花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

栃木市の節分草の突然変異

2019年03月05日 20時36分46秒 | スポーツ・トレッキング
花友から栃木市の群生地でセツブンソウの突然変異の花が咲いているという
メールが来たので、確かめに行った。

管理している人に聞いたら、咲いてから2週間もたっているから終わりに
近いよ と言われたが、一応花が残っていたので撮影してきた。

先日載せた秩父の節分草ほどではないが、明らかにシベが花弁化している
ように見える花が2株有った

こういう花にはめったに巡り合えないから、花友には感謝しかない。
Kさんありがとうね。


咲いている様子


隣の普通の節分草と並べて撮影した花の比較写真


写真から花の部分のみをトリミングで拡大した写真(前の株)


同上、(後ろの株)

一言付け加えると、棒状で先が分かれて黄色い蜜腺になっているのは、もともと
花弁が変化したものなので、元の花弁に戻った先祖返りと言えるかも。

シベが花弁化しているので、タネはできないと思われるので
実生は期待できないし、多年草だが突然変異が来年も出てくるとは
限らない。
まさに一期一会である。