです。
そのせいか、本と映画の違いが気になって(違和感を感じて)、
いつものように映画そのものを充分しめなかったような・・・
それがちょっと残念でした。

それでも、一番楽しみにしていたドラゴンに乗ってのグリンゴッツ
脱出シーンは映画ならではの迫力!
トロッコに乗って金庫へ行くシーンといい、かなり満足。

それに、「謎のプリンス」あたりから憂いをおびたドラコの
表情をみるのも映画ならでは、かも。
ほかの男子が若干おっさんぽくなった中で、
(ハリーとロンが着替えるシーンは、わざわざ入れなくても
よかったんじゃない?とさえ思ったくらいです
ドラコだけはなかなかクールなイケメンですものね~(笑)

ネビルも大活躍でした。
あのネビルがねえ・・・と思うと、ずっと応援してきた
おばちゃんとしては感無量。
19年後のシーンでも、ちらっと見せてほしかったな。

残念だったのは、パーシーが家族と和解するシーンがなかったこと。
しかも、その後にフレッドが・・・なのに、このあたり
映画ではあっさり描かれていました。
まあ、そのおかげで号泣することもありませんでしたが。
(メガネの上に3Dメガネなので、あまり泣きたくなかった

それと、原作ではホグワーツでの戦いで、屋敷しもべ妖精や
ケンタウルスなどいろんな生き物が加勢しますが、映画では
残念ながらカットされていました。
やっぱりみんなでホグワーツを守ったんだ、みたいなところが
ほしかったなあ。

贅沢を言うなら、リーマスとトンクスの子どもテッドも
見てみたかったですね~


観たかったシーンを書き出すときりがありません。
それでも、あの長く複雑な物語をよくぞここまでまとめたなあ、
と感心させられます。
それに、原作を読んでいるから、観たいシーンが割愛されていても
イメージを膨らませることができます。
一方で、原作を読んでないと、どこまで理解できるのかな、と
心配になりますけど。


原作になくて映画でぐぐっときたのは、あの夜、セブルスが
ヴォルデモートに襲われたリリーのもとへ行き、息絶えた彼女を
ひしと抱きしめたシーンでしょうか。
このハリー・ポッターのシリーズの中で、影の主役とも言うべき
セブルス・スネイプ。
彼の真実が、ここで初めて明るみになるわけです。

本当に味方なのか、どうしてダンブルドアがあれほど
彼を信頼することができたのか。
・・・ああ、そういうことだったのね、と誰もが涙する彼の一途な思い。
愛するリリーと、憎ったらしいジェームズの両方の血を受け継ぐ
ハリーは、彼にとって複雑な存在ではあったことでしょう。
はじめのころは、一生徒であるハリーにああまで露骨に意地悪して
大人気ない、と思っていましたが、「スネイプ先生」がいなければ、
ハリポタもここまでおもしろくはなかっただろうし、大人のファンも
半減していたかもしれませんよね(笑)



正直言って、私の中でファンタジーにおけるハリー・ポッターの位置は
それほど上位を占めているわけではありません。
物語としてみると、やはり『ゲド戦記』や『指輪物語』、
あるいは守り人シリーズや勾玉3部作のほうがずっと好きです。
主人公ハリーの性格には、いつもイライラしていたし(笑)

それでも、出版されるとリアルタイムで本を読み、映画を心待ちにし、
それを子ども達と一緒に楽しんできました。
子どもたちが成長するにつれ、同じように物語の登場人物たち
(そしてそれを演じる役者たち)も成長する。
こういう経験ができる作品って、そうそうあるものではありません。

2000年3月に『賢者の石』を読み、小学五年生だった長女に
おもしろいよ~と薦めてからはや11年。
今年長女は22歳に、次女は20歳になります。
反抗期もあったかもしれないけれど(苦笑)、新しいハリポタが
出るたび3人で読んで感想を言い合ったし、映画も一緒に観てきました。
(高校生や大学生になっても、必ずどちらかが私に付き合ってくれました)

