劇団☆新感線30周年興行・春
@赤坂ACTシアター
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
作詞:森雪之丞
出演:古田新太・天海祐希・浦井健治・山本太郎・神田沙也加・森奈みはる
橋本じゅん・高田聖子・粟根まこと・藤木孝
上演時間3時間40分(休憩20分)
※ネタバレ有り
劇団☆新感線30周年、わたしが新感線に出会ってから9年
『薔薇とサムライ』は、新感線のいいとこどり。
愉快、痛快、爽快。
会場にあの重低音が響いて、発車のベルが鳴ると
もうそっから一気に新感線ワールド
今回はさらに映像を使った豪華なセットだった。
最初に天海さんの声が聞こえてきて立ち姿が見えたときには
思わず、かっこいい・・・って声が出ちゃった。
立ち姿も剣さばきも男前。
海賊服がかっこよすぎ。
わたし裾ひるがえし系に弱い。
ほれてまうやろー。
踊りが、上手っていうよりもキレイ。
足の上げ方とかキレがある。
べらんめいな口調も決まってるし。
アンヌ女王のお披露目舞踏会でのスローモーションの動き、
さすが新感線、すばらしい。
ドレスが破れたあとのフラメンコがサイコーだったよ。
白いドレス着せられてるときは、ちぐはぐでオカマっぽくて笑ってしまうけど、
深紅のドレス姿になるとガラっと雰囲気が変わっていたなー。
海賊軍と闘うときの軍服みたいなカッコもたまらん。
この戦闘のシーン、バンドの重低音が響いて
動きもスピーディーですっごくカッコよかった。
戦いが終わって、シャルル王子(浦井さん)のお付の者ピエール(河野さん)が
アンヌの着替えを手伝うシーンがあったんだけど、
その役わたしにやらせろーみたいな。
オスカル様をしたうロザリー気分ですよ。
アンヌが斬首になりそうになったりと、とっても『ベルバラ』っぽかったよね。
磔になってるとき、アンヌさん肩チラ見せ。
思わずオペラグラス覗いちゃったよ。
アンヌが客席から登場するところがあるんだけど、
けっこう近い位置で観られて。
美しかったー。
通路を歩くとね、そのまわり席の人がみんな天海さんに釘付けになってたよ。
天海さんのキレイさは、キラっキラというよりは
凛とした、すっとした美しさだなって思う。
古田さんの五右衛門、海賊軍をまとめて闘うってなるところとか
かっこえー。
あの変わり身シーンは爆笑。
最後はアンヌを助けにくるんでしょーって分かっていても、
ジャーンっと登場するところは“待ってましたー、いよっ、五右衛門っ”って感じで
気持ちいいー。
まさか右近さんに変わり身していたとは。
まさか、天海さんが古田さんと一緒に馬をかぶるとは思わなくって笑えた。
脱いだ馬自分らで片してるし。
そのあとの見えを切るとこが最高にかっこいい、爽快感。
そう言えば、アンヌが王様のイスに座るとこ、モンゴル展で見た王座みたいなを
思い出してしまった。
さらに、あまみんのくちから“エルドラド”って聞くとはー。
ヘンなとこに反応。
アンヌの“言うことが下品でも生き方が下品よりはいい”ってセリフ好きだ。
わたしたちの大好きな橋本じゅんさん
今回はいつもにましてキョーレツなキャラだった。
ドレス3種類っくらい着てたよね。
“ヒゲのはえたスーザンボイル”ってのがおかしかったー。
じゅんさんがフック船長を演じる『ピーターパン』観に行こうっと。
さやっ。も出るしね。
さやっ。と言えば、ブログを読んですっかりごひいきになったんだけど、
観るのは初めて。
出てきたときのあのキラキラ感ったら。
ポニーっていう役のせいもあるけど、ほんっとーにかわいくて。
親戚の家とかにあったようなフランス人形みたいだった。
かわいらしー声なのにカツゼツ良いし、声の通りもよかったな。
歌い方とか、声とか、やっぱ聖子ちゃんの娘さんなんだわーって思うとこあったな。
あーかわいかった。
山本太郎さんはドラマのイメージしかなかったけど、
思いのほか舞台が似合う方で歌も上手だった。
衣装をいちいちビラビラさせてしゃべるのがおかしかったー。
デスペラード豹之進ってもしや前作の江口っちゃんの役の息子って
