
真壁から上曽峠を越えて西光院(峰寺)に向かうと、上曽峠から西光院に分かれる
分岐の角に、繁茂した木々に囲まれて 角柱の馬頭観音らしい石柱が立っている
木々の陰なので、車で走っていると気が付かない。

馬頭観音の左には「お地蔵様」のような石像も見えた
手持ちの「筑波の山々と石仏たち」と言う本の二、「観音」を見ても
記録が載ってない。
ちなみに一は「不動明王」である。

先日「筑波実験植物園」に行ったとき落葉広葉樹林の林の中で、「ヨコグラノキ」を
見た。
私が今年の2月9日のブログ「雪が降る」で、別項目として「歴史秘話ヒストリア
私は植物の精である」というNHKの番組で「牧野富太郎」の生涯を描いた物語を
紹介した。
その中で小学生だった牧野が良く通った横倉山で「ヨコグラノキ」を見つけた
話が出てくる
いわば牧野が全植物を調査するきっかけともなった木である。
その木が、今は葉もなく寂しい姿でそびえていた。

3.11の日、夕方雨も止んだので小貝川の土手に行き、赤く燃えて落ちていく
太陽を眺めていた。
北西よりから冷たい風が吹き付けて、川面を波立たせ、傍らの公園の木々を
鳴らしている。
ヒューヒューという音が私には泣き声のようにも聞こえたのだった
分岐に置かれているなら道陸神さまでは?
罵倒観音とおぼしきは、山道なので馬供養的な塔?
昔の人は趣が深いですね。
罵倒しちゃダメだろう。
笑い転げたよ
元々はヒンズー教の神ヴィシュヌにまつわる観音菩薩で
神話ではヴィシュヌが悪魔ハヤグリーヴァを馬の頭を持つ姿に変身して
退治した話らしい。
で馬頭観音は観音には珍しい憤怒相で、頭上に馬頭をつけており
衆生の煩悩を断ち切って諸悪を降伏するといわれている
以上、本からの引用
馬頭観音には、像を彫った刻像塔よりも文字塔のほうが圧倒的で
この場所のものも、馬頭の文字が見えたので、馬頭観音と思った次第です
写真を撮っていたら、通りすがりの車の人が
じろじろ眺めていくので、じっくり見てられませんでした。
馬頭の形から最初は畜類の守り神として信仰され、交通関係の業者からは
旅行の安全を守る神として信仰され
路傍に設置されたといわれています
(馬が重要な交通手段だったので)
これはマジね(笑)
道陸神(どうろくじん)は、道路の悪霊を防いで旅人を守護する路傍の神と言われ
同様の道祖神と同じようなもので、笠間と石岡の峠には、道祖神が祭られていて
道祖神峠と呼ばれている
気付いていませんでした。
筑波山は古くから人の往来があったところですからねえ・・・奥深いですね。
そりゃーIMEが罵倒ものだな(笑)
でも笑えたから許すよ
1000メートルに満たないのに
何歴史の古さで100名山になった山だからね。