@東京国立博物館
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閉期間近だけど、夜だしーと金曜夜に行ったら
甘かった・・・
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すっごく混んでいた。
チケット売り場に行列ってだけで驚いたけど、
入場制限もしていて、チケット買って入るのに20分くらいかかった。
世の中にはこんな伊仏像好きがいるんだねー。
わたしは、仏像見るのは好きだけど、マニアってことではなくて。
基本がミーハーなので、国宝が見たい!ってところ。
国宝だよ?国の宝だよ?
見せていただけるなら見ましょうっ!てくらい。
もちろんの会場内も混んでいた。
阿修羅像様付近なんてもうハンパない、ライブハウスばりの混雑ぶり。
人がぎゅうぎゅうで近寄れない
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最前どころか正面に立つのもままならない。
係員の方も、立ち止まらずにお進みくださーい、ってがんばっているけど
聞きゃしないって感じで。
これ、スペイン坂方式で見せればいいのにーとか思ってしまった。
そんな感じで、ちゃんと向き合ってお目にかかるって感じではなかったけど、
阿修羅像様は、人波のなかひっそりとたたずんでいらっしゃった。
思ったよりも小さいなーというのが印象。
華奢。
これが“イケメン”と言われている、国宝修羅像ですか。
1300年前に造られたっていうのがすごいな。
どうせ千年もない人生さーじゃないけど、千年という時間の流れは
想像もつかない。
今のこの時代に生まれたもので、千年後もかわらず人々に
感動ややすらぎを与えられるものってあるのかなって思う。
そもそも千年後に地球があるかどうかも分からないもんね。
わたしはこの阿修羅様より、どっちかっていうと
第2会場でひときわ存在感をはなっていた四天王立像が印象的だった。
怒りの表情なんだけど、きっとその表情にも何らかの意味があるんだろうなぁ。
仏像のことはよく分からなくても、その前に立ってみたときの
静かな雰囲気がなんとも好き。
観たいと思ったものは、早いとこ観ておくベシ。