ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

小さき人へ

2017-09-19 | 読むこと。
毎年、暑い時期は家にこもってお出かけしないのですが、9月に入って神戸の姉から
お孫ちゃんが帰ってきてるから会いにきてねとお誘いがあり、長女と行ってきました。


お孫ちゃんへのおみやげは、姪のリクエストで絵本です。
最近とんと絵本から遠ざかっていたので、お恥ずかしいことにネットで1~2才用の絵本を探し
あれこれ迷って選んだのがこちら↓



『まるまるまるのほん』(エルヴェ・テュレ・作 / 谷川 俊太郎・訳)







『こりゃ まてまて』(中脇 初枝・文 / 酒井駒子・絵)






『まるまるまるのほん』は“読者が動かしていく参加型絵本”ということにまず興味を引き、
レビューも高評価だったので私自身が読んでみたいなあと選びました。
まるが並んでいるだけのすごくシンプルな絵なのに、指示に従ってそのまるをクリックしたり、
本を傾けたりするとあ~ら不思議、まるがどんどん変化していくのです。
このアイデアが斬新。
ストーリー性はないけれど、これは子どもが大喜びしそうです。


『こりゃ まてまて』は、チョウやネコを「こりゃまてまて」と追いかける幼な子が愛らしい絵本。
酒井駒子さんが描かれる子どもは何ともいえない表情をしていて、その不思議な雰囲気に惹かれるのですが、
この絵本は内容もシンプルで小さい子どもにもわかりやすいかな、と。
おまけにこの子がお孫ちゃんのSちゃんによく似てるんですよ。
はい、それが決め手となりました(笑)




まだ1歳4か月のSちゃんは、読むというより「これは何だ?」という感じで触ったり叩いたり(笑)







これはね、「本」といって広い世界につながる扉なんだよ。
楽しいこと、ハラハラドキドキすること、悲しいこと、胸にじーんとくること、
Sちゃんが知らないいろんなことを、これからいっぱい教えてくれるんだよ~
だから、大きくなったらたくさん本を読んでね♪




そういえば、独身の頃にも甥や姪に本を買ってあげたことがあります。
年の離れた姉が二人いる私に、初めて甥というものができたのは高1のとき。
三人姉妹の末っ子だった私は、我が家では一番「小さい人」で甘やかされていたのに
その座を奪った甥をかわいがったりいじめたり(笑)

その甥も40代になり、この夏久しぶりに会いました。
このときは上の姉の長男(つまりその甥)と長女、神戸に住む中の姉夫婦とその長男も集まって、
賑やかな宴会となりました
中の姉の長男はミュージシャンなので、リクエストにこたえてギターを弾いてくれ
それに合わせて若い頃バンドをやってた義兄(上の姉のご主人)が歌うという即興ライブが始まったり。
体育学科を出てジムで教えている姪はお酒にも強く、おまけに勧め上手で、うちのお父さんはすっかり
べろんべろんになっておりました

こんなふうに甥や姪と飲む機会は最近めったになかったので、赤ちゃんのときからよく知っている彼らが
みんないい大人になったんだなあ…と思うと感慨深いものがあります(これでは年もとるはず・・・)。
そして、そのとき来れなかった姪とその赤ちゃんにも今回会うことができました。
親から私たち、そしてその子から孫へと連綿とつながり、世代交代していくんだなあ・・・
そんなことをしみじみと感じた初秋です。


一方、我が家の担い手はというと・・・今のところ自由奔放、勝手気ままにしておりまする。
まっ、私も30才まで好き勝手して親に心配かけていたので偉そうなことも言えず、
絵本を買ってあげたいお孫ちゃんはまだまだ気配すらありませぬ


コメント (2)
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