花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

植林地のコセリバオウレン花の表情アルバム

2019年03月11日 08時13分14秒 | スポーツ・トレッキング
3.11でどこかに行こうとしたが、屋根の雨音が激しいので断念した
そのかわり地元の山で撮影したコセリバオウレンの花の表情を掲載する。

昨日のオニシバリで、雌雄異株の花は懲りたので、コセリバオウレンも
雌雄異株と言われる花だが、はっきりとわかる花以外は決めつけないことにする



コセリバオウレンの両性花に花粉だらけのハナアブ?


上の写真をトリミング拡大した写真
早春の花の少ない時期なので、ハナアブにとってもコセリバは救いの神だし
コセリバにとっても、受粉を助けるハナアブは救いの神だろう。
撮影させてくれてありがとう。虫媒花の証明だね。


こちら向きのハナアブ


両性花の花のアップ


雄花が数本


雄花が2本


雄花


退化した雌蕊のようなものが見える花
先日落下して壊れた60ミリマクロが使えなくなり、銀塩時代のカビの生えた
レンズで撮影しているので、これ以上は追及しない(笑)


雌雄異株と言われるが、左の株は雄花と両性花をつけているようだ


杉林の群落1


群落2


群落1


4輪の花をつけている株、左上に退化したような雌蕊があるような


4輪の両性花

上の写真の中から、雄花をトリミングして、各部の名前を入れてみた写真
雄花だけは間違いないと思う(笑)




雨が上がったら種まきするかな
雨が多いので水まきしなくていいから助かる。



オニシバリの花を探して筑波山から植物園

2019年03月10日 19時45分52秒 | スポーツ・トレッキング
昨日、筑波実験植物園に行って、「青い菊」騒動に巻き込まれて(笑)見ごろを迎えている
オニシバリの花を見損なった話を書いた。

なので筑波山に出かけて「オニシバリ」を見に行った。
なのに花が咲いていない。(これは後で理由がわかったが)

このまま帰るのも悔しいので、再び筑波実験植物園に行って、オニシバリの花だけを
撮りに行った。

受付の女性にオニシバリの場所を聞いて、見ごろの花の場所を書いた園内地図をもらい
9番のオニシバリの場所に急いだ。

所が地図があんまりにも簡略なので、ユキワリイチゲやミスミソウの咲いている
付近をぐるぐる探し回ってしまった

もう一度地図を確認すると、オニシバリの近くに「オオシマカンスゲ」の名前が
書いてある。
その場所には心当たりが有った。
昨日、見ごろ番号8番のオオシマカンスゲの前を歩いて見ていたからだ。

池の橋を渡ると、左に休憩四阿がある。
その四阿の道を挟んだ右の脇に「オオシマカンスゲ」の案内板が有った。
そのオオシマカンスゲの所から、飛び石伝いに右の林に行くと、オニシバリの
案内板が出ていた。

案内板の周りに「オニシバリ」は4~5本あった
花が咲いている木の、花の萼筒はみんな緑色である。
私の記憶では、この色は雄花の萼筒の色である

雌雄異株のオニシバリは、雌花の萼筒は茶褐色のような汚い色だったはず
色々な角度から写真を撮って、受付の近くにいたボランティアガイドの女性に
確かめると、近くにいたベテランの男性ガイドに確かめていた。

結局、この男性とのやり取りの中で、オニシバリは雄花が先熟で先に咲くこと
雌花は遅れて開花するので、花がまだ咲いていないことが分かった。
だから筑波山のオニシバリが咲いていないことも分かったのである。

植物園にあった「日本の野生植物 本木2」にも萼筒の色の違う写真が出ていた
やれやれ 疲れたわ。


筑波山のオニシバリ、まだ花は咲いていない


植物園のオニシバリ


植物園のオニシバリ、花のつき方の様子


植物園のオニシバリ


植物園のオニシバリ、萼筒の色に注目


植物園のオニシバリ、たいてい花はやや下向きに咲くので、中を撮るのが
大変である


植物園のオニシバリ、木の様子


植物園のオニシバリの案内板

追記、書いた後どうも気になってネットで調べると、「はっきりしない雌雄異株」という事で
オニシバリは、雄花も雌花も両性花と言えそうな構造をしており、萼筒の色だけでは絶対的な
決め手にはならないようです。私は萼筒の色を決め手にしていたので、これは困った


