NHKスペシャル『メガヒットの秘密～20年目のB'z』

NHK総合

今年でデビュー20周年のB'z
その舞台裏、ツアー前の合宿、レコーディングに密着し、
メガヒットを飛ばすB'zの今まで見せなかった姿をとらえた番組。

B'zがこの手の番組に出るのってめずらしい。
ほぼ初めて？

冒頭ではB'zの売れっぷりを振り返る。
すごいね。
シングル連続1位記録やらアルバムミリオンやらで
総売り上げ枚数は、20年間毎日1万枚売れた計算だってさ。
♪BAD COMMUNICATIONは2年間ランクインしてたっていうのもスゴイ。

稲葉さんはわたし的には完璧なカッコよさ。
いっときファンクラブに入っていてLiveにも行っていたんだけど
更新するの忘れてそのまま終わってしまったんだよね。

今年のツアーが始まる前の鹿児島でのメンバー合宿の様子が
流れたんだけど、トレーニングで走る稲葉さん、
アスリートなみのカラダなんすけど。
わたしがライブで目にしていた頃よりあきらかにハードな体型になってる。
すごい。
なんだこの44歳。

ポッケに500円入れていて、途中で飲み物でも買うのかなと思ったら
神社でお賽銭にしてた。
お賽銭に500円ってスターだー。

ギターを弾く松本さんのうつむいた顔がちょっと茂くんっぽい。
違う、茂くんが松本さんっぽいのか。

松本さんは、音作りへの投資ができること、
レコーディングや曲作りに時間をかけられることが
売れていることの強みって言ってた。
なるほど。

B'zのライブでは稲葉さんは楽器は弾かない。
稲葉さん自身が楽器みたいだなーって思った。
とてもストイックなイメージだった。

稲葉さんはノドのために、夏でも楽屋ではエアコンを使わず、
廊下から冷気が入りこまないようにドアには目張り。
リハーサルスタジオには加湿器4台。
ツアー中はビールも飲まず、ノドを冷やさないように温かいものを食べて
お茶にも氷は入れない。
本当に徹底した自己管理。
そんな稲葉さんを見て、何千万円もするバイオリンとかを思い出した。
高価で貴重な、デリケートな楽器の音色を損なわないために
保存状態を管理するのと一緒。
稲葉さんの声が楽器。

松本さんは、稲葉さんのことを一言で言うなら“ストイック”と、
“B'zのボーカリストとしての自覚”がそうさせているって言っていた。
稲葉さんは自分のことを、アーティストでもミュージシャンでもない、
“B'zのシンガー”って言っていた。
なんだか職人のような2人。

あのカラダと声とパワフルなステージには彼らの日々の
たゆまぬ努力のたまものなんだね。

メガヒットにはそれ相当の理由があるのだ。

20周年ライブ行っときゃよかったな。
またファンクラブ入っちゃおうかな。