設定なのかなー。
そうだとすると五右衛門の年齢設定ってどうなってんの?ってことなんだけど。
なんかそうかなーって。
『SEMPO』で妻役だった森奈さん。
最初出てきたときは誰だ?って分からなかったけど、
歌うとすぐに分かる。
あたりまえだけどやっぱりお上手。
SEMPO妻とは全然違くって、こういうハイテンションな役が似合っちゃってた。
役者さんなんだからあたりまえなんだけど、『蜘蛛女のキス』で知った
浦井健治さんも雰囲気が全然違う。
同じ人っすか?って感じ。
新感線は基本ストレートプレイだと思うけど、Rシリーズのときの
歌シーンはちゃんと聴かせるものになっているのがすごいなぁと思う。
そこに、さやっ。や森奈さん、浦井さんっていうミュージカル畑の人を
もってくることで質が高くなっているなぁって。
ほら貝や剣がマイクになるのが新感線流。
高田聖子さんはやっぱりさすが。
歌も踊りもサマになるなぁ。
かっこいい。
粟根さんは、今回はめずらしくいい人役なんだーと思ったら・・・
やっぱり違いましたかー。
パンチくらってフッ飛ぶのがすばらしかった。
このバカバカしさがいいんだよね。
最後までドキドキで、すかっと気持ちのいいエンディング。
楽しかったなー。
天海さんは最後は女王の赤いドレス姿だったんだけど
カテコには海賊服で出てきてくれてヨカッタ。
古田さんは高ゲタだった。
お約束の水吹きがいいねー。
カテコでの主演を迎えるところが大好き。
それにあの音楽、立たずにはいられない。
カテコは4回
2回目のとき天海さんと古田さんハグしてた。
『阿修羅城の瞳』のときも思ったけど、天海さんのお辞儀がすっごいキレイ。
もともと好きだったけど、さらに好きになってしまった。
命からがら逃げ伸びたさきに天海さんとキッカワが立っていたら、
天海さんに抱きつくわー。
って言ったら、それはナイでしょー、キッカワでしょー、って言われたけどね。
楽しかったなー。
もう1回観たい。
毎度思うけど、わたしも新感線に入りたーい。
@赤坂ACTシアター
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
作詞:森雪之丞
出演:古田新太・天海祐希・浦井健治・山本太郎・神田沙也加・森奈みはる
橋本じゅん・高田聖子・粟根まこと・藤木孝
上演時間3時間40分(休憩20分)
※ネタバレ有り
劇団☆新感線30周年、わたしが新感線に出会ってから9年
『薔薇とサムライ』は、新感線のいいとこどり。
愉快、痛快、爽快。
会場にあの重低音が響いて、発車のベルが鳴ると
もうそっから一気に新感線ワールド
今回はさらに映像を使った豪華なセットだった。
最初に天海さんの声が聞こえてきて立ち姿が見えたときには
思わず、かっこいい・・・って声が出ちゃった。
立ち姿も剣さばきも男前。
海賊服がかっこよすぎ。
わたし裾ひるがえし系に弱い。
ほれてまうやろー。
踊りが、上手っていうよりもキレイ。
足の上げ方とかキレがある。
べらんめいな口調も決まってるし。
アンヌ女王のお披露目舞踏会でのスローモーションの動き、
さすが新感線、すばらしい。
ドレスが破れたあとのフラメンコがサイコーだったよ。
白いドレス着せられてるときは、ちぐはぐでオカマっぽくて笑ってしまうけど、
深紅のドレス姿になるとガラっと雰囲気が変わっていたなー。
海賊軍と闘うときの軍服みたいなカッコもたまらん。
この戦闘のシーン、バンドの重低音が響いて
動きもスピーディーですっごくカッコよかった。
戦いが終わって、シャルル王子(浦井さん)のお付の者ピエール(河野さん)が
アンヌの着替えを手伝うシーンがあったんだけど、
その役わたしにやらせろーみたいな。
オスカル様をしたうロザリー気分ですよ。
アンヌが斬首になりそうになったりと、とっても『ベルバラ』っぽかったよね。
磔になってるとき、アンヌさん肩チラ見せ。
思わずオペラグラス覗いちゃったよ。
アンヌが客席から登場するところがあるんだけど、
けっこう近い位置で観られて。
美しかったー。
