ラン科キンラン属 ユウシュンラン(祐舜蘭) 落葉樹林下に生える多年草
葉は退化して小さく、1~2個が互生し、下部の葉は鞘状に退化している
花柄の基部には苞葉がある。
葉が退化しているので、菌従属栄養性が進んでいると思われる。
「日本のラン ハンドブック 低地・低山編」(遊川知久解説では
ギンランの変種とする見解もあるが、葉とともに花の形態が異なって
いるため、独立種するのが適当である と書かれているので独立種と
して記載した
開花時の高さは10~15cm 葉は小さく、長さは約3cm 巾1~1.5cm
で1~2枚つける
花序あたり花は2~5個つける。 花は白色、上向きで半開。
背萼片は被針形、長さ約9mm、側萼片はゆがんでやや長い。
唇弁は褐色の筋があり、距が長く突き出る (ランハンドブックから引用)
ユウシュンラン 花期 4~5月
手を広げたように見えるのは側萼片、背後にとがっているのが背萼片
すじの有るのが唇弁で、側花弁2枚が取り囲んで帽子状になり
距が長く突き出ている (奥側の花で説明)
ユウシュンラン (萼編3と花弁3で構成されているが、それが
明確に判る様に撮るのが難しい、複数の花が内向きに咲くので
一つの花の唇弁を正面から撮ろうとすると、他の花の陰になるので
今回はこの程度の写真しか撮れなかった)
尚、環境相2012版では、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている
追記、この花を撮影出来たのは、花友のKさんの花情報のおかげです。感謝
茶色の口紅とツンとしたあごがキュートなユウシュンラン。
可愛いですよね!
疲れる甲斐があるというものですよね!!(笑)
昨日 二人で見に行ってきたよ。
あの倒木の陰の二株、良く見つけたね。
さすがだよ探索隊長(笑)
ツクバキンモンソウの白花もたくさんあるね
初めて見たよ。
また頼むね(笑)