オニシバリではありませんが、同属の「ナニワズ」で実験された方の記事を見つけました
ので紹介します

植物生態観察図鑑



筑波山で見た風景



ふれあいの里の河津桜が満開だった。曇り空なのが惜しい


パラグライダーが彼方を飛んでいた


畑一面がホトケの世界だった



筑波実験植物園のユキワリイチゲと特別公開の青い菊

2019年03月09日 22時11分57秒 | スポーツ・トレッキング
国立科学博物館筑波実験植物園にユキワリイチゲの撮影に行った。
ご存知のようにユキワリイチゲは関東には自生しない。
分布は本州西部(滋賀・福井以西と言われている)、四国、九州である。

以前は、東京練馬の牧野植物園まで出かけて行った事もある
つくばで見られるようになったので、楽ちんである。

植物園に着いたら、丁度、特別公開された「青い菊」の展示と説明があり
運よく「青い菊」を見ることができた。


ユキワリイチゲ(雪割一華)、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
花弁状の萼片が10~20個あり、花弁はない、雄蕊、雌蕊は多数ある

根生葉は前年の秋に出てきて冬を越すので、淡褐色を帯びるが、本来は
葉の表面は濃緑色で白い斑が入る。裏面は紫色を帯びる

茎葉は3枚が輪生する。
茎は10~30センチの長さで、茎葉の上に淡紫色の花を1個つける
と言われているが、色の濃淡があるようで、白に近いものや
ピンクに近いものもあるらしい。











ユキワリイチゲで最も色の濃い花だったが、少し傷んでいたのが惜しい。

特別公開の青い菊


テーブルの上に飾られた青い菊


花の部分をアップ


青みを持たせる技術の説明パネル


キク科には多数の属があり、別属間では同じキク科でも交配できないという


このようなパネルが何枚も展示されて、時系列で青い菊ができるまでの
長い実験の経過が説明されていた。

興味のある方は、筑波実験植物園のこちらをご覧くださ

植物園の園内をガイドする方の中に、知り合いの方が今日は2名もいたので
多少雑談をした。
その方に、コセリバオウレンが植物園にありますかと聞いたら、残念ながら
ないよという事だった。
そんな話をしていたので、せっかく咲いているという「オニシバリ」の花を
見忘れてしまい、後で見ごろの植物一覧を見て、地団駄踏んだのである。
それには香りが良いから匂いを嗅いでみてと書いてあった。
まあ沈丁花の仲間だから匂いは良いだろうが、確か毒草だったと思う

追記、オニシバリは秋に芽吹いて翌年の夏に葉を落とすので、別名
夏坊主と言われる。
5~7月に楕円形の果実が赤く熟する
この果実が有毒なのだそうである。







三毳山の座禅草と星野の奇形のようなコセリバ

2019年03月08日 06時51分45秒 | スポーツ・トレッキング
星野へ節分草の突然変異を撮りに行ったときに撮影した、星野のコセリバオウレンの
奇形のような花と、三毳山によって撮影した座禅草の写真です。


星野のコセリバオウレンの奇形的な花、萼はわかりますが、中の黄色のものは
花弁なのかわからない。たぶん花弁だろうと思うのだけれど、花弁なら雄花と
言えるのだが、こんなの見たことがないので判定不能
(マクロ撮影用のオリンパスのTG-3を紛失したので、こんなピンボケしか撮れません
どなたか再チャレンジしてください (´;ω;`) )


星野のコセリバオウレンの葉



三毳山の座禅草


三毳山の座腺草の花のアップ


三毳山のアズマイチゲの蕾


ガイドKBさんからタイの野生ランの写真

2019年03月07日 21時20分08秒 | スポーツ・トレッキング
長野のガイドKBさんから、タイの野生ランの写真がメールで届きました。
三ケ月ぶりにまたタイに行き、48種類の野生ランを見てきたと書いてありました
今回はそのうちの3種類の蘭の写真が来ましたので、掲載します。







名前は書いてありませんでしたが、着生蘭のようですね。
趣味と実益を兼ねているKBさんがうらやましい。


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筑波山登山道の春の気


登山道の路肩にクキザキイチゲの蕾がありました。
私の大好きなブルーです。


ウグイスカグラの花、葉に毛がたくさんあるので、もしかしたらミヤマかも



ウグイスカグラの蕾です、上の花と同じ木なので毛がある


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庭のヤマシャクヤクの芽出しが始まりました。
昨年より芽が2本増えてます。


空き地のシャクヤクはまだなのに、ヤマシャクヤクが早いとはね
北海道産の野生種なので寒さに強いのか?