通路を歩くとね、そのまわり席の人がみんな天海さんに釘付けになってたよ。
天海さんのキレイさは、キラっキラというよりは
凛とした、すっとした美しさだなって思う。
古田さんの五右衛門、海賊軍をまとめて闘うってなるところとか
かっこえー。
あの変わり身シーンは爆笑。
最後はアンヌを助けにくるんでしょーって分かっていても、
ジャーンっと登場するところは“待ってましたー、いよっ、五右衛門っ”って感じで
気持ちいいー。
まさか右近さんに変わり身していたとは。
まさか、天海さんが古田さんと一緒に馬をかぶるとは思わなくって笑えた。
脱いだ馬自分らで片してるし。
そのあとの見えを切るとこが最高にかっこいい、爽快感。
そう言えば、アンヌが王様のイスに座るとこ、モンゴル展で見た王座みたいなを
思い出してしまった。
さらに、あまみんのくちから“エルドラド”って聞くとはー。
ヘンなとこに反応。
アンヌの“言うことが下品でも生き方が下品よりはいい”ってセリフ好きだ。
わたしたちの大好きな橋本じゅんさん
今回はいつもにましてキョーレツなキャラだった。
ドレス3種類っくらい着てたよね。
“ヒゲのはえたスーザンボイル”ってのがおかしかったー。
じゅんさんがフック船長を演じる『ピーターパン』観に行こうっと。
さやっ。も出るしね。
さやっ。と言えば、ブログを読んですっかりごひいきになったんだけど、
観るのは初めて。
出てきたときのあのキラキラ感ったら。
ポニーっていう役のせいもあるけど、ほんっとーにかわいくて。
親戚の家とかにあったようなフランス人形みたいだった。
かわいらしー声なのにカツゼツ良いし、声の通りもよかったな。
歌い方とか、声とか、やっぱ聖子ちゃんの娘さんなんだわーって思うとこあったな。
あーかわいかった。
山本太郎さんはドラマのイメージしかなかったけど、
思いのほか舞台が似合う方で歌も上手だった。
衣装をいちいちビラビラさせてしゃべるのがおかしかったー。
デスペラード豹之進ってもしや前作の江口っちゃんの役の息子って
設定なのかなー。
そうだとすると五右衛門の年齢設定ってどうなってんの?ってことなんだけど。
なんかそうかなーって。
『SEMPO』で妻役だった森奈さん。
最初出てきたときは誰だ?って分からなかったけど、
歌うとすぐに分かる。
あたりまえだけどやっぱりお上手。
SEMPO妻とは全然違くって、こういうハイテンションな役が似合っちゃってた。
役者さんなんだからあたりまえなんだけど、『蜘蛛女のキス』で知った
浦井健治さんも雰囲気が全然違う。
同じ人っすか?って感じ。
新感線は基本ストレートプレイだと思うけど、Rシリーズのときの
歌シーンはちゃんと聴かせるものになっているのがすごいなぁと思う。
そこに、さやっ。や森奈さん、浦井さんっていうミュージカル畑の人を
もってくることで質が高くなっているなぁって。
ほら貝や剣がマイクになるのが新感線流。
高田聖子さんはやっぱりさすが。
歌も踊りもサマになるなぁ。
かっこいい。
粟根さんは、今回はめずらしくいい人役なんだーと思ったら・・・
やっぱり違いましたかー。
パンチくらってフッ飛ぶのがすばらしかった。
このバカバカしさがいいんだよね。
最後までドキドキで、すかっと気持ちのいいエンディング。
楽しかったなー。
天海さんは最後は女王の赤いドレス姿だったんだけど
カテコには海賊服で出てきてくれてヨカッタ。
古田さんは高ゲタだった。
お約束の水吹きがいいねー。
カテコでの主演を迎えるところが大好き。
それにあの音楽、立たずにはいられない。
カテコは4回
2回目のとき天海さんと古田さんハグしてた。
『阿修羅城の瞳』のときも思ったけど、天海さんのお辞儀がすっごいキレイ。
もともと好きだったけど、さらに好きになってしまった。
命からがら逃げ伸びたさきに天海さんとキッカワが立っていたら、
天海さんに抱きつくわー。
って言ったら、それはナイでしょー、キッカワでしょー、って言われたけどね。
楽しかったなー。
もう1回観たい。
毎度思うけど、わたしも新感線に入りたーい。