ココロの手帳にメモっとこう

楽しかったこと
うれしかったこと
忘れたくないから心の手帳にメモしておこう

『さくらん』

2007-03-07 23:15:42 | └映画のこと
@シネ・リーブル池袋

監督:蜷川実花
原作:安野モヨカ
出演:土屋アンナ・椎名桔平・成宮寛貴・木村佳乃・菅野美穂・安藤政信
   夏木マリ・石橋蓮司
上映時間:111分

江戸の遊郭・吉原に8歳で売られたきよ葉(土屋アンナ)
吉原の女の世界から逃れようとしながら、
初めての客をとり、初めての恋に傷つき
いつしか吉原一の花魁日暮(ひぐらし)として名をはせる。
それでも求めたものは桜の花の咲く外の世界。

売れっ子の花魁になって、お侍さん(椎名桔平)に見初められ妻として
身請けされようとしながらも、幼い頃から自分のそばにいた
廓の店番(安藤政信)との純粋な思いのために全てを捨てて
吉原から外の世界へと出て行くという分かりやすいハッピーエンドなお話。
吉原、花魁というと劇団☆新感線の『吉原御免状』を思い出すので
こんなふうなハッピーエンドはちょっと物足りないというか
その世界にはきっともっといろんなものが渦巻いていて
そんなに簡単に幸せになんてなれないんじゃないかと
ストーリーとしてはちょっと物足りないところも
あるんだけど、蜷川実花の創り出す極彩色の世界にひきこまれる。

吉原でしか生きられない女郎をガラス鉢の中でしか生きられない金魚に
なぞらえ、廓の部屋の中や吉原への門などに金魚が映し出される。
大門の柱の中をひらひらと泳ぐ金魚の映像はなんとも斬新。
これが蜷川カラーなんだろうなぁという極彩色。
最近はやりの“きいちのぬり絵”に、どこか外国製の奇抜な色味のクレヨンで
色をつけたみたいな感じ。
床の間や部屋に飾られている花も大胆で美しい。
着物がキレイだったなぁ。
ラストの一面の菜の花とどこまでも続く桜は見事。

きよ葉を演じる土屋アンナさんはちょっとハスっぱな感じが
似合っていたし、菅野美穂さんはきれいだったー。
夏木マリさんの女将はさすが。
途中ちょっとっと出ていた小栗旬くんとガレッジセールのゴリは
見逃さなかったけど、忌野清志郎さんは気付かなかったー。
あと小泉キョンキョンも1シーン出ていたな。

ストーリー重視ではなく、映像で魅せる映画
その時代を忠実に再現していなくてもその時代に興味を持たせるような
そんな映画。

さくら さくらん おいらん

これから桜の咲くこの時期に観るのはいいかも。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« CMキター | トップ | 路地裏ダイアモンド散歩・港... »
最新の画像もっと見る

└映画のこと」カテゴリの最新記事