路面電車の思案橋ってところからほど近い、卓袱料理『浜勝』でごはん。
卓袱料理って、名前は聞いたことあったけど、
どんなもんかは知らなかった。
“卓袱料理”と言うのは、“日本・中国・ポルトガルの料理が融合した
長崎ならではのおもてなし料理”で
“一卓一卓に大皿で数人分の料理を盛る”合理的な料理。
朱塗りの円卓を“しっぽく”と呼ぶことからその名がついたらしい。
なるほど、合理的な料理ですか。
2人で円卓囲むわけにもいかないんだけど、この『浜勝』には
1人づつに盛られたお手軽卓袱なるものがあるので
その“おたくさ卓袱”\2,940-を注文。
卓袱料理の最初はかならず“お鰭(ひれ)”とよばれるお椀物から。
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中味はなんだったかな?
お餅だったか、白玉だったか。
出汁のやさしいお味でした。
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上段右から食前酒のびわ酒、鰆とサーモンのお寿司とふきのベーコン巻、くじらの酢の物
中段右からあじさい揚げ(ホワイトソース、むきエビ)、鯛のお造り、平目の西京焼き
下段右からたきあわせ、角煮、デザートのいちごよせ
これにごはんと香の物、シメはお汁粉
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お汁粉には桜の塩漬けが入っていて甘さをおさえていたかな。
どれから食べていいのやら、お行儀悪くも迷い箸になっちゃいそう。
ちょっとずついろいと食べるのがいいね。
1泊2日で長崎までやってきて、こうやって伝統料理を食べられるなんて、
わたしたちイイ大人になったねぇとしみじみ
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アラフォーばんざい
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いい気分になったあと、ホテルに帰ったらお腹いっぱいでそのまま寝てしまいそうなので
もうひと寄り道、ロープウェイに乗って稲佐山の夜景を見ることに。
路面電車と徒歩でロープウェイの乗り場まで来たけれど、
どうやら最後の1本らしく。
帰ってくる最終のロープウェイはこののぼりが到着して10分くらいで出てしまうらしい。
ってーことは、登っても夜景のイチバンきれいに見える展望台にいくと
帰りの最終ロープウェイに間に合わなくなるってことだ。
でもまぁいいかと登って、そこから眺めた長崎市内の夜景。
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長崎が坂の多い斜面の町のせいか、夜景が立体的。
ネオンじゃなくて、家々の明かりっていうのがかわいくみえる。
夜のロープウェイはちょっと怖かったけどね。
山を降りた帰り道はさすがにちょっと危ないかと、ホテルまでタクシーで。
ホテルにもどって日付の変わる頃、モロフォー(※もろ40の意)の
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明日のためにご就寝
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