@池袋HUMAX
監督:西谷弘
原作:東野圭吾
出演:福山雅治・柴崎コウ・北村一輝・松雪泰子・堤真一・ダンカン
長塚圭史・渡辺いっけい・真矢、おき
上映時間:128分
2007年秋クールの月9だった『ガリレオ』の映画版
連ドラ、スペシャルドラマと来ての映画化
最近のフジテレビのお決まりパターンだけど
今回ばかりはまんまとその策略にのっかってみた。
『ガリレオ』の原作は読んでいなかったんだけど、
連ドラのときは、こうゆうドラマを待っていたんだーーっと、
月曜ってこともあってほぼリアルタイムで見てた。
先日のスペシャルもおもしろかった。
本作のメインである“石神”がちらっと登場するっていう
仕掛けもあったし。
“実におもしろい”
そして“実に悲しい”お話だった。
ちょっと泣けてしまった。
泣ける映画だなんて聞いてないよーっと。
“誰にも解けない問題を作る”のと、“誰にも解けない問題を解くの”は
どちらが難しいか?っていうようなセリフがあったけど、
石神が作りあげた問題は、答えが見つかっても誰も幸せになれない。
それでも湯川は解いて、答えを見つけてしまう。
石神は容疑者だけど、どうか逃げきって欲しいと思って観てしまう。
石神が靖子(松雪さん)に宛てた手紙が読まれるところは泣けた。
石神の献身がせつなくて悲しくて。
最後の慟哭するシーンが痛かった。
靖子に対する“せっかくやりとげたのにどうして”っていう思いと
それだけじゃなくて、きっと石神は今まで自分の周りには無かった
“愛”にふれてしまったんだね。
堤さんは、『SP』でのカッコよさや、『三丁目の夕日』での温かさはみじんも無い、
数字にしか興味のない孤独な男を見事に演じていたなぁ。
ましゃは当たり前のようにカッコいいし。
わたしのなかでの松雪さんは、舞台、映画、ドラマ、全ての女優さんのなかでも
上位ランキング。
『きらきらひかる』のカッコいい役も『砂の器』の幸薄い感じの役も
どっちもこなせちゃうところが好き。
邦画で、しかももともとドラマだったりすると
わざわざ映画にしないで、2時間ドラマで十分じゃん?と思っちゃうんだけど、
この作品にはドラマには無い緊張感っていうか、雰囲気があったな。
東野圭吾さんの作品は、『手紙』とか『殺人の門』とか、
暗めのを好んで読んでいたんだけどちょっと片っ端から読んでみたくなった。
監督:西谷弘
原作:東野圭吾
出演:福山雅治・柴崎コウ・北村一輝・松雪泰子・堤真一・ダンカン
長塚圭史・渡辺いっけい・真矢、おき
上映時間:128分
2007年秋クールの月9だった『ガリレオ』の映画版
連ドラ、スペシャルドラマと来ての映画化
最近のフジテレビのお決まりパターンだけど
今回ばかりはまんまとその策略にのっかってみた。
『ガリレオ』の原作は読んでいなかったんだけど、
連ドラのときは、こうゆうドラマを待っていたんだーーっと、
月曜ってこともあってほぼリアルタイムで見てた。
先日のスペシャルもおもしろかった。
本作のメインである“石神”がちらっと登場するっていう
仕掛けもあったし。
“実におもしろい”
そして“実に悲しい”お話だった。
ちょっと泣けてしまった。
泣ける映画だなんて聞いてないよーっと。
“誰にも解けない問題を作る”のと、“誰にも解けない問題を解くの”は
どちらが難しいか?っていうようなセリフがあったけど、
石神が作りあげた問題は、答えが見つかっても誰も幸せになれない。
それでも湯川は解いて、答えを見つけてしまう。
石神は容疑者だけど、どうか逃げきって欲しいと思って観てしまう。
石神が靖子(松雪さん)に宛てた手紙が読まれるところは泣けた。
石神の献身がせつなくて悲しくて。
最後の慟哭するシーンが痛かった。
靖子に対する“せっかくやりとげたのにどうして”っていう思いと
それだけじゃなくて、きっと石神は今まで自分の周りには無かった
“愛”にふれてしまったんだね。
堤さんは、『SP』でのカッコよさや、『三丁目の夕日』での温かさはみじんも無い、
数字にしか興味のない孤独な男を見事に演じていたなぁ。
ましゃは当たり前のようにカッコいいし。
わたしのなかでの松雪さんは、舞台、映画、ドラマ、全ての女優さんのなかでも
上位ランキング。
『きらきらひかる』のカッコいい役も『砂の器』の幸薄い感じの役も
どっちもこなせちゃうところが好き。
邦画で、しかももともとドラマだったりすると
わざわざ映画にしないで、2時間ドラマで十分じゃん?と思っちゃうんだけど、
この作品にはドラマには無い緊張感っていうか、雰囲気があったな。
東野圭吾さんの作品は、『手紙』とか『殺人の門』とか、
暗めのを好んで読んでいたんだけどちょっと片っ端から読んでみたくなった。