いわずと知れた、お笑い芸人麒麟の田村裕のベストセラー小説。
自分で買ってまでは読まないけど、なんであんなに売れているのか
ちょっと気になっていたので貸してもらって読んだ。
ダンボールを食べたっていうネタが印象深かったせいか
本のタイトルが『ダンボール中学生』かと勘違いしてしまった。
大学生、高校生、中学生の兄弟が、父親の“解散!”の一言で
路頭に迷うなんてネタとしか思えん、ありえないでしょーと
半信半疑で読んでいたけど、どうやらホントに実話みたい。
よくぞまっすぐと育ってくれたなぁと思わずにはいられない生い立ち。
それは母親の愛情のおかげなのかな。
兄弟を助けてくれたご近所さんの温かみにカンドー。
世の中捨てたもんじゃないなと、思った。
飾らない言葉に、泣けて笑えた。
しかし売れたなー。