ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

梅雨空の サントリー山崎蒸留所&大山崎山荘美術館 2

2013-06-07 | 日々のこと。
サントリーの工場を出てまた駅に戻り、そこから大山崎山荘美術館行きの無料バスに乗りました。
歩いても10分ほどと書いてありましたが、このあたりは山の麓でかなり急な坂道。
おまけに日差しはないものの、蒸し暑かったので
バスの中には、サントリーの工場で見かけた年配のグループの顔もちらほらあります。
お決まりのコースなんですね~

バスだと数分で到着。
そこからまた鬱蒼と木々の生い茂る坂道を歩いていくと・・・
山々の濃い緑に囲まれて美術館は建っていました。





この建物は、大正から昭和初期にかけて建てられた英国風の山荘とのこと。
平成になって天王山山麓の開発計画で取り壊しの危機にあいましたが、
保存が望まれ、アサヒビールが京都府や地元などの協力を得て保存し、
美術館として活用することになったようです。

昔の洋館の面影を残した建物や室内はとても素敵。
美術館の所蔵品はアサヒビールの初代社長のコレクションらしく、
河井寛次朗、浜田庄治、富本憲吉、バーナード・リーチなど
民芸の作家の作品が展示してありました。

山荘の修復・新館の設計は安藤忠雄氏に依頼されたそうです。
安藤忠雄といえばコンクリート打ち放しのイメージがあったので、
この古い建物とどんなふうに調和しているのだろうと興味があったのに、
なかなか全体像がわからりません。
そしたら、周囲の景観に調和するよう半分地中に埋もれているのですって。
本館から通路を通って地下に降りていく階段はコンクリートだけど、
壁が高くガラス貼りなので、外の緑が美しく映え、なんとも不思議な空間になっていました。
その新館にはモネの睡蓮が展示されていました。


本館の2階のテラスはオープンカフェになっていて、そこからの眺望がこれまた素敵!
さえぎるものがなく、木津川・宇治川・桂川が見渡せるそうです。
曇り空でしたが吹く風がひんやりと心地よく、木々の緑もしっとりと感じられました。

このときはフラワー・オブ・ライフ展が開催中で、メニューには特別にバラやベリーのケーキが。
ウイスキーもいいけど、やっぱりケーキは見逃せませんよね~





あとは広い庭を散策して美術館をあとにしました。

京都駅では伊勢丹やポルタをぶらぶらしましたが、どうやらその間にざっと雨が・・・
そのあとはちょっと肌寒いくらいでした。
この時期、晴れると京都はとんでもなく暑くなるので、このくらいの梅雨空で
ちょうどよかったのかも。

早めの夕食に、長女がトニーローマで骨付きリブをご馳走してくれてお腹いっぱい。
長女とおしゃべりもできて、満足して家路につきました。

リフレッシュできたし、これでまたしばらくがんばれる・・・かな~


コメント (2)
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