栃木市都賀の花之江の郷に咲く春の花

2019年03月06日 22時27分02秒 | スポーツ・トレッキング
5日、星野の節分草の突然変異を撮りに行ったとき、ついでに都賀の植栽された
野草園、花之江の郷に寄って、春の花を撮ってきた。

このところ雨も結構降ったので、花が咲いているだろうと思ったが、まだ
咲いている花が少なくて、入園料も200円のままだった。ラッキイ。

おしまいに近い福寿草や下向きのクリスマスローズに目もくれず、山ゾーンに
入ると、気の早いアズマイチゲの白い花があちらこちらに咲いていた。
植栽されたものとはいえ、自生に比べたらはるかに速い。


アズマイチゲ


同上


同上


カタクリの葉の陰で咲く雪割草


同上


ひときわ鮮やかな雪割草


同上


同上 ハナアブが訪問中


遥か遠くにショウジョウバカマが咲き始めていた。近くは蕾ばかりだった
山の上のシロバナショウジョウバカマは、つぼみも出ていなかった。

日本水仙も咲いていたが、あえてパスして里ゾーンに行った。


里ゾーンには、キバナジンチョウゲが咲き、クロッカスやリュウキンカも咲いていたが他はパスした
三毳山に行ってザゼンソウを見たかったのとアズマイチゲの様子を見たかったからだ。


キバナジンチョウゲ
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属と言えば、筑波山にはこの属の仲間の
オニシバリがある。
沈丁花の名前の由来は、甘い香りを香料の沈香と丁字にたとえたものと言われる


クロッカス

花の終わった節分草

秩父で節分草の青軸を撮影していたら、女性グループに「節分草にタネができるのか?」
と聞かれたので、できますよと答えたが、花は見てもタネまで見ている人は少ない
のだろうと思う。
なので以前の記事でも載せたが、花之江に行ったら丁度花が終わり実ができつつあった
ので、花弁状の萼片が散った花と、タネが出来つつある花を撮影してきた。


受粉が住むと、先に花弁状の萼が落ちて、蜜腺状の花弁とシベが残る


蜜腺もシベも落ちてタネができつつある



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バイカオウレンの葉 根際から出る葉柄の先に光沢のある5枚の小葉がまとまってつく
ので、別名ゴカヨウオウレン(五加葉黄連)と呼ばれている。
オウレンは薬用として知られているが、この梅花黄連は薬用として使われていないという


セリバオウレンの葉 葉の出方が二回三出複葉
 多少セリの葉に似ているのでセリバの名前がついている
日本では、胃腸薬や下痢止め、ただれ目などにも使われ、中風などにも
効果がある薬用として使われていたのはこの種であるという。


セリバオウレンの雄花 一番外側に先のとがった長い花弁状の萼があり
その内側に、それより短いへら型の花弁があり、中に雄蕊が多数あり
花粉が出るころに花火状に広がる


セリバオウレンの両性花 カギ型に曲がったのがめしべで花によっては
紫色や緑色を帯びたものもあるという


セリバオウレンの雌花かな 雄蕊が見当たらないので

オウレンの仲間は、私は苦手で見分けが難しい、記載に思い込みや誤解が
あるかもしれませんので、うのみにせずご自身の手でお調べくださいね
冷や汗( ;∀;)


栃木市の節分草の突然変異

2019年03月05日 20時36分46秒 | スポーツ・トレッキング
花友から栃木市の群生地でセツブンソウの突然変異の花が咲いているという
メールが来たので、確かめに行った。

