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『傷だらけの男たち』

2007-07-25 23:09:12 | └映画のこと
@シネマロサ

原題:傷城/CONFESSION OF PAIN
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
製作:アンドリュー・ラウ、チョン・ホンタッ
脚本:フェリックス・チョン、アラン・マック
出演:トニー・レオン、金城武、シュー・ジンレイ
上映時間:111分

クリスマスの夜に恋人に自殺された刑事ポン(金城武)と
上司のヘイ(トニー・レオン)
ポンは警察をやめ私立探偵になり酒びたりの生活を送り
ヘイは富豪の娘スクツァン(シュー・ジンレイ)と結婚し幸せな生活を送る。
ある日スクツァンの父親が殺されるという殺人事件をきっかけに
ヘイの隠された過去と恋人を失ったポンの未来が交錯してゆく。

どんなストーリーか全く知らないまま、金城武だからーっていう理由で
観てみた。
最近日本のドラマや映画で見かけないけど、やっぱりかっこいい。
ドラマよりだんぜんスクリーンサイズの俳優さんだと思う。
男前になんだけど、捨てられた子犬みたいな目をするんだなー。
冒頭のお酒も飲めない好青年刑事のポンが堕ちてからの姿がまたいい。

ストーリー的には、トニー・レオン演じるヘイがスクツァンの父親を
殺した理由、カンのいい人なら展開が読めるのかもしれなけど
わたしはまったく分からなかったので最後まで“どうなっちゃうんだ?”と
ひきつけられた。
っていうか、登場人物の名前がチャンとかチャウとかややこしくって
途中の大事なところがさっぱり分からなくなってしまったんだけど
でも最後にはスッキリ。
やりきれない結末だけど、ポンにくっついているビールの売り子をする
フォン(スー・チー)が唯一の明るさ。
最後、ポンがフォンに何度も口付けするのがなんともかわいくて
やっと金城武の笑顔を見れたなという感じ。

観終わって、なんとなく『インファナル・アフェア』っぽいなーと思ったら
監督が同じだった。
既にディカプリオ主演でハリウッドリメイクが決まっているらしいけど
どうかな~
『ディパーテッド』のときもそうだったけど、この哀切さは
アジアならではなんだよな。

金城武も手がキレイ。


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