花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

一葉蘭(イチヨウラン)に会いたくて 、その2

2020年06月18日 20時50分27秒 | 自然観察
標高2千メートルに有る湿原を囲む外輪山、その山頂や尾根には、6月に入ると
美しい高山植物が咲き始め、毎週のように花が咲き次いで行きます。
なのでビジターセンターでは、この時期毎週のように開花情報を更新します。
イチヨウランは15日付けの開花情報で「見頃」になっていました。
その一覧がHPでも公開されますが、ビジターセンターに寄れば、印刷した
開花情報の一覧ももらえます。

イチヨウランの写真は、昨日掲載したので、本日はそれ以外の写真を掲載します


唐松の根元にイワカガミの群落があります。
日向を好む花のはずが、大抵木陰の所に大群落を作っています。
ちょうど見頃の時期で、至る所の木陰に群落を作って咲いていました。


至る所に咲いていたシロバナヘビイチゴ


花びらの縁に薄い紅色がついたツマトリソウ(褄取草)
なのでこれが本物のツマトリソウの花。


残り花のエンレイソウ


花びらに紅色の縁取りの無いツマトリソウ、普通はこのタイプが多い
褄(つま)が無いので「やもめ」だね と冗談を言われたのは西吾妻山の
大凹(おおくぼ)で 出会ったご夫婦 花旅は楽しい思い出だ。


開きはじめのマイズルソウ、たくさんあったがほとんどが蕾


ヤマドリゼンマイは、まだ出たばかり


ミツバオウレンの咲き残り、ほとんどが終わっていた


上向きの花をつけたイワカガミ


コケモモの蕾


コケモモとゴゼンタチバナ


ゴゼンタチバナの群落


オオヤマフスマの群落 これも至る所に咲いていた


ツバメオモト


スズラン


ツバメオモト


グンナイフウロ 咲き始めで花が少ない


レンゲツツジ


花友の好きなヒメイズイ


クサボケ


ヒメイズイ ちょうど時期だったのか尾根道にたくさん咲いていた


ミヤマハンショウズル、開花一覧に載っていなかったので、帰りにビジター
センターに寄って報告した


ミヤマハンショウズルの蕾


コマクサ園のコマクサ


コマクサ園のコマクサ


コマクサ園に咲いていたイワハタザオ


コマクサ園のコマクサ


二つ目のコマクサ園に咲いていた シロバナコマクサ
ここにはシロバナがあったよね、どこだっけ と言いながら探していたら
見知らぬ男性が場所を教えてくれた。


二つ目のコマクサ園のコマクサ


コマクサ園の下り道に咲くハクサンチドリの咲き始め


同じく下り道に咲くヒメイズイ


同じくスズラン


湿原に咲くハクサンチドリ


湿原の池の周りはヒメシャクナゲの大群落が広がっていた
ここには何度も来ているが、これほどの大群落を見たのは
初めてだった。

今回は体調がイマイチなので、湿原は回らず駐車場までの木道だけを歩いた
ここで偶然出会った観察員の方から、カモシカ情報を教えて頂いた。
国の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカを私が見たいと言ったので
湿原の腋の山に住んでいて、朝に湿原の木道を歩く時間とか場所を教えてくれたのだった
そんな早い時間に筑波からは来れないから、やっぱりキャンプかな
今は、コロナでホテルは営業してないと言っていた。