管理している人に聞いたら、咲いてから2週間もたっているから終わりに
近いよ と言われたが、一応花が残っていたので撮影してきた。

先日載せた秩父の節分草ほどではないが、明らかにシベが花弁化している
ように見える花が2株有った

こういう花にはめったに巡り合えないから、花友には感謝しかない。
Kさんありがとうね。


咲いている様子


隣の普通の節分草と並べて撮影した花の比較写真


写真から花の部分のみをトリミングで拡大した写真(前の株)


同上、(後ろの株)

一言付け加えると、棒状で先が分かれて黄色い蜜腺になっているのは、もともと
花弁が変化したものなので、元の花弁に戻った先祖返りと言えるかも。

シベが花弁化しているので、タネはできないと思われるので
実生は期待できないし、多年草だが突然変異が来年も出てくるとは
限らない。
まさに一期一会である。



花友と秩父・小鹿野町両神の節分草撮影に行く

2019年03月03日 21時09分13秒 | スポーツ・トレッキング
8時に待ち合わせして、秩父の小鹿野町両神の節分草の自生地に行った
春の妖精と呼ばれる早春の花は、日が差して気温が上らないと花が開かないので
早朝に行っても仕方がないので、ゆっくりの出発でいいので助かる。

それでも日曜日と月曜日が雨降り予報なので、圏央道も一般道も混んでいた。
誰でも考えは一緒なので、これは仕方がない。
そんなこんなで、到着予想の10時どころか。10時半も過ぎていた。

時間が遅かったので、駐車場がすいていて、入り口より50メートルほど奥の
駐車場に止められた。

300円の入園料を払って、節分草園に入ると、まるで雪が降ったように一面
真っ白に節分草が咲いていた。
道に立ててあった旗竿に日本一と書いてあったのもうなづける。


一面に咲き誇る節分草

私のお目当ては、白花と呼ばれる青軸の節分草である。
花友と別れて、そこに飛んでいくと、すでに他のカメラマンで一杯である

青軸は後でゆっくり撮ることにして、変わり咲きの節分草を探して歩いた。


二輪咲きになり損ねた花


二輪咲きになり損ねた花のアップ
手書きの矢印に注目、左は花のなり損ねかな、右はめしべの数が多い
普通は紫色の雄蕊の中に2~5個のめしべがあると言われている


白花ともいわれている青軸節分草、普通の節分草と比較すると、茎の色
苞葉の色が淡緑色で、雄蕊の色が抜けて白いので、一目両善である。


青軸と右は普通の節分草

青軸を撮影していたら、富山から毎年のように来ているというご婦人と知り合い
色々面白い話を聞いた。
緑色の節分草や双子節分草を探しているという。

私たちは、二輪咲きを双子と呼んでいたが、それはただの二輪咲きと言われてしまった
苞葉の上に出る花茎は一本で、それに花が二輪ぴったりついて出るのが双子だというのだか
花友は二輪になり損ねたような花が双子じゃないかというのである。
とにかくこの富山のご婦人の勢いに圧倒されてしまったのである。(笑)


萼片の小さいセツブンソウ


八重咲風の節分草


二輪の花と青軸


園地の左の奥に咲いている座禅草 こちら向きはこれだけだった


背中向きのザゼンソウ


二輪咲きの節分草


二輪咲きの節分草


二輪咲きの節分草


二輪咲きのセツブンソウ


これぞ双子と思いきや、後ろを覗いた花友が、二つとも花茎があるから二輪咲きね という

ここに、4年前に来た時に、とんでもない突然変異を目にしている
その時の花を紹介しますね


シベが花弁化した節分草、何しろ園地の真ん中に咲いていたから
望遠で撮影したが、あまりにも遠すぎてぶれている。
この時、初めて見たが、それ以降は全く見ていない。


シベが花弁化した節分草2、二株のみ咲いていた花、発見した花友は
大興奮だったが、これを見た人はおそらく数人だったであろうから
無理もない。
以前、福島の樋沼で見た白山石楠花のシベが花弁化したネモトシャクナゲと
同じようであるが、原因は不明である。

栃木の星野や柿平の群生地に比べると、ここ両神の節分草は、雄蕊の色が薄いのが
多いので、あるいは地質が関係しているのかもしれない。
しかし植物のど素人の私には、判断する知識がない。

