花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

葛城の森のボランティアと観察会

2017年08月17日 09時36分55秒 | スポーツ・トレッキング
13日の日曜日、8時から植樹した場所のつる切りと草刈があり、その後
観察会にも参加して、葛城の森の、夏から秋への移り変わる姿を見てきた

何といっても、私が毎年撮影しているセンブリやナンバンギセルが、今年も
無事に確認できたので花の咲く時期が楽しみだ。


センブリの様子


こんなに大きな群落もある
最も、筑波山の林道では、もっと大きくなったセンブリを見ているが
平地で見られるのは楽でいい


ナンバンギセルの蕾
草刈でススキが刈られてしまったので心配していたが、センブリの
近くに生えていた。


釣鐘ニンジンの群落、小さな蕾が付き始めていた


漆の仲間 ヌルデ、葉の軸にヒレ(翼)状の広がりがある


草むらに咲くコオニユリ


エゴノキの実が鈴なりについていた、この実をつぶしてこすると
洗剤のような泡が出る。
味がエグイのでエゴノキになったとか


ゴンズイの実 やがて中から黒いタネが現れる
名前の由来は不明で、一説に魚のゴンズイのように役に立たないので
付けられたという俗説がある


サワラの木にセミがとまっていた


驚いたのはこのサワフタギ、枝がしなるほど実をつけている
この実は熟すと、ブルーに輝く美しい実になる
10月が待ち遠しい。


ウワミズザクラの実がたわわに実っていた
何人かが試食しておいしいという


こちらはイヌザクラ、試食した人がマズイという


クヌギのうつろに蜂の巣が有った、この時期の森の散歩は要注意


ユリノキが独特の葉をなびかせている。
百合の花のような形の花を咲かせるのが由来だという


ユリノキの葉、変わった形が面白い


栗の木もクリをつけている


ヤマハギも花をつけている、秋の七草のひとつだが、後の6つが
出てこない


ムラサキシキブも小さな実をつけ始めていた