花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

竜ケ崎市般若院のシダレザクラが満開

2019年03月25日 15時30分14秒 | スポーツ・トレッキング
竜ケ崎市の般若院のシダレザクラが満開になったと書かれていたので
竜ケ崎市に撮影に行った。

般若院の駐車場が狭いので、毎年の如く竜ケ崎市の市役所の駐車場に
車を止めて般若院まで歩いて行った。

雲が多いながら晴れている空から、太陽がのぞいているのに、寒い
防寒ジャンパーを着てこなかった事を後悔するほど寒かった。

般若院に着いて驚いた、いつの間にか新しい道ができていた。
舗装されていない道が中に続いている。
中に出口と書かれた案内板が出ていたので、これは車の出口専用の
道路なのかもしれない

満開と出ていたので、大勢のカメラマンが来ているかと思ったら
先客は3人ほどだった。

シダレザクラの周りは墓地で、桜の周りの草を取ったり、ゴミを拾ったり
している人がいた。
般若院の人ではなさそうだった。

桜が少し寂しい感じかするので「これで満開ですか?」とその人に尋ねると
少し桜を見上げて「満開だろうね」と言う
ただ花が小さくなったと感じているという。

昭和28年に書かれた桜の説明版に、樹齢400年以上と書かれているから
500年近くになっている老木だからという。
数年前に専門家が手入れや剪定もやり、肥料も上げていたという。

私は桜の周りをまわって、できるだけ青空の入る位置で撮影した
何と言ってもここは、茨城県で最も早い桜の撮影地である
























般若院を出るとき、門の近くにつつじのような花が咲いていた
ひときわ鮮やかに見えたので、望遠で撮影した



疲れをいやすハナネコを探して

2019年03月25日 00時27分01秒 | スポーツ・トレッキング
昨日は森づくりボランティアで、今日は自治会の総会に参加して疲れたので
昼過ぎにハナネコを探してふれあいの道を歩いた。

普段ならめったに人に会わない林道なのに、日曜日で天気も良いので
ツールド何とかのようないでたちの自転車に乗ったチャリンコ属が
次から次へと走ってくる。

バイクも来るしスポーツタイプの車も走ってくる。
落ち着いて花の写真を撮っている暇もない。

先週は山ガールが5~6人で歩いてきて「何に撮ってるんですか?」と
聞かれたが「ネコノメソウだよ」と答えたら「ネコノメソウってどれですか?」
と聞かれたので、最近の若い娘はネコノメソウも知らないのだろうかと思った

この林道は小川に沿って続くので、道端にはネコノメソウが続いている。
「そこの湿地に黄色い花が見えるだろう、それがネコノメソウだよ」と
教えて別れたが、何はともあれ自然に親しむ山ガールは歓迎だ
しばらくして「ありがとう」と言う声が聞こえたような

その前にすれ違った若者たちには、ミミガタテンナンショウを教えたが
この野草が性転換する植物だと教えればよかったかなー。
栄養のない時はオスで、栄養が溜まるとメスに変わることを
オスはつらいのだよご同輩


ハナネコ


ハナネコ2


エンレイソウ
実はこの花、カタクリよりも花が咲くまでの期間が長く10年ぐらい
かかって、ようやく花が咲くという。
鈴木昌友先生の書かれた本には、タネが発芽するには2回の低温を
経なければならいと書かれていた。
芽が出ても2~3年は小さい細い葉が1枚だけで、エンレイソウらしい
3枚の葉になるのは7年目ぐらいだそうである。
それから花が出るまでの準備期間が3年かかるという。
葉っぱだけで花のない3枚葉のエンレイソウが有ったら、それは最低
7年は経っている準備期間のエンレイソウなのである。


ミヤマキケマンの咲きはじめ


同上


ヤマブキも咲きはじめ


リュウキンカによく似ているが、萼片か多いので外来種のヒメリュウキンカ
ではないかと疑っている花、野生化しているといわれているが気になる
判定は専門家に任せるしかない。

ミヤマキケマンの画像が違ってましたので差し替えました。ごめんなさい。
お詫びのしるしに、庭のミチノクコザクラの写真を公開します


満開のミチノクコザクラ、山新でスポット苗で購入して庭にうえたものが見事に咲いた。
これはたぶん園芸種だと思うが、もともとは青森県の岩木山が原産地
ミチノクコザクラ、サクラソウ科サクラソウ属 別名イワキコザクラ 日本固有
山野草図鑑では、ハクサンコザクラの一型と紹介されていたが、その
ハクサンコザクラを見るとエゾコザクラの変種と書かれている。

以前、ブログ「花と低山を目指してを書かれているkotsunagi567さんに教わったのだが
サクラソウの仲間には、メシベの長い「長花柱花」と短い「短花柱花」があると
聞いていたので、このミチノクコザクラはどっちなのかなと、花の中心を
トリミングで拡大してみた。


真ん中にメシベが大きく見えて、オシベはほとんど見えないようだ
それから言えば、これは長花柱花なのだろうと思う
栽培の時は、長花柱花と短花柱花の両方を交配させたほうが結実が
上るという。