以下の写真も4年前の写真から捜し出したものである


白花と呼ぶ人もいる青軸節分草、注目は青軸の前にある芽出し
前年の実生の芽出しは、広楕円形の葉で、その前の株からは切れ込みのある
葉が出てくると聞いたので、これは以前の株からの芽出しかな。


青軸と広楕円形の芽出し、多分これが前年の種から芽出しした葉
と思われる

私は秩父だけで帰るのだと思っていたら、花友が帰りに栃木の柿平によって
帰るという。
まあ私は乗っているだけなので、楽ちんだが運転するKさんの馬力にはいつも
驚かされる。

という事で栃木県佐野市の柿平に着いたら、日も傾いて自生地は薄暗い
現地に行ってびっくり、節分草はどこに行ったというぐらい花が少ない
柿平には何度も来ているが、こんなに花の少ない柿平は初めてだった。


柿平の節分草、この花に比べたら秩父の花の雄蕊の色の薄いことがわかる

自生地の花が少ないので、下の民家の上の土手に行ってみると、土手には
それなりの群落が有った


民家の上の土手、以前来た時もここで見て知っていた


土手の群落


土手の群落にも二輪咲きの節分草があるのを花友が見つけた。

柿平から50号に抜けて家路につく頃、西の空の夕焼けが、写真に撮りたいほど
美しく見えた。


いまだに頭がボーッとしているので、誤字、脱字などの間違いはお許しくださいね


森の妖精コセリバオウレン開花

2019年03月02日 05時00分00秒 | スポーツ・トレッキング
今日は秩父の小鹿野町両神にセツブンソウを見に行く予定なので
説明なしの写真のみになりますが、筑波山の森の沢で開花を始めた
コセリバオウレンの写真を掲載します。













林道で見つけた実


ツルアリドオシの実 子房は二個が合着して二つの花をつけるので
その花の跡が実にも残って二つのへこみがある


同上


ミヤマウズラの前年の実がまだ残っていた





蚕影神社と筑波山神社の深い関係

2019年03月01日 05時57分53秒 | スポーツ・トレッキング
以前、蚕影神社の由来の一つとして、金色姫伝説を紹介したことがある
先日、久しぶりに蚕影神社を尋ねたら、崖崩れの工事をする為か、休憩所のような
建物に飾られていた額がすべて取り払われていた。

石で作られていた手水鉢のようなものも、無くなっていて、ちょっとがっかり
この手水鉢に、よく野鳥が水を飲みに来ていたので、野鳥がいればと期待していた。

たまに草刈りのボランティアで行く細草の棚田の脇に車を止めて、山と田んぼの堺の
農道を歩いて蚕影神社に向かった。
その時にちょっと面白い石像を撮った


農道の脇にあった石像、一見すると双体道祖神かなと思われるが、風化して
よくわからない。


上の写真をトリミングで拡大した石像、何となく手を取り合った二対の像が
刻まれているように見える。
双体道祖神なら、この辺ではあまり見かけないのでうれしい
どなたかご存知の方がいたら、教えてくださいませんか。


蚕影神社、屋根に「天の虫」と書いて蚕のマークがあるのが良いね


拝殿正面の扉に御朱印は筑波山神社で受付している旨の張り紙が有った


トリミングした張り紙


蚕影神社と筑波山神社の関係を説明する部分をトリミングした

両神社の創建には、当時の筑波国造がかかわっていること。

また筑波山神社の重要な祭祀である御座替祭(おざがわりさい)の神衣祭では
大神の依代(よりしろ)として神衣(かんみそ・絹)が用いられているが、往時は
養蚕の守神である蚕影神社にて祓い清められた正しい絹が用いられていたという

このように筑波山神社と蚕影神社は創建時より深い関係を有している
そのため、現在は筑波山神社の兼務社となっている。

と張り紙に書かれていた。


光の降り注ぐ拝殿の庭に、オオスズメバチが横たわっていた。


オマケは庭に植えた雪割草(ミスミソウの園芸種)の花


周りに見えるのは鉢ではなく底がない円筒のガーデニング・グッツ
芽出しの時に、雑草と芽出しの見分けがつけにくいので、見分けのために
この中に植えている。
なので鉢植えではなく、地植えですが、風よけにもなるので便利
今は花が3個咲いている。