
筑波山の男体山を一周する自然研究路の岩場は、大文字草が満開だ



葉っぱも入れて
3日から御幸ヶ原のケーブルカー山頂駅で自然展が始まったので、取り立ての
アケビの実を20個以上ビニールに詰めて行ってみたら、Nさんが一人で受付にいた
「お土産に持ってきたよ」とNさんに渡したら、中をのぞいて「すごいじゃん」と
喜んでいる。
見に来ていた人もいたので、誤解されないように「筑波山は国定公園だから
取ったりできないから、自宅の近くでとった採りたてだよ」とわざとらしく言った
「採ったばかりなんだ」と言って、Nさんは、その場に来ていた女性にアケビを
あげていた。
家内を迎えに行く時間までに帰らなければならないので、私はすぐに男体山一周
コースに飛び出した。
男体山の周りは、笹薮が枯れて倒れ、明るくなったが花は少なかった
アキノキリンソウがまとまって咲く山頂から、裏に廻ると木の上に大きなアケビが
口を開けて紫色だった
誰かが採ろうとした痕跡が有った。
(神社の真後ろで採ろうとするなんてバチあたりなやつめ)
岩場の下りを慎重に降りて、大岩の下に行くと、岩肌に沢山の大文字草が咲いていた
そこへ見知らぬ女性が何かをののしりながら登ってきた
聞いてみると、大石かさねに行って、男体山の神社に御朱印をもらいに行くのに
どう行けばいいか年配の男性に聞いたら、こっちから行けばすぐだよと教わって
廻ってきたらしいが、ぬかるは、スペルは、階段は斜めだし死ぬ思いだったと
年配の男性をののしるのだった。
見ると靴は山用とは言えず、重そうな靴だったから大変そうである
「でも、ここまで来てしまったら、引き返せないでしょう。これから先にも
岩場が有るから、そこは注意していって」と私が言うと、岩場が有るんですかと
またまたののしりを始めるのだった「簡単に行けるというから来たのに、、、、」
女性は、足を引きずるようにして坂道を登って行った。
私に言われてもなーと私は苦笑するしかなかった
そのあとは誰にも会わない静かな山道だった
そういえば、真壁側の車道は、ほとんど通行止めなので、登山者が少ないのかも
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葛城の森に、センブリの様子を見に行った
小さな蕾を沢山つけていた。
ナンバンギセルもまだ残っていて、あちらこちらの草むらに顔を隠している
観察会の時に見た、サワフタギの様子が気になって行ってみると、あの鈴なりの
実が、藍色を帯びて日を浴びていた
サワフタギの実は、真ん丸ではなく、少しいびつなところがあるが、美しい藍色を
帯びて、私の好きな実の一つである。
もう少しすれば、もっと見事な色になるであろうが、独り占めしたような気分で
私は何枚も写真を撮った
その少し前に、筑波山の林道に行ったら、サラシナショウマが満開で、アウケボノソウ
も、もう少しで見頃になりそうだったが、今日の一番は、何といってもサワフタギである

鈴なりの藍色の実をつけたサワフタギ