私たち家族の思い出の中に、いつもハリポタがあったんだなあ、
と思うと、本が完結し映画も終わってしまったということは、
やはり淋しいし感慨深いものがありますね。
いつのまにか子どもたちも大きくなって、家を出ていき、
我が家にとってもひとつの時代が終わった、みたいな・・・


また『賢者の石』から読み直してみたくなりました。
意外なところで新しい発見があるかもしれないし、
ひょっとしたら辻褄の合わない箇所を見つけるかも。

そして、できればいつの日か番外編が出て、親世代や、あるいは
ホグワーツ創設者たちの話なんかも読んでみたいな。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

2010-11-30 | 観ること。



今回の京都行き、予定を立ててからはたと気がついたのです。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」が封切りやん!!

地元の映画館では上映しそうにないので、長女と相談し、
月曜日に一緒に映画を観てから帰ることに決定。
今回は劇場で観るのは無理だろうとあきらめていましたが、
京都行きと重なってラッキーでした


さて、映画ですが・・・
PART1とあって、やはり暗くしんどいシーンが多かったです。


以下、多少のネタバレがあるのでご注意ください!



      + + +    + + +    + + +



まず見ものなのは、7人のハリーでしょうね~(笑)
これから大変なことが始まるというのに、なんか笑ってしまいます。

ただ、その前に原作で書かれていたダーズリー一家との別れのシーンが
映画ではあまり描かれていなくて少しがっかりしました。
ダドリーとの最後の会話、けっこう好きだったんだけど。
まあ、あの長い原作を限られた時間にまとめるためには、
これくらいカットされてもしかたがないことなのでしょうね。


最近テレビでもハリー・ポッターの映画をやっていましたが、
あのかわいい頃に比べてかなり大人な3人になっています。
へ~と思うようなシーンもあったりして。

大人になっただけでなく、いろんな意味でこれまでの
ハリポタ映画と違ってきています。
ホグワーツも出てきません。
クィディッチの試合もありません。
3人は分霊箱を探すという前途多難な旅に出るわけですが、
それを象徴するように暗く荒涼とした風景がたくさん出てきます。
そして、これまで以上に3人のそれぞれの思いが描かれています。

原作を読んでいるときはあまり気にしなかったけど、
映画を観ていると、ハーマイオニーって微妙な立場にいるんだなあ、
と同情してしまいました。
ロンが出てしまったあとも、ハリーと旅を続けるハーマイオニー。
そんな彼女を気づかって、ハリーがダンスを誘うシーンがあります。
これまでどちらかというとハーマイオニーに頼ってきたハリーでしたが、
彼も成長したんだなあ(笑)と微笑ましく思いました。


ハリポタの映画で何がうれしいって、原作で読んだ通りのイメージを
ほとんど裏切ることなく映像で観ることができる、という点だと思います。
今回おもしろいなあと思ったのは『吟遊詩人ビードルの物語』の
「三人兄弟の物語」が語られるシーンでした。
その物語が映画の中では美しい影絵で描かれていたのです。
その影絵がとても雰囲気があって効果的。
原作では出せない、映画ならではの表現でした。


そして、原作でもこのPART1の中でも一番つらかったシーンというと・・・
それは、やはりドビーの最期。
わかってはいても、泣けてきます。
原作で読んだ時は、まさかここでドビーが、と意外だっただけに
ダンブルドアのときよりもショックでしたから。


来年上映されるPART2は見所満載で待ち遠しいものの、
これまたつらく悲しいシーンがあるので複雑な気分です。
でも、ここまできたらきっちり最後まで見届けないとね。

そうそう、ちらっと映った若き日のグリンデルバルト、
なかなかイケメンでした。
ダンブルドアとグリンデルバルトのツーショット、
観てみたいですねえ


 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする