ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

あたりまえの日常

2016-05-06 | 日々のこと。
GWの三連休が終わり、またいつもの日常が戻ってきました。
義母を迎えに来たデイサービスの車を見送って、ほっとひと息。
というのも、義母が通っているデイサービスの施設でもこの三連休はお休みで、
私としては気の重い不安な3日間だったのです。

でも、久しぶりに義姉夫婦が泊りがけで遊びに来て、義母も気が紛れたようだし、
私もひとりで一日中義母を見ている必要がないのでひと安心。
まっ、飲んベえが3人揃うので、それはそれで大変なんですけどね

案の定、お天気がよくなかったので昼間っから宴会です。
いつものことながら、あっという間に空き缶が増えていく・・・
義母はというと、始めのうちは義姉のことを自分の妹だと思っていたようですが、
だんだん娘だとわかり機嫌よく過ごしてくれました。

翌日は風は強かったもののお天気がよかったので、アウトドアの好きな義姉夫婦と主人は
海へ行き、おかげでこんな収穫が。






山ほどのワカメを主人がせっせと茹で、メカブを刻んでくれました。
私は茎煮をつくり、残りは塩をして保存します。

いただき物のタケノコやフキ、主人が採ってきたワラビと、この時期は海の幸、山の幸がいっぱい!
ただ下ごしらえに手間がかかるのがねえ・・・


主人の畑も今はちょうどイチゴや豆の最盛期なので、私もこの時期だけは助っ人に。
主人が水やりしたり夏野菜の準備をしている間に、イチゴやキヌサヤをもいでいきます。
熟してから収穫するイチゴはもちろん、キヌサヤも柔らかく甘くて美味しい!







庭では同居したとき挿し木したローズマリーが大きくなり、今年もローズマリー酒をつくりました。





そんなこんなで、この三連休も大忙しでした。
でも、2年前は主人の入院、去年は次女が体調を崩したので急遽東京へ行ったことを思えば・・・
忙しくてもこんなあたりまえの日常に感謝です。


けれどね・・・
認知症の親と暮らしていると、また違った意味であたりまえの日常とはほど遠い。
先日ちょっと目を離したすきに、またもやお茶と間違って台所洗剤を飲んでしまった義母。
夕方突然「もうこんな時間や。家に帰る」と言い出したり、
昨日の朝はまだ早朝だというのに「ご飯がないからパンを買いに行く」と出かけようとする。
足腰は丈夫なので、唐突に自分で何かをしようとするため目が離せません。
一体いつになったらごく普通の生活が送れるようになるのだろうと思うと、ついため息が出てしまいます。

それでも、こんな日々を送っているからこそ、自分の自由な時間がいかに貴重かを気づかされ、
やりたいことは後回しせず今できることからやっていこう、と思えるようになったともいえますが。
“あたりまえ”に慣れてしまうと、その“あたりまえ”であることがどれほど幸せなことか、ということに
気づかなくなってしまいますものね・・・
今回の熊本の震災で、改めてそのことを強く感じました。
被災された方々にも、一日も早くその“あたりまえ”の日常が戻ってきますように。


そうそう、この連休に娘から花束が届きました。
ときどきは、こんな“特別な”こともうれしい






コメント (4)
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