@サントリー美術館
金曜仕事帰りのサントリー美術館
空いているから静かで落ち着く。
和ガラスってことで、宴を飾るガラスの器や
生活を彩る身だしなみの和ガラスたち。
ものっすごーいキレイだった。
どっしりとあたたかみがあるのが陶器なら、
きりっと澄んだ緊張感があるのがガラスって思う。
繊細な感じ。
だいたい江戸中期から後期の頃のものなんだけど、
どれもこれも色味がキレイで。
いちばんココロひかれたのが紫。
ふだん紫のガラス食器を使うことってあんまりないよね。
小鉢やお皿や脚付杯は、ふだん使いでお酒をいただいたりしたら
さぞやうまかろう。
たくさんの江戸風鈴が吊るされていたところも壮観。
涼感たっぷり。
風鈴で涼を感じるって粋だなぁ。
江戸時代にこんなものあったんだーっていうのが、
ビーズ細工をあしらった重箱
かっわいいビーズなの。
他にはガラス棒を使った鳥かごとか。
かんざしや、書道のお道具。
書道道具は、小さなつい立みたいなのがあって、
何に使うんだろーって思ったら、硯にほこりが入らないようにするものだって。
ガラスのお箸はホント華奢で。
お茶会のときのお菓子のとりわけに使ったんじゃないかって。
あえてそこにガラスを使うところに、風情っていうか趣きを感じるなぁ。
洒落たゼイタク。
キレイだった。
一週間の浄化完了。
ところで、サントリー美術館の展示ってポストカードになってる種類が少ないような・・
図録を買わせるためかなー。
図録欲しくなったけど、買わないよ。
高いし、重いし、かさばるし。
結局見ないしね。
だからフライヤー、チケットと一緒にファイルできるポストカードが
いいのにな。
江戸博の龍馬展はいつ行こうかなっと。