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ミッドタウンでテンションダウン

2008-06-20 20:44:00 | おいしいこと
サントリー美術館は好きだけど、
東京ミッドタウンはあんまり好きじゃない。

貧乏人をよせつけない、おセレブな空間に
自分のみすぼらしさとリアル貧乏さが身に染みて
なんだかせつなさまんてん。

でもお腹が空くのは貧乏人もお金持ちもみな同じ。
フードコートで刀削麺を食べてきた。



辛くておいしい。
ついでにビールも飲んでお腹いっぱい。


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KAZARI 日本美の情熱

2008-06-20 20:33:35 | 月イチ美博のこと
@サントリー美術館




平日は夜20時までやっているのが魅力的なサントリー美術館

日常から非日常へ変貌させる役割をもち、時には実用性を度外視した“かざり”
そのはじまりは、縄文時代の土器にまでさかのぼるという

展示されていたのは、火焔土器からはじまり、神仏におけるかざり、
屏風や茶器や武将の甲冑、女性の装いなど。

“火焔土器”って言葉聞くの久しぶりー。
小学校で習ったような。
たしかに、火焔の部分なんて無くてもいいのに
縄文時代から“かざる”ことは存在したんだなと感心。

桃山時代のそろいの茶碗は今もフツーに使えそう。

茶道具を入れるという、縞螺鈿蒔絵茶箱の螺鈿細工がよかったなー。
螺鈿の小さな丸や三角の文様がかわいの。
宝箱にしたい。

“身をかざる”ということで甲冑。
武将のいでだちは、華麗さや奇抜さが競われ、華やかにかざることで
自分を鼓舞したとか。
たしかに、身を守るためにはいらないよなーっていう兜の角飾りとかね。
どうだーっ!強いぞ!っていう主張だったのか。
豊臣秀次所用(伝)という甲冑があって、強そうだった。

やはり目を奪われたのは、小袖やかんざしや櫛かな。
細かい細工が美しい。
紙入れがいいなー。
ちょうど今懐紙入れが欲しいと思っているところなのさ。

“生きるよろこび~かざりの情熱”っていう映像がながれていて
そのオープニングは、ネイルアートと携帯のデコレーション。
今も昔も人は“かざること”に美を求め、情熱を傾けるって言っていた。
縄文の土器の頃から、爪を飾るようになった今も
その情熱は変わらないってことなんだね。
たしかに、しょぼくれた、疲れきった人は自分やまわりを飾ろうとは
なかなか思えないもんね。
“かざる”ってことは前向きで生きる情熱にあふれたことなんだなー
なんて改めて思ってしまった。

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